A それが何だってんだ!野球が開幕しようが組合には関係ない!デカい声を出すな!耳があるんだ!テンプレどおりにはしゃぎ散らしやがって、それしかできねえのかこの野郎!俺を何だと思ってる!
B OK!(ズドンッ!)
A ウワァッ・・・Zzz
-第四アリーナ-
「あら一夏さんにラウラさん。どうしてこちらに?」
「コイツがISの(燃費の良い)乗り方を教えてくれるんだ。」
「それは私達にはできんだろ?」
「そういうわけで、シャルロットちゃんにセシリアちゃん。『シューターフロー』で円状制御飛行やって見せてよ。」
「朝飯前ではありますけど・・・?」
「?別に構いませんが、(燃費の良い乗り方に)関係しませんわよ?」
「一夏君の成績を見せてもらったんだけど・・・射撃はあまりよくないのよね。」←ソレを千冬が付けたって知らない
「このところ射撃する機会がなかったからな。」
「だから、敢えて至近距離で――」
「ニッコリ笑って撃つのですわ。」
「・・・え?」
「違いまして?」
「いや、合ってるわよ・・・。」
「「「???」」」
「・・・あ、始めてくれる?」
「分かりました。」
「では、参りますわよ。」
シュゴォォォォォォッ・・・
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!←高速シューターフロー
「!?」
「アレをすれば(燃費が)良くなるのか?」
「え?・・・えぇまあ・・・?」
「セシリア!シャルロット!いいぞ。」
ヒューウゥゥゥン・・・
「減りは?」
「早いですわね。」
「本当に(燃費が)良くなるのか?」
「?それは保証するわ。じゃあ、始めましょ。」
シュゴォォォ・・・
「そうね。さっき実演してもらった通り、バルーンを周回してもらうんだけど・・・流石にアレをやってもらうのは無理だから、手始めに1秒に大体1周の速さで回ってもらおうかしら。」
「1秒に1周?無茶言うな、そんなに速くは飛べん。」
「いいからやるの。早く!」
シュゴォォォォォォッ・・・
「もっと!」
「全開だ!(エネルギー切れで)落とす気か!?」
「ISは君が思ってるほど柔じゃないわよ。」
「だが、限界を超えてまで飛べるガッツはない!もう半分を切ったぞ!」
「まだ10周としてないのにそんなわけ・・・あれ!?」
「分かったか!コイツの極悪燃費が!トビウオでももっと飛べるのによぉ!」
「あれ?もしかして乗り方って・・・。」
「燃費向上の方法だ!それ以外にあるのか?」
「」
「帰らせてもらう。」
「あ!待って!」
「もう会うことはないでしょう。」
-翌日の放課後、1025号室前-
〈あぁ、疲れた。風呂入って飯に行くか。〉
ピタッ・・・
〈・・・何かいるな。〉
ギュッ
ガチャッ
「お帰りなさい。お風呂にします?ご飯にします?それ――」
「何をしているんだ?更識?」
「お、織斑先生!?」
「その格好は何だ?今すぐ男子生徒の部屋への侵入罪で生徒指導室に――」
「失礼しました!!」
バシューーンッ!
「・・・。」
ヌギッ
「・・・アイツの家は本当に暗部か?」
-1時間後-
ガシャァァァァァァァン!!
「更識、窓を破るのは止めろ。ガラスが勿体ない。」
「そこ!?突っ込むところそこ!?」
「何だ?天井裏から入るのが普通のヤツを紹介してやろうか?」
「いや結構、遠慮しと――」
「一夏、麦茶ある?」
「ホラよ!」
「あんがと。」
ガタッ・・・・・
「今のだ。」
「足音しなかったけど?」
「クソうるさいだろ。」
「」
「おっと、もう一人来客だ。」
ガチャッ!
「一夏!差し入れにチーズとペパロニの・・・何だ、そいつは?」
「丁度良いところに来た。コイツを追い払うのを手伝ってくれないか?」
「あら?私に勝てるかしら?」
「チェェェェス――」
「待て箒、ラウラから聞いてないのか?」
ピタッ!
「危ないとこだった。」
「隙あり♪」
ゴッ【1999/2000】
【4500/5000】
「避ける分は問題ないぞ。寧ろ避けてやれ。手を痛めたみたいだ。」
「そうか、では次からはそうしよう。」
「このピザ美味しいわね。」
「ピザだぁ!?ピッツァだ!この馬鹿!!!ヴァカ女!マヌケぇい!」
「ところっで、話って何だ?ピッツァ食うための嘘だったら只じゃすまさねえぞ?」
「赤椿のこ――」
シュカッ!!!バシッ!
「止めろ!
「そうか・・・。」
チンッ・・・
「それで聞きたいんだけど、ワンオフ・アビリティの絢爛舞踏って発動させたことある?」
「ないな。」
「使う機会なんかあったか?」
「いや、IS自体必要ないな。今なら、福音ぐらい地上から始末できる。」
「」
「さて、飯も食ったし帰るとするか。」
「あぁ、また明日。」
ガシッ
「ちょ!?放してぇぇぇぇ!!!」
ズルズル・・・ガチャ・・・
「また来――」
バタンッ!
「・・・。」
「と見せかけての!」
「除湿されてえか!」
「わぁ!待って!止めて!これ水でできた分身だから!!」
「じゃあ黙ってろ。」
「・・・。」
「・・・。」
「そこは黙るのかよとか言わな――」
Pi☆
「あぁ!?水分が抜けちゃ・・・。」
スー・・・
「これで静かになった。」
ガタッ!←天井板外し
「何で除湿するのよ!」
「!?何処で習った!」
「MAD版を読んだのよ。」←メタいんだよ!
「お前、案外頭良いな。」
「でしょ?そこでお願いがあるんだけど・・・。」
「(天井裏をマスターするとは)気に入った。一つだけ聞いてやろう。」
「上手いと評判のマッサージをお姉さんにしなさい!」
「・・・そこに寝ろ。」
「はーい!」
ドベキシッ「オフィッ・・・・・。」【1/5000】
「・・・は!私いつの間に寝てたの!?」
「始めたら直ぐにコロッと逝ったよ?」
「あらそう・・・?」
-翌日、昼、1組の教室-
「一夏君!お昼作ってきたわよ!」
トンッ
「重箱五段?前菜か?」
「え?いや、メインというかお弁当・・・。」
「そうか。いや、気にするな。」
「・・・?ところで何か避けられているのは気のせい?」
「お前に触れて倒れられでもしたら、生徒会長をしなくちゃならんから離れてるんだろ?・・・違うか?」
「「「それ以外にあると思う?」」」
「な。」
「」
「では、いただきます。」
パクッ・・・
「どう?美味しい?」
「あぁ、上出来だよ。・・・俺に比べりゃまだまだだがな。」
「・・・あら、箒ちゃん。はい、あーん。」
パクッ・・・
「どう?美味しいでしょ?」
「あぁ、確かに上手いな。・・・だが私ほどではない。」
「・・・みんなも食べる?」
「「「・・・。」」」
「安心しろ。当たったぐらいじゃ生徒会長を押しつけられることはない。」
「じゃあ、一口。」
「返事を聞くのが怖いんだけど・・・美味しい?」
「「「あぁ、美味いな。だが、織斑君や篠ノ之さんに比べりゃ、足下にも及ばない。」」」
次話を見つけたらハイパーリンクに狙いを付ける。伏兵に気を付けろ。感想はこう、読んだらすぐスライドを。後はボタンを押すだけで(ズドーン!)