IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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(次話を)無事取り戻したければ俺たちに協力しろ、OK?
OK!(と、言われる前に次話投稿)


第21話 敵が変わる人達

- 休憩時間、IS学園、廊下 -

 〈くそっ、何でトイレが近くにないんだ・・・。あれは・・・。〉←トイレ帰り

 「教官!何故こんな所で教師を!大佐もです!」

 「ラウラ、何度も言わせるな。私は教官ではないし、一夏も大佐ではない。それに、日本で静かに暮らすつもりだからだ。ま、ドイツの軍より賑やかなことは否定しないがな。」

 「あなた方は、こんな極東の地に何の役目があるというのです!」

 「何もない。」

 「大佐!!・・・お願いです。教官、大佐。我が隊、シュヴァルツェ・ハーゼにもう一度ご指導を!ここにいては、あなた方の能力は生かされません!」

 「「何故だ?」」

 「この学園の生徒は、皆カカシです!あなた方と釣り合う人間ではないのです!ISをファッションか何かと勘違いしているカカシ如きに、あなた方の時間を割くだけ無駄d――」

 「それ以上喋ってみろ。口を縫い合わすぞ。」

 「!!」

 「きょ、教官、わ、わt――」

 バシィン!

 「教官ではない。先生だ。・・・授業が始まる。さっさと教室へ戻れ。」

 「ま、まだ話g――」

 ドベキシ【1/8000】

 「オフゥイ・・・。」

 「子ウサギを黙らせるには、この手に限る。」

 「すまん、一夏。」

 ヒョイ←ラウラ回収

 「・・・気にするな。遅かれ早かれ、けじめを付ける必要があった。その時期が近付いてきただけだ。シュヴァルツェ・ハーゼに俺達の良い印象を植え付けすぎた。ラウラの今の発言だって、俺達のせいだ。」

 「あぁ。・・・織斑、時間がない。急いで教室に戻れ。()()()走るなよ。OK?」

 「あぁ、分かっている。」

 ダッ!←壁ダッシュ

 

- 20分後 -

 〈・・・んん。・・・!!い、いかん。私としたことが。教官は・・・、教官と大佐と何か話していた気が・・・。いや、思い違いか・・・。〉

 

 

 

- 放課後 -

 「やっぱり、一夏達が居ないとアリーナが静かね。」

 「えぇ、そうですわ。慣れたと言っても、やはり毎日、あの2人がいては、気が休まりませんわ。」

 「それにしても・・・静かね。」

 「えぇ、よく音が聞こえますわ。例えば、こちらに照準を合わせている音とか。」

 ドンッ!

 「ラウラ・ボーデヴィッヒ・・・。ドイツの子ウサギがあたし等に、何のよう?」

 「中国の甲龍、英のブルー・ティアーズ・・・。っは、データで見た時はどれ程強いのかと思ったが、実物はEOS並だな。」

 「はぁ?何言ってんの?カタログスペックなんて、下駄履かしてるからスペック高くてなんぼでしょ?」

 「その程度のこともご存じないなんて、ドイツの軍はさぞかし世間を知らないのですわね。あ、失礼しましたわ。ドイツは完璧主義ですから、誤魔化すことなど、なさいませんものね。」

 「ふん、口の利き方を覚えるんだな、数が取り柄の国と、古いだけが取り柄の国にはトーシローしか居ないようでがっかりだ。」

 「セシリア、じゃんけんしよ。勝った方が行く、いい?」

 「えぇ、良いですわ。」

 「は!舐められたものだ。2人がかりで掛かっt――」

 「「最初はグー。」」

 「聞けぇ!」

 ドォン!←レールガン

 「!?」←躱された

 「「じゃんけんPON☆!」」

 「っく!コケにしやがって!」

 「あ、負けちゃったわ。」

 「おほほほほ、私の勝ちですわ!では、私がお相手いたします!」

 「怖いのか中国?」

 「怖がってんのは、アンタでしょ?ら・・・何とかウサギ。」

 「ラウラだ!2人まとめて掛かってこい!」

 「はー。面倒くさいですが、仕方ありません。鈴さん、2人で行きましょう。」

 「OK。」

 

 ドン、ビシューン!【16011/24000】

 「っく!!」

 「あらぁ!?先程までの威勢はどちらに?」

 「止めなよ、セシリア。みっともないから。所詮ウサギよ。」

 「ふざけやがって!来い、ポンコツ!」

 「お黙りなさい!まな板!」

 ドゴン!【26000/27000】

 「な!り、鈴さん?何を!!」

 「ふふふふ・・・。誰がまな板、貧○だぁ!?」

 「あ、貴方に言った記憶は・・・、っく!!」

 「ハッハッハ!よくも言ってくれたな!イギリス!」

 「キャァァァァー!」

 

 「り、鈴さん!落ち着いて下さいませ!」

 「地獄へ堕ちろ!巨*!」

 ドン!【1200/27000】

 「っく!」

 「良い働きだったぞ。中国。」

 ドン、ドン、ドゴゴォン!【1100/16000】

 「っな、小ウサギ!アンタ、裏切る気!?」

 「裏切る?手を組んだ覚えはないぞ!」

 ドドドドォォォォン・・・・・

 

- アリーナ、観客席入り口 -

 〈賑やかだな、一夏達、もう始めてるn――〉

 「シャルル、良いところにいた。今から特訓をしようと・・・。賑やかだな。見てみるか。」

 「・・・!!い、一夏あれ!」

 「鈴、セシリア。・・・ラウラに負けるようでは、話にならんぞ。」

 「い、いや、そんな呑気なこと言ってる場合!?」

 「安心しろ、怪我は寝れば――」

 「直らないこともあるから!急いで助けなきゃ!」

 「必要ない。」

 「何で!」

 「見てろ。」

 ゴソゴソ、スッ

 「何それ?」

 「スイッチだ。」

 「スイッチ?」

 「あぁ。」

 「どうするの?」

 「押す。・・・・・行け!」

 チュドォォォォォォォォォォン!【12000/15000】

                【2213/24000】

 「!?」

 「・・・クレイモアにしてはイマイチだな。」

 「い、イマイチ!?オーバーキルだよ!!グランド凹んだし!!って、言うか、何時の間に仕掛けたの!?」

 「あれは、シャルルの来る前のことだ。知らなくて当たり前だ。」

 「いや、だから何時!?」

 「このアリーナでの授業で、俺がグランドを凹ませた。その時、かさ増しするのに。」

 「一夏は、テロリストか何か!?普通じゃなくても、かさ増しに火薬は使わないよ!」

 「俺が見間違えたんだ。袋には砂利って書いてあった。だが、正確には砂利型爆弾だった。気が付いた時には埋めた後で、掘り起こすのは無理だったんだ。」

 「だからって埋めっぱなしはマズイよ!」

 「大丈夫だ、今ので使い切った。」

 「そう言うことじゃないよぉ・・・。」

 「説教なら、後で聞く。ラウラが退く。鈴とセシリアを助けに行くぞ。」




(次話を)追ってくるぞあの読者。
構わん!(腹筋を)撃ち殺せ!

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