OK!(と、言われる前に次話投稿)
- 休憩時間、IS学園、廊下 -
〈くそっ、何でトイレが近くにないんだ・・・。あれは・・・。〉←トイレ帰り
「教官!何故こんな所で教師を!大佐もです!」
「ラウラ、何度も言わせるな。私は教官ではないし、一夏も大佐ではない。それに、日本で静かに暮らすつもりだからだ。ま、ドイツの軍より賑やかなことは否定しないがな。」
「あなた方は、こんな極東の地に何の役目があるというのです!」
「何もない。」
「大佐!!・・・お願いです。教官、大佐。我が隊、シュヴァルツェ・ハーゼにもう一度ご指導を!ここにいては、あなた方の能力は生かされません!」
「「何故だ?」」
「この学園の生徒は、皆カカシです!あなた方と釣り合う人間ではないのです!ISをファッションか何かと勘違いしているカカシ如きに、あなた方の時間を割くだけ無駄d――」
「それ以上喋ってみろ。口を縫い合わすぞ。」
「!!」
「きょ、教官、わ、わt――」
バシィン!
「教官ではない。先生だ。・・・授業が始まる。さっさと教室へ戻れ。」
「ま、まだ話g――」
ドベキシ【1/8000】
「オフゥイ・・・。」
「子ウサギを黙らせるには、この手に限る。」
「すまん、一夏。」
ヒョイ←ラウラ回収
「・・・気にするな。遅かれ早かれ、けじめを付ける必要があった。その時期が近付いてきただけだ。シュヴァルツェ・ハーゼに俺達の良い印象を植え付けすぎた。ラウラの今の発言だって、俺達のせいだ。」
「あぁ。・・・織斑、時間がない。急いで教室に戻れ。
「あぁ、分かっている。」
ダッ!←壁ダッシュ
- 20分後 -
〈・・・んん。・・・!!い、いかん。私としたことが。教官は・・・、教官と大佐と何か話していた気が・・・。いや、思い違いか・・・。〉
- 放課後 -
「やっぱり、一夏達が居ないとアリーナが静かね。」
「えぇ、そうですわ。慣れたと言っても、やはり毎日、あの2人がいては、気が休まりませんわ。」
「それにしても・・・静かね。」
「えぇ、よく音が聞こえますわ。例えば、こちらに照準を合わせている音とか。」
ドンッ!
「ラウラ・ボーデヴィッヒ・・・。ドイツの子ウサギがあたし等に、何のよう?」
「中国の甲龍、英のブルー・ティアーズ・・・。っは、データで見た時はどれ程強いのかと思ったが、実物はEOS並だな。」
「はぁ?何言ってんの?カタログスペックなんて、下駄履かしてるからスペック高くてなんぼでしょ?」
「その程度のこともご存じないなんて、ドイツの軍はさぞかし世間を知らないのですわね。あ、失礼しましたわ。ドイツは完璧主義ですから、誤魔化すことなど、なさいませんものね。」
「ふん、口の利き方を覚えるんだな、数が取り柄の国と、古いだけが取り柄の国にはトーシローしか居ないようでがっかりだ。」
「セシリア、じゃんけんしよ。勝った方が行く、いい?」
「えぇ、良いですわ。」
「は!舐められたものだ。2人がかりで掛かっt――」
「「最初はグー。」」
「聞けぇ!」
ドォン!←レールガン
「!?」←躱された
「「じゃんけんPON☆!」」
「っく!コケにしやがって!」
「あ、負けちゃったわ。」
「おほほほほ、私の勝ちですわ!では、私がお相手いたします!」
「怖いのか中国?」
「怖がってんのは、アンタでしょ?ら・・・何とかウサギ。」
「ラウラだ!2人まとめて掛かってこい!」
「はー。面倒くさいですが、仕方ありません。鈴さん、2人で行きましょう。」
「OK。」
ドン、ビシューン!【16011/24000】
「っく!!」
「あらぁ!?先程までの威勢はどちらに?」
「止めなよ、セシリア。みっともないから。所詮ウサギよ。」
「ふざけやがって!来い、ポンコツ!」
「お黙りなさい!まな板!」
ドゴン!【26000/27000】
「な!り、鈴さん?何を!!」
「ふふふふ・・・。誰がまな板、貧○だぁ!?」
「あ、貴方に言った記憶は・・・、っく!!」
「ハッハッハ!よくも言ってくれたな!イギリス!」
「キャァァァァー!」
「り、鈴さん!落ち着いて下さいませ!」
「地獄へ堕ちろ!巨*!」
ドン!【1200/27000】
「っく!」
「良い働きだったぞ。中国。」
ドン、ドン、ドゴゴォン!【1100/16000】
「っな、小ウサギ!アンタ、裏切る気!?」
「裏切る?手を組んだ覚えはないぞ!」
ドドドドォォォォン・・・・・
- アリーナ、観客席入り口 -
〈賑やかだな、一夏達、もう始めてるn――〉
「シャルル、良いところにいた。今から特訓をしようと・・・。賑やかだな。見てみるか。」
「・・・!!い、一夏あれ!」
「鈴、セシリア。・・・ラウラに負けるようでは、話にならんぞ。」
「い、いや、そんな呑気なこと言ってる場合!?」
「安心しろ、怪我は寝れば――」
「直らないこともあるから!急いで助けなきゃ!」
「必要ない。」
「何で!」
「見てろ。」
ゴソゴソ、スッ
「何それ?」
「スイッチだ。」
「スイッチ?」
「あぁ。」
「どうするの?」
「押す。・・・・・行け!」
チュドォォォォォォォォォォン!【12000/15000】
【2213/24000】
「!?」
「・・・クレイモアにしてはイマイチだな。」
「い、イマイチ!?オーバーキルだよ!!グランド凹んだし!!って、言うか、何時の間に仕掛けたの!?」
「あれは、シャルルの来る前のことだ。知らなくて当たり前だ。」
「いや、だから何時!?」
「このアリーナでの授業で、俺がグランドを凹ませた。その時、かさ増しするのに。」
「一夏は、テロリストか何か!?普通じゃなくても、かさ増しに火薬は使わないよ!」
「俺が見間違えたんだ。袋には砂利って書いてあった。だが、正確には砂利型爆弾だった。気が付いた時には埋めた後で、掘り起こすのは無理だったんだ。」
「だからって埋めっぱなしはマズイよ!」
「大丈夫だ、今ので使い切った。」
「そう言うことじゃないよぉ・・・。」
「説教なら、後で聞く。ラウラが退く。鈴とセシリアを助けに行くぞ。」
(次話を)追ってくるぞあの読者。
構わん!(腹筋を)撃ち殺せ!