「ワッハッハッ!」
「いいぞ」
「どうしてこんなことするの!?」
「一口では言えん。とにかく読め」
「無理よ、そんなの、読み始めてまだ5行と経ってないのよ」
「・・・6行目だな。」
- 夜、1025号室 -
〈はー・・・。疲れた・・・。あ、そうか。一夏は暫く帰ってこないし、シャワーでも浴びてこよう。〉
- その10分後、職員室にて -
「はい、以上で終わりです。」
「・・・これだけか?」
「はい、そうです。お疲れ様でした。」
「何で、今日なんだ?明日の昼休憩でも出来るのに。」
「私の机の上がスッキリするからです!」
「ふざけy「あぁ、山田先生。よかった。この書類を頼m・・・一夏!?」・・・ふざけやがってぇ!!」
「ま、待て、酒は飲んでない!!」
ズドドォオンッ!←クーゲルシュライバー・ドイツ・ヴェルフェン*訳:ボールペン
「これで腐った思考も抜けるだろう。」
「まだ、誰か中にいるのか?」←鍵係
「死体だけです。」
チラッ
「よし、閉めよう。」
「(手間を取らせて)すまないと思っている。」
- 2分後、1025号室 -
「ただいま。・・・いないのか?」〈まあいいか。さて、ひとっ風呂・・・シャルルが入っているのか。仕方ない、待つか。〉
- 更に20分後 -
ガチャ←風呂のドア
〈ふー、サッパリした。〉
「良い胸筋だ。何処で鍛えた。」
「え~違うよ。これは胸筋じゃなくて、○首d・・・・・、って、えぇぇぇぇぇぇ!?い、いつ帰ってきたの!?」〈し、しまった・・・。こんな格好を見られたら・・・。〉
「シャワーは終わりか?よし、ひとっ風呂浴びてくる。」
〈ど、ど、どうしよう・・・。〉
ガチャン
〈・・・え?無視!?〉
- 5分後 -
『あ!!』
ビクッ!「!?」
ガチャ
「シャルル、すまないがタンスの中から石鹸を取ってくれ。」←何でタンスに仕舞う?
「え?あ、いいよ。・・・はい。」
「ありがとう。」
バタン
「・・・。」
『あ!!』
ビクッ!「!?」
ガチャ
「シャルル、タオルを落とした。すまないが、棚からタオルを出して貰えないか?」←タオルと石鹸逆でしょ
「あ、いいよ。・・・はい。」
「ありがとう。」
バタン
「・・・。」
- 3分後 -
ガチャ
「なあ、シャルル。今、体を拭いていて気が付いたんだが、お前のこの辺り・・・(胸筋ピクピク)に付いているのは胸筋ではなく鈴にはないアレか?(・・・ん?)」←遅い
「り、鈴?あ、凰さんか。・・・そ、そうだよ。」
「ならいいんだ。」
バタン
「・・・何がいいの!?」
ガチャ
「あー、サッパリした。よし、シャルル。飯食いに行こう。」
「あ・・・、いや、待って!」
「冗談だ、安心しろ。誰にも言わん。異性への擬装は、諜報の世界では古くから行われてきた。それを分かっているとは、デュノア社、やっぱり大したもんだよ。(・・・んん?)」
「流石だね一夏。その通りだよ・・・。」
「目的は、これだろう。」←胸筋ピクピク
「ち、違うよ!そんなもの・・・いや、そんな言い方は失礼なんだけど、違うよ。僕が指示されたのは――」
「あぁ、
「だ か ら 違うって!!」
「ん、そうか。やはりこれだったか!」
デェェェェェェェン!←ロケットランチャー
「全然違う!!」
「・・・じゃあ、これか?」
「・・・何それ?」
「織斑千冬の(縫い合わされた)財布だ。」←何で持ってるんですかねぇ
「い、一夏、ふざけてるの?」←こめかみピクピク
「あぁ、そうだ。」
「はぁ・・・、僕が指示されたのは、白式のデータを盗んでくることだよ。」
「この近接だけが取り柄の
ポイッ
「!?わ、わ、わ、わぁ!!」←キャッチ
「それに、防弾チョッキの方が動きやすいしな!」
「だ、駄目だよ!持って帰るのはマズイんだ!それに、学年別トーナメントはどうするの!?」
「冗談だ。俺もそれぐらい分かってる。」
ヒョイ←白式回収
「安心しろ、
「・・・え?」
「特記事項第21だ。覚えてないのか?今すぐ見ろ。」
「あ、うん。・・・成る程。凄いね一夏は。55個全部覚えてるの?」
「当然だ。・・・何がおかしい?」
「いや、だって一夏、何時も筋力にものを言わせて押し通してるのに、こんなことを覚えてるなんて。ギャップが凄いよ。」
「2ヶ月もいれば、覚えられる。難しいことじゃない。・・・誰か来る。」
「え?」
ボフッ!←ベットに放り投げた
「ゲホッ。」
「静かにしてろ。」
ピンポーン、ガチャ
「一夏さん、いらっしゃいますか?入りますわよ?」←もう入ってる
「セシリアか。何のようだ。」
「一夏さん、夕食は摂られましたか?」
「いや、まだだ。」
「そうですか。よろしければご一緒しませんか?」
「あぁ、いいだろう。」
「あら?シャルルさんは?」
「セシリア、頼みがあるんだが、シャルルを起こさないでやってくれ。今日の訓練で死ぬほど疲れたんだ。」
「まぁ、そうでしたか。では、仕方ありません。私達だけで向かいましょう。」
「あぁ・・・、ちょっと待ってくれ。靴が違うんだ。」
「はい、分かりましたわ。」
「・・・シャルル、これ以降返事はするな。動くんじゃないぞ。誰か来ても、無視で良い。いいな。・・・・・待たせた。」
「では、行きましょう。」
カチャ・・・、ガチ←施錠
「優しいね、一夏・・・。」
- 30分後 -
ガチャ、バン!
「!?」
「おい、一夏、デュノア!いるか!?ペパロニのピッツァを作ってきたぞ!激旨だでぇ!」←箒*合鍵で入った
「・・・。」
「む、しまった。デュノアが寝ていたのか。起こすところだった。・・・また明日会おう。」
バタン、ガチャ
〈怖っ!何ここ!〉
- 更に30分後 -
ガチャ、ガチャ
「シャルル、出てきていいぞ。・・・何処のバカだ?ピザ頼んだのは。」←ピッツァです
「あ、一夏おかえり。それは篠ノ之さんが持ってきてくれたペパロニ?のピッツァよ。」
パカッ
「確かにペパロニだ・・・。!?ばれなかったか!?」
「うん、話し掛けられなかったよ。」
「ならよかった。・・・そうだ、シャルル。今、カタツムリを捕まえてきたんだが、食べるか?」
「食べないよ!エスカルゴじゃないし!それデンデンムシだし!(怒)第一、エスカルゴ嫌いだし!」
「そうか、違うのか。じゃ、捨てよ。」
ガラガラ、ポイッ
『ウーワァァァァァッァァ!!』←カタツムリ
ジャー←手洗い*除菌
「待ってろ、今(ピッツァを)暖める。」
「あ、ありがとう。」
チン
「どうぞ。」
「いただきます。・・・ん!美味しい!フランスのと味は違うけど、美味しい!篠ノ之さん、凄い!」
「よかったな。」
後にあのカタツムリは、セシリアに料理されたとかされなかったとか・・・。(なってたら恐怖)
「・・・なぁに?」
「プッ・・・腹筋はどこだ?」
「バスルームよ」
「・・・お前は?」
「寝るだけ腹筋アンダー核」