- 昼休憩 -
「・・・ねぇ、織斑君?」
「何だ?」
「何で、僕たちは校舎の壁を上っているのかな?」←当然素手
「屋上で待ち合わせをしているからだ。」
「いや、だったら階段を使えば良いじゃん!」
「駄目だ。」
「駄目ぇ!?」
「あまり大きな声を出すな。野次馬と新聞部に見つかる。」
「そこ!?心配するところそこ!?」
「あぁ、そうだ。明日の学内新聞のネタにされたくなかったら、黙ってろ。それから、包囲網を敷かれたら、流石の俺でも人を背負って階段を上りながら突破するのは厳しい。」
「無理じゃないんだ・・・。だからって壁を選ぶのはどうなのかなぁ・・・。って言うか、僕を背負って壁を上ってる時点で十分おかしいよ?織斑君分かってる?」
「どうかな?俺の知り合いに、後3人、単独でならもう2人、出来る奴が居る。」
「ご、5人も・・・。じゃなくて、何で命綱無いの!?落ちたらどうするの!?」
「ISがあるだろ!」
「」
「見ろ、現に一人来たぞ。」
「え?あ、あれはラウラさん!?」
「大佐ぁ!待って下さい!」
「先に行ってろ!」
ブンッ!←投げ上げ
「ふぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」
「・・・。」
ドンッ、ドンッ、ドンッ←威嚇射撃by拳銃
「流石だ、メイトリクス(ドイツ軍内での呼ばれ方。*軍に所属していた訳ではない)、いや、織斑一夏!やはり撃ってきたか。」
ピュッ←麻酔弾
「ウッ!」
ドサッ
「これで片付いた。」
- IS学園、屋上 -
ドサ←デュノア到着
「!?」
「・・・・・。」←放心状態
「デュノアが来たと言うことは、一夏もそこまで来ているな。」
ストッ
「ほら、来た。」
「シャルル、大丈夫か?」
「僕、死んでるんじゃないかな?」
「大丈夫だ。生きてるよ。・・・待たせたな。」
「ね?言ったでしょ。織斑筋なら人っ子一人背負っても壁を上れるって。」
「き、筋肉バカだとは思っていましたが・・・、まさかここまでするなんて・・・。っく、私としたことが・・・。」
「・・・何を揉めているんだ?」
「セシリアが、アンタが見当たらないって言うから、『校舎でも上ってるんじゃない?』って言ったら、信じなかったのよ。」
「えぇ、そうですわ!普通でなくても上りませんわ!そうですわよね、デュノアさん!」
「そうだよね・・・。僕も驚いたよ。織斑君が、食堂は混むから、秘密の場所に連れて行ってくれるってことで付いて来てみたら、まさか背負われて壁を登なんて・・・・・。最後は、投げるし。」
「ってか、そろそろ食べない?授業に遅れると千冬さんに叩かれるわよ。」
「そ、そうですわね。あの出席簿は喰らいたくありませんもの・・・。」
「と言う訳で、はい。」
ドンッ!
「・・・ドン?」
「酢豚か?」
「そうよ!久しぶりでしょ?時間がなかったから、少ししか作れなかったけど。」
「少し!?これは少しじゃないよ!大量だよ!ドンって言ったよ!?タッパだし!」
「タッパは少しよ。大量は、タライに作ってから言いなさい。」
「」
「一夏、私も作ってきたぞ。唐揚げだ。」
ドンッ!
「で、白ご飯。炊きたてだ。激旨だでぇ!」
ドスンッ!←炊飯器
「・・・シャルル、どうした?」
「いや、僕がここにいて良いのかな・・・。」
「それ、デュノア。皿とフォークだ。」
「あ、篠ノ之さん。ありがとう・・・。」
「「「いただきます。」」」
コツカツコツカツ・・・モグモグモグモグ!
「・・・何時もこんな感じなの?」←◎鍋肉並感*某宣伝
「いや、普段はもっとドンパチ、賑やかだ。」
「」
「「「ごちそうさまでした」」」
「す、凄い・・・。あんなにあったのに・・・。日本人って、みんな大食いなの?」
「私、国籍は中国よ。」
「実質日本人だろ。」
「んん、一夏さん。まだ足りないようでしたら、私、サンドイッチを作ってきましたわ。よかったらどうぞ。」
「あぁ、いただこう。」
ヒョイ、パクッ
「!?!?!?」
「美味しそうね、私もh――」
「セシリアは、サンドイッチだと言ったな。」
「うん、そうね。どう見ても、サンドイッチよ。」
「あれは嘘だ!」
バタァアン!
「一夏!繰り返します、一夏!!箒だ!返事をしろ!」
ダダダッダダダダダッシュ!←搬送中
「見ろ、あの織斑君が倒れてるぞ。スクープだ!」
「
「それどこで聞いたの眼帯さん?・・・あれ?眼帯さん・・・?」
「黛、誰と話してんの?」
「見ました。(眼帯した女子を)見たんです!」
「カカシには写らんぞ。」
「「「!?」」」
目だけが、光っていなかった←銀髪+眼帯
- 病院にて -
「ここは、保健室か・・・。」
「残念だったな。クリニックだよ。」
「そうか・・・。」
「で、どんな味だったの?」
「君は知らないほうがいい・・・。俺だって、出来ることなら忘れたい」
「下らん、恐怖でおかしくなったか?相手は只のサンドイッチだ、どうってことはない。」
「腐るよなぁ」
「まったくですわ。サンドイッチ一つにこれじゃあ、大げさすぎます。」
「大佐、何をビビってんだ。」←どっから来た!
「試してみるか?俺が意識ほどを失うほどのサンドイッチだ。」
「いや、結構ね。遠慮させて貰うから。」
「・・・食えよ、鈴。怖いのか?」
「食してやる。」
「「えぇ!?」」
「胃薬なんて必要ねぇ!あはははっ。腸薬にはもう用はねぇ!ふふふふっ・・・下剤も必要ねぇや、へへへへっ・・・。誰がサンドイッチなんか、サンドイッチなんか怖かねぇ!・・・野郎、セシリア製サンドイッチ持って来いやぁぁ!!!」
パクッ!
「ウウウウウォォォ・・・オォォゥ・・・アァァ。」
「これで昼に食った飯も抜けるだろう。」
「ウォエ***(自主規制)」
「次は命がないぞ。」
「こんなサンドイッチは、一度きりよぉォォォォ!!・・・オ**(自主規制)」
「セシリア、お前は!自分がしたことは何にも分かっていない!よくこんなサンドイッチを作ったな!」
「貴方が食べ(させ)たのですわよ!」
「食わせたのは、手前だぜ・・・。・・・ウォ**(自主規制)」
後に凰鈴音は、『普通の飯ってのはぁ、いいもんだよなぁ。・・・気をつけて食いなさいよ。いい飯をね。酒でも飲んで腹を消毒しな。衛生の面倒は私がしっかり見ててやるから』と語った。
「クソッ、(投稿まで)あと3時間だ」
「作Bに連絡をとってくれ。作Aと言えば分かる」
「ふへへっ、作Bだぁ? 寝言言ってんじゃねぇよ」
「ああ、眠いからな・・・もう何日もまともな睡眠取ってねえ、やってられっか!(やってるけどな!)」
*リズムが崩れてるだけで睡眠は取ってます。