原作ブレイク上等!! 逆襲のオリ主  星矢編   作:オルフィーナ

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オープニングあるいはエンディング

 

 おっす、おら○△□×(発音不能)だ!

前回ダイの大冒険の世界に送られたが、見事に(クソガミ)を屠ることに成功した。そこまでは良かったんだが、今度は違う(バカカミ)に目を付けられてしまった。

 

 

 で、今回の神は礼儀正しく依頼と言った形で俺に話を持ちかけてきた。こいつら神ときたら、よっぽど暇なのか自分の娯楽の為に人を平気で巻き込みやがる!!

 

 

 

 その堕神が言うには、なんでも最近暇つぶしに読んだ地球のマンガにはまっているらしい。タイトルは《聖闘士星矢》俺も昔読んだが、名作と言って良い作品だったと記憶している。

 

 

 

 最初の頃の星矢の憎しみに染まった目がお気に入りだったらしいが、いつの間にかに飼いならされたことに《激おこ》らしい。女神(アテナ)なんてクソ喰らえと思っていたところに、神殺しを成し遂げた俺の情報を聞きつけた。こいつなら神であろうと平気で牙を剝くと思われたことで、白羽の矢が立ったらしい。

 

 

 

 もちろん俺は断ったが、俺の意思など尊重する気などさらさらない様で、いつの間にか聖闘士星矢の世界にぶっとばされた。チート能力をくれてやるから、この世界をぐちゃぐちゃにしてくれとの依頼(命令)であった。決して女神(アテナ)の思い通りの世界にするなとの厳命であるが、もちろんそんな依頼クソ喰らえだ!!

 

 

 

 こいつもくそ神の一種であることには変わりはないので、その首貰い受けると思っていた時期が俺にもありました。星矢に転生して7年が過ぎたが、思った以上に城戸沙織(アテナ)は腐ってやがった!!グラード財団に引き取られてからの数年間はまさに、地獄のようなイジメの毎日だった。

 

 

 

 いつのまにかに、クソ神に復讐することなど忘れていた。チート能力はどこにいった??(まだ与えられていなかった)状態の俺はただイジメに耐える日々。兄弟達もイジメに耐えかねて、一人また一人従順な犬へ変えられていった。

 

 

 

 原作の中で俺の密かな疑問であった女神(アテナ)への過剰な忠誠心は、おそらく年少の頃にこうやって偽りの忠誠を植えつけられた結果であろう。すでに100人いた兄弟達の9割は、従順な犬となっていた。そうして月日が流れ、聖闘士になるべくギリシャに送られる前日のことだった。

 

 

 

 その日の俺の心は穏やかだった。俺なりに考察したが、チート能力が与えられなかった原因は神の指令に従う気がなかったからだと・・・・・今更ながら俺は神の誘いに乗ることにした。兄弟達も皆、犬に変えられてしまった。もはや反抗的なのは俺一人といった状況だ。

 

 

 

 あまりの外道っぷりに、俺の怒りも頂点を振り切ってしまった時、突然目覚めてしまった。スーパーサ○ヤ人ならぬ《阿頼耶識》に・・・・・・・今の俺の表情はさぞ歪みきっていることであろう。復讐出来る力を得たことに。

 

 

 

 乗ってやるよ!(クソカミ)!!お前以上に腐った女神(アテナ)の首に鎖をつけて冥界の神(ハーデス)に送り届けてやるよ!!・・・・・まずは聖闘士になろう。そうして魅せてやろう・・・神々よ見とどけよ!(アテナ)殺しがいかなるものなのかを!!!

 

 

 

 

 

 

 

 


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