ARIA if story   作:スイカ☆

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こんな物語があったらいいなーって思い書きました。


ARIA if story

拝啓

 

最近暖かくなって来ましたね。

ここネオベネチアにも春がやって来ました。

 

やはり、昼間は暖かくて気持ちいいですが、朝方はやはり冷え込みます。

私は毎朝テラスでコーヒーを飲んで身体を温めています。

最近では、とある女子と一緒にお茶をするのが日課になっています。

最初は、私の誘いにしぶしぶ乗ってくれてましたが、今となっては自分からゴンドラを寄せて来てくれます。

その子も、ついこの前オレンジぷらねっとという会社にスカウトされたみたいです。

ついにウンディーネの一歩を踏み出したのかと思うとつい嬉しくなってしまいます。

 

そういえば、オレンジぷらねっとで働いてるあの人は元気にやってるかな?

カンツオーネがとても上手くて今じゃすっかり有名になってるけど

よく転んだりする人だから少し心配です。

 

お茶会が終わると営業の準備に入ります。

ウチはちょっと特殊で午前にウンディーネ業

午後からはカフェを経営してるので、予約と仕込みの確認です。

 

ウチのツアーは他とは少し違いゴンドラに揺られながらカフェを楽しんで頂けるようになっております。

なので、ゴンドラを揺らさないようにしないといけないので始めの頃は苦労しました。

 

夜になると、よく姫屋のウンディーネさんが来て下さいます。今日は最近出来た後輩を紹介してくれました、どうも姫屋の社長の娘さんだそうで、でもウンディーネさんはそんなの御構い無しに指導してくれるそうで、それを聞いて後輩ちゃんは少し嬉しそうでした。

 

あ、それと今日は珍しくARIAカンパニーのウンディーネさんも来てくださったんですよ。

いつも、穏やかな彼女が今日はとても嬉しそうにしてるので理由を聞くと、最近ついに社員が1人増えるそうで、その時の志望動機の話とてもよく、が私には印象的でした。

 

よほど嬉しかったのか、お酒のビンを4本ほど開けてましたね、私も少々お付き合いしましたが、こんだけ飲んでけろっとしてるのには流石に驚きました・・・

 

長くなってしましたが、お客様がが来られましたのでこれで失礼します。・・・・・・

 

そう打ち込むと、送信ボタンを押してパソコンを閉じた

 

「さて、本日最後のお客様のためにアイスミルクでも作りましょうか」

 

一言呟くと、彼はいつの間にかカウンター席に座っているこの時期には合わないロングコートに、大きめの帽子を深くかぶったお客様に向かっていった。

 

これは、水の星アクアで男性初のウンディーネとなった男性の日常の物語である。

 




いかがでしたか?
なかなか、ARIAの世界観をメール文だけで出すのは難しいですね。

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