お決まりチート能力異世界転生かと思ったら転生先の国がチートでした   作:モルヒネ(旧jundai)
<< 前の話

7 / 7
説明文9割五分です


テンラン皇国

家に帰り早速世界地図の本を開く。

テンラン皇国周辺図と書かれた1ページ目の地図には何とも見覚えのある形が描かれていた。

「これは・・・なんとも・・。」

描かれていた地図は日本列島を中心に描かれている。

現代世界の国際地理観念に置き換えると日本を中心に千島列島、樺太を北端とし、そのまま満州を収め、モンゴル国境と同じラインで国境線が引かれている。どうやらこれが西の国境線らしい。南との国境は甘粛、ニンシヤホイ自治区、西安、武漢、杭州、上海のラインで山脈があり、そこが国境線となっているらしい。

なお海上では台湾、沖縄も存在しており、そこはテンラン皇国のものだ。簡単に言えば「上海を以北+モンゴル国境線まで占領、さらにウラジオを始めとした樺太、東方ロシアを占領した大日本帝国」なのである。

さらにこの世界はカルフート大陸(ユーラシア大陸)を極北から人の字を描くように山脈が存在し、西方諸国(ヨーロッパ)との連絡を絶たれている状況らしい。

アフリカ、オセアニア、南極は問題なく存在しているが問題なのがアメリカ大陸である。この世界に大西洋は存在しない。欧州とアメリカの距離が近すぎて大きな川が流れているレベルまで接近している。

そのせいなのか、太平洋にはアメリカ大陸を細くしたような大陸が1つ存在している。

横幅はアメリカ大陸の半分程度だ。

「・・・まぁ変な地図より分かりやすくていいな・・。」

もう1冊。このテンラン皇国のことが描かれた本なのだが・・・この本を買ったコーナーが明らかに軍事とかそんな系統の本が置いてあると事だったので結構期待しているのである。

「どれどれ・・・。」

ページを開く。

1章 テンラン皇国の領土について

我が国はカルフートに広大な平野、山地を保有しており更に北方には山岳・スキー演習に最適な樺太を保有しています。

世界を見ても我が国のように1国で砂漠、雪原、海原を同時に保有している国家は少ししか存在しません。

よって我が国は多方面作戦に備えたドクトリンを形成する必要があります。

「なるほど・・・」

他にも様々なことが描いてあるが二章へ移ろう。

2章 テンラン皇国の兵器

我が国は多民族国家です。人間を始め、エルフ、ドワーフ、龍人、ゴーレム等様々な種族によって形成されています。

そんな種族を束ねる国家ですからもちろん兵器もその種族にあったものを用いています。

しかしながら人間とエルフが人口の8割を占めるため、人間、エルフに調整された兵装がほとんどです。

小銃を例に挙げましょう。

エルフ、人間には5.56×45ミリ弾を用いた自動小銃が配備されていますがドワーフは基本整備隊に配属されるためあったとしても9ミリ拳銃弾を用いる機関短銃を装備しています。

そしてゴーレムや龍人はそもそも自動小銃は装備しません。

このように我が国は多種多様な装備があるため、作戦行動もとても広いものとなります。さて、話がずれました。まずは人間、エルフの装備から見ていきましょう。

~拳銃~

我が国の拳銃は主に二種類。一般と特殊に分かれます。

一般拳銃は主に9ミリないし.45ACP弾を用いる拳銃です。その中でメジャーな2つをご紹介しましょう。

1つ目は9ミリ拳銃弾を用いる「88式拳銃」です。

これは皇紀2588年に制定されました。これより以前はリボルバーを一部高級士官が装備していたにすぎませんでしたが、この88式の導入で下士官まで拳銃を普及させることに成功しました。

製造は軍直轄工場によって生産されており、外部に販売される例はありません。が、軍によって式典やイベント等で毎回と言っていいほど展示されているため認知度は高い拳銃です。

装弾数8+1発のマガジンを用いるセミオートタイプ。兵士からは「ハブ」と言う愛称で呼ばれることもあります。

2つ目は.45ACP弾を用いる「M1911」です。

これはエルフの「ジョージ・ブローニング」技師によって設計、民間企業の「真野銃器工業」によって生産されている拳銃です。

9ミリ弾よりも威力が高いM1911は政府関係者や重要人物のボディーガードに初期ロッドが卸された事から古代エルフ語で「長老会議」を意味する言葉を入れ、「ガバメント・モデル」という愛称がつきました。

非常に高い威力がありつつも信頼のおける設計で命中率もかなりの物を記録します。ですが88式よりも生産力が真野には存在しないため軍ではパイロット又は戦車兵に優先配備されています。

民間企業が製造していることもあり一般人でも買うことができますが民間モデルは生産台数がかなり少なく1丁当たりの値段が高いため、購入できる人物は限られています。

次に特殊拳銃です。

特殊拳銃は軍特殊部隊が配備していると噂されている拳銃です。様々なうわさがありますがここでは実際に製造されている2種類を紹介します。

一つ目が「デリンジャー」です。

これはエルフのヘンリー・デリンジャーが今から500年以上前に設計したと言われているものです。元は毒矢を至近距離で高速に射出する「隠し弓」でしたが今日では暗殺用の小型拳銃を指します。

製造は陸軍第1研究所直轄工場であり、生産数は年20丁と軍広報によって言われています。弾薬は.45ACPを用い装弾数は2発です。

2つ目は「水中用特殊拳銃」です。

これも第1研究所直轄工場で生産されており、「セイレーン」等の特殊な種族と人間の潜水兵ように作られました。

ハリのような特殊弾を4発装填できる特殊拳銃です。

これについては存在を認めつつも戦果の公式発表が見られないことから実戦には投入されていないと考えています。


そう書いてある拳銃の項目を読み終わる。

「なるほど、88式拳銃は南部14年式にそっくりだ。M1911はもはや一緒だしデリンジャーだって同じ。この水中用拳銃はロシアのSPP-1Mだな・・。古代エルフ語でガバメントねぇ。この世界にも英語は存在したってことだな・・。やりやすくて良い。」

ページをめくっていく。

~小銃~

我が国では人間、エルフその他前2種族と体格、手の大きさが変わらない少数種族向けに各種小銃を製造しています。

此処では現在軍に採用されている銃を紹介します。

1つ目は「99式自動小銃」です。

これは新型の5.56x45ミリの新型弾薬を用いたフルオート式のライフルです。

エルフの「ジョージ・ブローニング」や北方狼族の「ミハエル・カラシニコフ」。兎族の「ユージオ・ストーナー」等著名な設計技師により作られました。

湿地、雪原、砂漠等様々な環境に対応できるようにパーツとパーツの間に隙間を作る技法を取り入れたことにより泥の中に入れても正常に稼働できるほどの信頼性を獲得しました。

軍工廠で試験された5.56ミリ弾も人間等の通常皮膚を持つ種族に対しては有効打であることが分かり、この小銃に取り入れられました。

高い精度と命中性。威力を持つこの銃は2年前から軍に配備されています。

そしてわが軍で初めて「小銃用マガジン」を採用した銃でもあります。装弾数は30発です

2つ目は「92式半自動小銃」です。

この銃は7.62x51弾を用いるセミオート式の銃です。ゴーレムや龍人を除いたほぼすべての種族を1撃で絶命させることが可能です。

製造は「山縣銃製造社」で設計他は陸軍工廠が行っています。

クリップ給弾式で兵士からは「薙刀」もしくは「ガーランド」の愛称で呼ばれています。

3つ目は「G-0」です。

これは西方の弩技師である「ヒューゲル・シュマイザー」技師のチームによって後期2600年に開発され現在軍で採用試験が行われています。

2~5倍のスコープを備える半自動小銃で中距離からの狙撃支援を目的に開発されました。

これの元は9ミリ弾を用いる「MP-43」と呼ばれるものですが設計が良かったため半自動小銃にも転用されました。

20発入りのマガジンを備えるライフルで軍広報によれば今後2年間の試験で決定するとのことです。

最後は「38式歩兵銃」です。

この銃は6.5ミリ弾を用いる旧式のボルトアクションライフルです。

軍の代名詞とも呼べる存在でしたが10年ほど前には完全に姿を消し92式に置き換えられてきました。

現在では式典用に100丁程を軍が保有しています。


「・・・完全に時代が入れまじってるな。これは・・・。ともかく今日はこれくらいにしようか」

そう言って俺は本を閉じた。





この国チートすぎィ!(タイトル通り)

ごめんなさい次話も説明会になります。






感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。