緋弾のアリア~スキャッグスの名をもつ原作ブレイカー~   作:シャラシャラン

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原作キャラに会う、カゲヨシくん


第五話わおぉ、あなた達でしたか

 

 

 

 

 「坊ちゃん、朝ですよ」

 

 「はいはい、わかぁってるよー」

 

すぐに着替えを終えドアを開ける

 

 「坊ちゃん今日もかわいい…………もといかっこいいですよ」

 

 「はぁはぁ言いながら手をワキワキさせながら言わないでください。気持ち悪い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おはよう、カゲヨシ」

 

 「おはよう父さん」

 

父さんに一礼してからイスに座り朝食をとり始める

机には数枚のパンやハムエッグが並べられている

どれもおいしそうだ

 

 「カゲヨシ」

 

 「ん?何?」

 

 「今日の事忘れていないだろうな」

 

 「うん、もちろん」

 

実は今日

貴族様のパーティーに行くんです!!

 

すごいでしょ!!

びっくり立食パーティーだよ

他の貴族や企業の社長、子息なのが来るらしいんです!

俺も一応武器製作の会社の社長の息子なんで行くんですよ

 

いや~

貴族なんだから一度くらい行ってみたかったんですよね~

 

 

 「では身支度をしろ」

 

 「はーい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「で、なぜにナイフと銃を持たせるの?」

 

 「念のためだ」

 

親父に言われホルスターとナイフを腰からつる

これじゃあ暗殺者みたいじゃないか

 

 「よし到着だぞ」

 

 「はやいな」

 

 「そこはご都合主義だ」

 

父さん

そんなこと言っちゃだめだよ

 

俺はすぐさま車というか豪華なリムジンから降り会場へと向う

立食パーティーなので人もそれなりにやっぱり多い

 

 「見て、スキャッグスの………」

 「うそ、あれが?」

 「じゃぁ、あの子が?」

 

まぁ周りはこんな感じである

もう正直馴れた

 

 

 「黎那・S・影儀様ですね?」 

 

 「はい、そうです」

 

そして招待状を差しだす

 

 「わかりました。どうぞ」

 

そして扉を開けるガードマン

 

するとその先にあった光景はすごかった

色とりどりのドレスやスーツを着ている人がいっぱいいた

天井にはきれいなシャンデリア、地面には綺麗なカーペット、そして目に入るのは色々な服を着た人たち

 

 「さぁ、行くぞ」

 

 「どこに?」

 

 「このパーティーの主催者の所だよ」

 

 「名前は?」

 

覚えとかないと失礼だしな

 

 「確か、神埼カナエだったかな。あのかの有名なホームズ家の人だ」

 

 「マジですか」

 

 

 

――――――原作キャラじゃん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「こんにちは」

 

 「久しぶりだな、かなえ」

 

 「御久しぶりです、ボーンズさん」

 

おたがいに一礼する父さんとかなえさん

 

 「この子が?」

 

 「ああ、そうです。うちの息子のカゲヨシだ」

 

俺を背中から押すので、前に出て一礼して自己紹介をする

年齢も言う

 

 「あら、私の娘と同じ歳」

 

 「ほぉそうなのか?」

 

 「ええ、ちょっと呼んでこようかしら?」

 

原作キャラ

キタ―――――――――――ッ!!!!

 

 「この子です」

 

そして連れてきたのは小さな金髪ツインテールの子だった

 

 「か、神崎・H・アリアです。よ、よろしくお願いします」

 

 

モジモジしながら自己紹介を終え

その後かなえさんの後ろに隠れる

 

 「ごめんなさいね、少しシャイなのよ」

 

え!?

シャイなの!?

今こんなんなのにどうやったらあんなツンデレになるんですか!?!?

 

 「ほら、カゲヨシも」

 

 「あ、うん。黎那・S・影儀です。よろしく」

 

だがアリアは余計顔を隠しただけだった

 

 「駄目よ、アリア」

 

 「うぅ…………」

 

 「はは、少し二人っきりにしてみしょうか」

 

母さん?

 

 「そうだね、大人がいると邪魔かもしれないしね」

 

父さんまで何言ってんの!?

こんな年の子にそんな気配り無用だよ!?

 

 「じゃあ、後でねぇ~」

 

行っちゃった………

俺は後ろを振り向きアリアを見るが

 

 「………………(モジモジ)」

 

なんかギャップがあって可愛いけど

何も話しかけてこないってのもいやだな

 

こうゆう場合は

 

 「ねぇ………」

 

 「(ビクッ!)」

 

 「これ食べる?」

 

そう言いつつ持っていたローストビーフを差し出す

 

 「うん………食べる」

 

 「そっか」

 

皿を手渡し、自分は他の新しい皿をもらって食べ物をとる

 

 「ねぇ、アリア」

 

 「な、なに?」

 

 「そんなビクビクしているけど、どうして?」

 

 「………スキャッグス家の人って怖そうだから」

 

おう

正直に言ってくれたな、コンニャロー

でも可愛いから、許す

 

 「いやいやぁ、違うから」

 

とりあえず否定しておく

一応間違ってなくはないけどな、もう人殺し経験済みだからな

 

 「ほんと?」

 

 「本当だよ」

 

 「そっか!!」

 

いっきに明るくなるアリア

 

 「ねぇ、カゲヨシ」

 

 「ん?何?」

 

 「カゲヨシって夢とかあるの?」

 

 「夢か……将来は武偵とかやりたいんだけどな」

 

 「武偵!!私も!!」

 

ああ

コイツはたしかご先祖様がシャーロック・ホームズだからな

この前テラビの特集で見たんだがシャーロック・ホームズは武偵の元になったんだったな

そりゃ憧れるわ

 

 「私はねいつか、ご先祖様みたいにすごく有名な武偵になるんだ!!」

 

 「へぇーそうなんだ」

 

アリア大きな声出すのはいいけど

自重してね、でもなんだか生温かい目で見られる

 

 「カゲヨシは憧れている人とかいるの?」

 

 「え?そうだなぁ………ミフネかな」

 

 「みふね?」

 

 「うん、俺の先生。ものすごく強くてかっこいいんだよ」

 

 「へぇ~すごいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「聞いたか、ミフネ?強くてかっこいいだってよ」

 

 「主人、やめてくれ。恥ずかしい」

 

 

 

 

 

 

 

どうやら

俺らがどうなるかを親達は見守っていたらしい

 

 「父さん、ひねるよ?」

 

 「そんな、おこるなよ。将来アリアが嫁になるかも知れんぞ?」

 

 「よ、嫁////」

 

 


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