緋弾のアリア~スキャッグスの名をもつ原作ブレイカー~   作:シャラシャラン

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戦う、カゲヨシくん


第四話 あっさり戦闘

 

 

 

 「ミフネ、本当にどうするの?」

 

 「すまん、俺頭脳戦は強くない」

 

どうもカゲヨシです

 

只今絶賛作戦会議中です

先程父さんに殺しに慣れろ、と言われて任務をもらったのですが

 

 「どうやって突入するの?」

 

今、工場の上で窓から覗いているのですが

かなり人数がいのです、正確に20人ぐらい

 

 「勝てるのか?」

 

 「無理ではない」

 

 「いやいや、俺の武器みてくださいよ」

 

ちっこい銃とナイフですよ

どうしろと?

 

 「それでもそれはスキャッグスだ。しかもコートは一級の防弾コートじゃないか」

 

まぁ、そうなんですけどね

俺のローングコートは真っ白で背中に大きくスキャッグスの「S」の文字がある

 

 「もうめんどくさい。行くぞ」

 

そんなんで、いいんですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ボス、例の物です」

 

黒いスーツのグラサン男がゴルフバッグを出す

 

 「これが?」

 

 「はいそうです」

 

 「これが……」

 

そしてバッグを開けようとした時

 

ザシュッ

 

そのとき横にいた男の頭に刀がささる

 

 「はっ?」

 「そこまでだ」

 

声がした方を向くと

白髪長髪の男がいた、腰には大きな筒があり中には複数の刀が収納されている

 

 「誰だ!?」

 

全員がいっせいに銃を構える

 

 「スキャッグス家の者だ。そのスキャッグス、かえしてもらうぞ」

 

 「誰がかえすか!!」

 

そしてバッグに手を伸ばした時

 

パァンッ!

 

そしてまた一人倒れる

 

 「なっ!?どこだ!!」

 「いいからヤレ!!」

 

ボスの手下の男共が射つ

だがミフネに弾は当たらない

 

 「無限一刀流」

 

 

そして刀が地面に散らばる

 

 「行くぞ、カゲヨシ」

 

 「ああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今、工場の上にいる

 

ここからピストルで狙撃だそうだ

 

できんのか?

と、思うが

さすがスキャッグス。かなり射程距離がある

下ではミフネが無双をしている

 

ちなみにさっき射ったのは俺だ

なぜだか……不思議と罪悪感はなかった

でもそれは都合のいいことだ

 

 「刀牙!!」

 

 「ぐああ!!」

 「ぐべら!」

 「あべしっ!」

 

なんかさっき金髪モヒカンがいたが………

気にしたら負けだ

 

ミフネの背中をとろうとしている奴を狙撃する

 

 「これで終わりか」

 

 

そして階段を下りてミフネと合流する

 

 

 

 

 

 

 

 

 「終わり?」

 

 「ああ、これも回収できたしな」

 

そしてカバンをみせる

 

 「何それ?」

 

 「なくなったスキャッグスだ」

 

 「なくなった?」

 

 「ああ、昔にかなりの数のスキャッグスが紛失したのだ。それを発見できたので回収したって訳だ」

 

そーなんだ

それがブツってことか

 

 「お前もいずれやる事になるだろう」

 

 「ふーん」

 

すると車が静まり返った工場に止る

中からメイドが降り一礼

 

 「「御疲れ様です」」

「うん」

 

そしてミフネと一緒に車に乗り帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「今、戻ったぞ」

 

 「おお」

 

そしてボーンズにスキャッグスが入ったゴルフバッグを渡す

 

 「これは何番だ?」

 

 「No.112だ」

 

 「ってことは」

 

 「無限なる多重蛇(ヒュドラ)だ」

 

 「そうか」

 

ナンバー入りでよかった

 

あれが世に出まわるのは怖い

 

 「これからも頼むぞ、ミフネ」

 

 「ああ、あたり前だ」

 

そして部屋から出る

 

 

 

 

 「ああ、これからも………頼んだぞ」

 

 

 

 


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