緋弾のアリア~スキャッグスの名をもつ原作ブレイカー~ 作:シャラシャラン
特別話だよ、皆!
シャ「え~どうもシャラシャランです。この度、なんとお気に入り件数は百件を突破しました!」
シャ「投稿を初めて約2カ月、本当にありがたいことです。まさかここまでやっていけるとは思いませんでした。皆さんの応援、感想などがあったおかげです。これからもお願いします。」
シャ「それではこれから特別話を読んでいただきます。完全に小ネタ、そして思い付きです。それではどうぞ」
・最近出番がない人(?)のお話
「MORE DEBAN PLESE!!」
「大丈夫あなた?」
ピンク色をした亡霊に言われる。
服装は青色の和服である。
彼女の名前は西行寺幽々子、食いしん坊の亡霊である。
「最近私達出番がないと思うんですけど」
「たしかにそうね」
そして私はカゲヨシ様の一番目の式神、お供の白狼、犬走椛です。
皆さん思いませんか?
私と幽々子さんはまったくここ最近表に出てないんですよ?
「まったくヒドイです」
「だね~」
どうやら幽々子さんも同じなようだ。
「私はもっと外で食べ物を頂きたいだけなのに!」
「それをしてあなたはいまここにいるのですけどね」
「ムシャムシャしてやった。今は悪いと思っている」
「それ嘘ですよね?」
こんないつまでも何もない空間にいると退屈で死んでしまいそうだ。
いい加減外に出たい、そしてまたカゲヨシ様の隣を歩いて一緒にいたい。
「カゲヨシ様!本当に出してください!」
「そうよ、なにかおいしい物食べさせなさいよ!」
「外に出たいです!」
「いい加減出しなさいよー、この赤毛外道!」
「カゲヨシ様のケチー!」
「ヘンターイ!」
「スケベー!」
(あいつら絶対に出さねぇ)
札の中でわめいている式神たちの自宅待機はまだまだ続くのだった。
・イ・ウー、日本文化に触れる
「日本とはいつも一歩先行く国なのだ」
「それ絶対アニメとかの事だろ」
「うむ、いかにも」
イ・ウーのホーム、潜水艦の奥にある船長室の近く、ここはイ・ウーのリーダーと副リーーダーの部屋がある。
そんな中の現イ・ウーのリーダーもシャーロック・ホームズ一世の部屋で雑談をしている。彼の話し相手は俺ことスキャッグス家の生き残り、黎那・S・影儀だ。
「何を見た」
すかさず言う。
大方神アニメを見たんだろう。
「OPとEDの作画、そして毎回OPが変わっているのが素晴らしかった」
「シャフトのアレか」
ここまで言われたらさすがに分かる。
「それよりどんな事があってアニメに興味を持つようになったんだ?」
「うむ夾竹桃くんに薦められてな。前々から興味はあったので物は試しにと見て見たのだが予想以上によかった。日本は漫画やアニメの点で秀でているのは知っていたがここまでとは知らなかった。時の流れは速いな」
「確かに日本はスゴイよなぁ」
言われてみればそうだ。
この世界、緋弾のアリアの世界だって元はライトノベルなのだ。ラノベも日本のサブカルチャーの一つなので、こんな世界を創り出した作者さんマジ神だと思う。
そういえば……
この世界にあるアニメや漫画は何があるのだろう?
さすがに全て同じという事は無いと思うけど。
「ちょっとおでかけする」
「何処に行くのだね?」
「日本」
「私も行こう」
「来るなよ」
正直な意見来てほしくない。
一人で街は歩いた方が楽しいものなのだ。
「ならば別行動をしよう」
「わかったよ」
一時間後
「日本とはすばらしい所だな!」
両手にフュギアを持っている。
もちろん同人誌とかもある。確認したが危ないホモォとかGLはなかった。
「フュギアや同人誌は素晴らしいものだな。日本はサブッカルチャーが発展しているな!」
「だな」
やだ、この人。変わりすぎ。
この一時間の間に何があったんだ?
付いていけばよかった。まさかここまではまるとは。
「次はゲームセンターに行こう!」
なので付いていこう。
シャーロックにとっては初めてのゲーセンは楽しかったらしい。
そこではUFOキャッチャーやガンコンゲームや格闘ゲームをした。
特に興味を持ったのはカードを台に置き、機械が認識し、自分の使い魔をタッチパネルで指揮して戦うゲームだった。アルカナストーンを壊すゲームなのだが、確かに俺はあれは好きだったし、またはまった。なので帰りは二人でカードショップに行きカードのガチャガチャをしたりした。
「いや楽しかったな」
「楽しかった」
最終的には俺も楽しみまくった。
一人だけ疲れたようにしているより、はっちゃけた方が楽しい。
そして潜水艦に帰還。
「ではまたこの様な日々がある事を祈ろう」
「そうだな。お休み」
ちょっと変わった一日が終わった。
ん?
更新が早いだって?
HAHAHAHA!!
……今回だけさ……