ベル・クラネルが尾獣を宿しているのは間違っているだろうか? 作:ふっ!それは残像だ!
そこ!友達いないとか言わない!
...はい。言ってみたかっただけです...。
え?宿題?なにそれおいs...はい。もういいですね。
本当に宿題どうしよう...
様々な、アドバイス、コメント、スキル名を送ってくださりありがとうございます。けど、まだ決めきれてません...
ごめんなさい。
「何じゃ?ロキ、何故儂らを呼んだんじゃ?」
ロキの神室には、フィン、リヴェリア、ガレスが集まった
「あぁ...言ってなかったね。今日新しい家族ができた。恐らくその子のステイタスの事だね」
と、フィンは分かっていたといわんばかりに言う
「そんなに期待できるのか?」
ガレスは驚いていた
当然だろう、入ったばかりの子供のことで、ロキは自分たちを呼び出し、フィンも予想していた
なので、それほどの期待のルーキーなのかとたずねた
「あぁ...その子は人柱力だからな...」
ガレスはまたまた驚いた顔をしたが、スッと優しげな顔に変わる
「なるほど、そう言うことか」
「んで、話戻すけど、これがベルのステイタスや」
三人はベルのステイタスを見て、唖然としている。
「これは...」
「そうだね...予想外だね」
「あぁ...アイズの時よりスキルは多いが、それぶん扱いづらい物も多いのう」
レベル1からこんなステイタスは普通はありえない
ロキは普段はしない真剣な顔つきで、一つの提案をした
「これは、うちはベルには幹部を世話役にしたほうがいいと思ってるねんけど」
「そうだね...これは幹部じゃないと務まりそうじゃないね...」
全員が難しそうな顔だった
「一番適任なのはやはりアイズだろう....しかし...」
リヴェリアは困った顔で言う。他の者も分かっている。
「そうじゃな...アイズが指導役をするとは思えん。今は強くなることしか頭にないからの。」
確かにアイズは1番の適任者だろう
何故ならアイズも同じ様な経験をしたことがあるからだ...
しかし、そのアイズも強くなることばかり考えている...
「ここは、僕に任せてくれないかい?アイズと話してみる...まずは今日の夕食の時に、ベルの入団をみんなに伝えないといけない」
「せやな」
フィンはずっと考えていたが一つのことを思いついたのか、そう言い、他の者も納得し、静かに解散した。
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「え...みんなの前で自己紹介ですか?」
場所は変わり、ベルの部屋
そこにはロキとベルがいた
「せや、そんな緊張せんでいいで...自分の言いたいことをはっきり言ったらええねん...大丈夫や...安心せい...」
何故僕が乗り気でないかは大体分かるだろう。僕が人前に立つのが苦手というのもあるが、僕は人柱力だ
この一言で分かるだろう...リヴェリア、フィン、ロキがそうであったとしても、他の者全員がそうとは限らない
だが、僕に優しくしてくれたロキの言葉を信じようと思った
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そして、時は進み、夕食の時間になった。
「みんなには伝えておかなければならないことがある。
今日、新しい家族ができた!その子から自己紹介をしてもらう...ほら、ベル、自己紹介をして」
ベルの顔は強張っていた
最初はずっと固まっていたが、勇気を出して声を出そうとする
「...ベ、ベル・クラネルでふ!」
か、噛んだ...みんなクスクス笑ってかわいーなどと言っている
顔が赤くなる...今すぐ逃げたい...だが、リヴェリア、フィン、ロキは優しい顔をしていた
その顔は、安心しろと言っている様で僕は心が落ち着き、普通に話せる様になった
「14歳です!ここから北のほうの遠くにある村から来ました!...その人柱力です...でもみなさんには迷惑をかけない様にして、はやく強くなって、僕を入れてくれたこのファミリアに恩返しができる様になればいいと思っています。
これからよろしくお願いします!」
と自己紹介を終えた時、周りはザワザワしていた。さっきの噛んだ時の笑いなどの様な物ではなかった...けれど、ロキ達の時と同じく、冷たい視線は来なかった
嬉しかった...また涙が出そうになる
...駄目だな、僕は...最近泣きすぎだ
そう思い、無理矢理に、涙が流れようとするのを止める
「ありがとう、ベル...とてもいい自己紹介だった
ベルはまだこちらに来たばかりで、分からないことも多いだろう、もし困っていたら助けてやってほしい」
それでは、とフィンが合掌をし、晩飯の時間が始まる
「ねぇ...」
と、金髪のとても可愛い人に声をかけられる
周りがまたザワザワしだした。
「嘘だろ!?アイズさんが自分から声をかけてる!?」
「馬鹿か...自己紹介聞いてなかったのか?」
「なるほど...そういうことか...」
と周りがザワザワしている理由が聞こえ、少し焦る...なんか僕したかな?
「はい。何でしょうか?」
「私はアイズ....アイズ・ヴァレンシュタイン...アイズって呼んで..ベルって呼んでいい?.」
またまた周りが騒ぐ
「おい!いきなりアイズさんがアイズって呼んでって言って、名前で呼んでいい?って聞いてるぞ!?何でだ!?」
「だから、何回言わせんだ!」
「あ、そうか...」
漫才しているのかな?っと、そんなことじゃない!どうしよう...
「は、はい!好きな呼び方で呼んでください!ヴァレンシュタインさん!」
ヴァレンシュタインさんはムッとした感じで少し頰を膨らませて、
「アイズって呼んで」
うぐっ...可愛い...じゃなくて、あんまり女の人喋ったことないから、照れてしまう...
「あ、アイズさん...?」
アイズさんは満足した様に頷き、話を続けた
「うん...それで、ベルが人柱力って本当?」
「はい、本当です...」
「そっか」とアイズさんはつぶやいた
そこでフィンが話に入って来て、考えていたことを打ち明ける
「そこで、アイズ...君に頼みたいことがあるんだ...ベルの指導役になってくれないかい?」
アイズさんは迷いなく答えた
「やる」
「大丈夫かい?ダンジョンに行く時間もだいぶ減るこ「大丈夫」」
「...じゃあ、頼むよ」
フィンさんは優しげな顔でフッと笑い...ちょっと待って!
僕を置いてどんどん話が進んで行く。あっ、フィンさん行かないで!
「それじゃ...よろしく...」
ここは断らないと...僕がアイズさんを傷つけてしまうかもしれない...
「あ、あの...ありがたいですけど...迷惑をかけてしまうから、別にいいですよ?」
アイズさんは少し落ち込んで、
「ベルは...私は嫌...?」
うわーーー!!なんて勘違いをさせてるんだ!最低だ!僕は!
「いえいえいえいえ!そんなことはありません!嬉しいんですけど!じゃなくて!...僕は人柱力ですよ?...暴走してアイズさんを傷つけてしまうかもしれませんし」
やはりこのファミリアはいいところだ
こんな僕に優しく接してくれる
だけど、だからこそ...迷惑をかけるのは嫌だ!もしアイズさんが怪我をしてしまったら...殺してしまったら...僕は今度こそ、本当に壊れてしまう...
「大丈夫...私なら絶対に止められる...私も同じだったから...対処法は知ってる...」
今...なんて...?同じ?と言うことは?もしかして?
「もしかして....このファミリアにいる僕以外の人柱力って...」
アイズさんは真剣な顔つきで頷いた
「そうだよ...私も人柱力だよ...」
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これが僕とアイズさんの出会い...後に語り継がれる事となる
「英雄と剣姫の冒険」
その一頁目が確かに刻まれた瞬間だった...!!
はい!分かっていたと思いますが、人柱力はアイズさんです!
むずいっす。本当にむずいっす。
みんなの口調合ってますか?
駄文なのは、ごめんなさい。もっとうまくなる様に頑張ります!