ちょっと田舎で暮らしませんか?   作:なちょす

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皆さん、こんにチカ。
暇を持て余した、なちょすです。
WBNW千歌っちUR出ました。多分死にます。

今回は全然そんなつもりで書いた覚えは無いので、是非ともクリーンな心でご覧下さいませ。


ウチの堕天使は可愛い

「善子ちゃんって可愛いんだよ。」

『分かる。』

「それは同意するけど、いきなりどうしたんだい?」

 

今日は休日。Aqoursの練習も無い日だというのに、善子ちゃんを抜いた1年生、それから2年生が僕の家に集まっていた。特にやる事があったのかと言われたら無いに等しい⋯でもそんな中、我らがリーダーのみかん先輩はそう宣言したんだ。

 

「ナツ君、何言ってるの?全然急じゃないよ??」

「何で僕が心配そうに見られてるんだ⋯。」

「思い出してみて夏喜君⋯よっちゃんの数々の所業を⋯。」

「所業って。」

「あのブレッブレの堕天使キャラ⋯。」

「何も無い所で派手に転ぶ運の悪さに⋯」

「それでいて気の利く一面もあるんだよ?」

「まるちゃんの幼馴染みめっちゃ強いね。」

「自慢の幼馴染みずらっ♪」

 

まぁ確かにそうだ。天使が堕天使に変わったぐらいで、あの子の本質は変わってはいない。美人になったし、可愛い一面も見せるし、健気だし、ちょっと厨二病こじらせてるけどなりきれてないし、その上ぶきっちょな優しさを⋯あれ?あの子属性てんこ盛りの最強少女じゃないか?

 

「いいな〜、私もそういう幼馴染みが良かったなぁ〜⋯。」

「千歌ちゃん⋯それ、本気で言ってるの?」

「本気で言ってたら大好きな曜ちゃんとこんなに長く一緒に居ないよ?」

「私も千歌ちゃんの事大好きだよ。」

『えへへ〜♡』

「何してるのよ⋯。」

「梨子ちゃんも大好き〜!♪」

「ヨーソロー!!♡」

「えっ、ちょ、2人ともっ!!///」

 

ふぅ⋯ちょっと尊みが過ぎやしないかな?尊みは1日10分までと教わらなかった?そろそろ僕は尊死しちゃうよ?

目の前でイチャイチャしてる3人と、それを見つめる1年生2人。若干1年生が羨ましそうに見つめているのは、きっとここには居ないもう1人に会いたくなったからかもしれない。

さてさて、その本人だが⋯。

 

「善子ちゃんは今どこに?」

「3年生に協力してもらって、時間を稼いでるんだよ!」

「⋯⋯つまり?」

「だから、『堕天使の涙』を見る為の時間稼ぎ!」

「あ〜⋯うん、ゴメン千歌ちゃん。今ので分からなかったのは、僕が馬鹿なのか、君がちょっぴりおバカさんなのかどっちかな?」

「それは勿論ナツ君が───。」

「千歌ちゃんがかなりお馬鹿で合ってるわよ。」

「梨子ちゃんっ!?」

 

堕天使の涙⋯つまり、あれかな?

 

「千歌ちゃん、後輩イジメは止めておいた方がいいよ?」

「違うよっ!?」

「だって想像してごらんよ⋯3年生に囲まれた堕天使の姿を⋯。鞠莉ちゃんにヒシっとしがみついてるのは容易に想像出来るじゃないか。」

「まぁ善子ちゃん奥手だからね〜。」

「だからこそ!これからやるのは、皆の絆を深める為にも必要な事なんだよ!!」

「後よっちゃんの可愛い所見てみたい。」

「梨子さん⋯。」

 

若干1名欲に忠実な方が見えられるけど、未だに何をするのか理解が追いついていない。

そうこうしてる間にも、何故か2年生達によってテーブルの上には色々な食べ物や飲み物が並べられていく。

 

「これは?」

「ふっふっふ⋯これはね───?」

 

 

 

 

 

 

「第1回、Aqours苦手な物克服選手権ーーーっ!!」

『いぇーーーーい!!』

「⋯何これ。」

「僕にもさっぱりだよ⋯。」

 

高らかな宣言と共に開催された、『Aqours苦手な物克服選手権』。これが合法的に善子ちゃんの可愛い1面を見られる秘策だと言われたけれど、未だに頭は追いつかず。

いや⋯普通分からないよね??

 

「さてさて、ここに皆の苦手な物がずらりと並んでおります!皆でこれを食べて克服しよう!」

「⋯マリー?それとも千歌さん??」

『どっちもー!♪』

「こんのポンコツマリチカぁっ!!」

「エリチカっ!?」

「お姉ちゃん⋯。」

 

 

 

 

 

「くちゅんっ!」

「んー?エリチ、風邪?」

「いえ⋯ハラショーな噂をされてるかもしれないわ。」

 

 

 

 

 

今回の発案者はこの2人。まぁ⋯他に想像はつかなかったけど⋯。

テーブルの上に並べられたのは、梅干し、納豆、ハンバーグ、珈琲、刺身、ピーマン、ワサビに牛乳⋯そしてミカン。人によっては今回の企画に賛同したものの、嫌いな物が目の前にある光景にちょっと引き気味の顔になってしまっている。

 

「じゃあルール説明だよ!1人1人くじを引いていって、出た番号順に食べる事!あ、1口でいいからね!」

「これ⋯簡単な人はいいかもしれませんが、納豆とワサビは単体で食べるにはキツイのでは⋯?」

「ダイヤ⋯大丈夫。マリーは覚悟出来てるから。」

「もしどうしても食べられない〜って人は教えてね?ナツ君が食べさせてくれるから♪」

『っ!?!?///』

 

ガタガタと皆が一斉に動揺し出す。何だろう⋯もうこの突拍子も無い発言に慣れてきたな。これ、僕も聞いてなかったけれど皆も知らなかったんじゃ⋯。

 

「ちょ、ちょっと待ってよ千歌っち!聞いてないよ!?」

「あはは!そりゃそうだよ〜。今決めたから♪」

「今ぁっ!?」

「だってナツ君の家に居てナツ君も居るのに、一人だけ何もしてないのは可哀想かな〜って思って。」

「何か嫌いな物一緒に食べさせるとかじゃダメだったの!?」

「ナツ君が『無い』って言うんだもん。」

『っ!!』

 

⋯怖いです。そんなに1度に視線を送られると、流石に僕もたじろぐよ。

まさか嫌いな食べ物はありませんって言って怒られる日が来るとは思わなかった⋯。

 

「はぁ⋯じゃあパパッとやっちゃいましょ⋯。」

「善子ちゃん、意外と乗り気ずら?」

「ふっ⋯この堕天使ヨハネには、橙に染まりし魔の柑橘如きを喰らうことなど朝飯前よ⋯。」

「じゃあ善子ちゃんは2口でお願いね〜。」

「はぁっ!?ちょ、ちょっと待ちなさいよっ!!」

「じゃあくじ引きスタートー!!」

「聞ーいーてーーー!!」

 

本当の悪魔を見た。

堕天使の懇願虚しく、1人1人くじを引くことになったAqoursの面々。順番は、まるちゃん、千歌ちゃん、ダイヤちゃん、果南ちゃん、曜ちゃん、鞠莉ちゃん、ルビィちゃん、梨子ちゃん⋯そして善子ちゃん。

 

まずは1番、国木田 花丸VS牛乳。

 

「⋯これ、結構過酷ずら。」

「ささ、花丸ちゃん!ぐいっといっちゃってー!!♪」

「うぅ⋯ずらぁっ!!⋯⋯ぁう⋯。」

 

一口なのだから少しで良かったのに、なんて律儀な子だろう。結構グイッと飲んだよ。

案の定顔はしかめっ面だけど⋯。

 

「やっぱり⋯厳しい、ずらぁ⋯。」

「お疲れ花丸ちゃん!」

「まるは牛乳飲めないのに、ここはこ〜んなに大きいのは何でかしらね?♪」

「ずらっ!?///ま、鞠莉さん〜!!///」

 

僕は何も見てないぞ。見てないったら見てないさ。

お次は2番手、高海 千歌VSコーヒー(お砂糖無し)。

 

「よし⋯大丈夫⋯行けるよ千歌!お前ならいけるっ!いけるってばいける!!」

「1人で何か始めましたわよ?」

「いつも通りだから大丈夫だよ。」

「いざっ!!っ〜〜〜むぇ〜⋯にーがーいーー!!」

「千歌は味覚がお子ちゃまだもんね♪」

「これが苦すぎるのー!次っ!!」

 

3番手、黒澤 ダイヤVSハンバーグ。

ここまでいいペースで来てるけど、若干数名既に冷や汗をかいてる子もいるね。

 

「ダイヤさんってどうしてハンバーグが駄目なんですか?」

「ダメというか⋯好んで食べないだけであって、食べれるには食べれますよ?」

「えー!?それじゃあ意味無いよっ!!」

「そんなこと言われましても⋯頂きます。」

 

ダイヤちゃん、見事完勝!!

4番手、松浦 果南VS梅干し。これは⋯正直結果が見えてるというか⋯。

 

「果南ちゃん、凄い汗だよ?」

「待ってナツ。今集中してるから。」

「はい⋯。」

「ふぅー⋯あむ。っ〜〜〜〜〜〜!!!!」

 

えー⋯続いて5番手、渡辺 曜VSお刺身。

 

「まさかこんな事になるなんてね⋯。」

「聞いてたんじゃないのかい?」

「1番善子ちゃんと接点があるからって、花丸ちゃんとルビィちゃんと一緒に何も聞かされてなかったんだぁ⋯。」

 

あんなに幼馴染み絡みでイチャイチャしていたのに⋯不憫だなぁ曜ちゃん⋯。

 

「あぁ⋯この食感が⋯うぅ〜⋯。」

「曜ちゃん、お茶どうぞ。」

「ありがと梨子ちゃん⋯。」

 

さぁ折り返しだ。苦手な物達に苦しめられながらも、何とか皆ここまで来ている。

いよいよ当初の目的がなんだったのか、僕は今何を見てるのかよく分からなくなってきたけれど、最後まで見届けないといけないのだろう。

 

次は6番手、小原 鞠莉VS納豆。

 

「出たわね⋯一番の強敵が⋯。」

「鞠莉さん⋯。」

「⋯これも、運命なの。見ててね善子。」

「いや⋯見てるも何も納豆食べるだけよね?」

「Oops⋯この臭いが⋯でも、食べる!絶対食べるんだからぁっ!!」

 

口に納豆を含んだ後、小原鞠莉という少女は涙目になりながら机へと突っ伏した。

お疲れ様鞠莉ちゃん⋯安らかに⋯。

 

Aqoursの攻める手が緩むことは無い。

7番手、黒澤 ルビィVSワサビ。

 

「うゅ⋯。」

「何か⋯絵面があれだよね。」

「この罪悪感しかない感じ、凄いよね。」

「というかワサビ山盛りにも程があるでしょう!!誰ですの!?」

「納豆食べた人でーす。」

「Sorry⋯oops⋯。」

 

一口食べればいい筈のルールなのに、小皿の上には山盛りのワサビ。これを食べるのがルビィちゃんという、何とも申し訳なさでいっぱいになる光景が目の前に⋯。

 

「大丈夫?ルビィちゃん。」

「無理ならナツキが登板するわよ?」

「だ、大丈夫!///それだけは⋯勘弁して欲しいというか⋯///」

「ぐふっ⋯!」

「言葉って難しいよね。そんなつもり無くてもダメージが入るんだもん。」

「と、とにかく⋯頂きます⋯。あ。」

「あ?」

「ぴっぎゃあああああああああああっ!!!!」

 

うん⋯こうなるだろうとは思ってたよ⋯。誰でもこうなるって。

ラストスパートを掛けて8番手、桜内 梨子VSピーマン。

 

「梨子ちゃんってピーマンダメなんだ。」

「あの苦味がちょっと⋯。」

「なんだ〜、梨子ちゃんも千歌と同じじゃん!」

「どういう意味⋯?」

「味覚がお子ちゃま♪」

「後でたっぷり珈琲飲ませてあげる♡」

「ひっ!?」

 

千歌ちゃんの命運が決まりつつ、梨子ちゃんもピーマンをクリア。苦虫を噛み潰したような凄い顔をしてるけど、あんまり女の子のそういう所に触れたらいけないと爺ちゃんにも教わったからNOタッチで。

 

残るは本命⋯9番手、津島 善子VSミカン。

 

「クックック⋯遂にこのヨハネの番が回ってきたというのね⋯。忌々しい魔の果実。このヨハネが喰らい尽くして、その力を───。」

「早く食べるずら。」

「待ちなさいよ!心の準備が必要なの!!」

「準備する時間ならたーっくさんあったはずずら?さぁどうぞどうぞ〜♪」

「くっ⋯ずら丸の脅威⋯!はぁ⋯分かったわよ。」

 

諦めのついたように、善子ちゃんが一欠片を口に入れる。その瞬間、今日見てきた中で1番凄いリアクションをしてくれた。

もう体が震えてる。

 

「よ、善子ちゃん⋯?大丈夫?」

「っ⋯!っっ⋯!!」

「駄目みたいずら。」

「おかしい⋯!このミカンおかしい⋯!!酸っぱすぎるっ!!」

「またまた〜♪善子ちゃんってば大袈裟なんだから〜!」

「ミカンが主食の人には分からないわよっ!!っていうか、千歌さんも食べたら分かるから!!」

「え〜?そんな筈⋯筈⋯⋯あー⋯。」

「千歌ちゃん?」

「⋯うん、善子ちゃん2口目いってみよー!」

「酸っぱかったんでしょ!?ねぇ!酸っぱかったわよね!?お願いだからこっち向いてっ!!」

 

誰が用意したのか分からないミカンは、ミカンが主食(善子談)の千歌ちゃんですらダメだったらしい。口元を抑えながら善子ちゃんと一向に目を合わせようとはしない。

 

「今日の食材用意したのって確か⋯。」

「納豆食べた金髪ですわ。」

「マリぃーーーーーっ!!!!」

「Sorry⋯歯磨きしてきていい?」

「いってきなよ⋯。」

「じゃあ善子ちゃん、2口目をどーぞ?♪」

「無理に決まってるでしょ!?」

 

悪魔の囁き。否定する堕天使。

そう⋯彼女は否定した。つまり食べられないと言ったんだ。それが意味するのは即ち⋯。

 

「大丈夫だよ善子ちゃん!ね、ナツ君?♪」

「だと思ったよ⋯。」

「⋯ほ、本当にやるの?///」

「善子ちゃん。」

「ルビィ?ずら丸⋯?」

「この世は諸行無常。変化はいつも一瞬なんだよ?だから⋯」

『行ってらっしゃい♪』

「ちょおっ!?」

 

2人の友人に背中を押された堕天使は、そのまま僕の所へとやって来た。何も無い所で転ぶ事に定評のある彼女を受け止めるために、必然的に腰に手を回して抱きとめる形になる。

 

「大丈夫?」

「大丈夫じゃないわよ⋯///」

「そっか⋯じゃあミカン食べる?」

「この流れで!?」

「サクッといった方が善子ちゃんも楽だと思うし⋯。」

「ふっ⋯主の事を気にかけるなんて殊勝な心掛けね、リトルデーモン?」

「勿論ですよヨハネ様。はい、あ〜ん。」

「ふぇっ?///」

 

コロコロと表情が変わって実に可愛らしいと思う。にしても、だ。いくら幼馴染と言えども、現役女子校生がこの距離に居るというのは中々心臓に悪い。

オマケにこっちは彼女の細い腰に手を回してるから、必然的に密着してる。彼女も早めに離れて欲しいだろうし、早々に食べて頂けると有難いな。

 

「いや、その⋯本当に酸っぱいのよそれ⋯///」

「善子ちゃんなら大丈夫。」

「いやいや!本当にミカンだけは⋯!っていうか、自分で食べれるからーっ!!///」

「あ〜ん。」

「力強っ⋯!あの⋯ナツキ⋯?///」

「善子ちゃん⋯ちょっとでいいんだ。口、開けて?」

「やっ、あ⋯うぅ⋯///」

 

ギリギリミカンが入るぐらいに口を開けてくれた彼女の口に、暴力的な酸っぱさのミカンを入れてあげる。

真っ赤な顔で涙目になりながら時々体がピクッと動いてる彼女を見ると、どれだけ酸っぱいのか逆に気になってきた。

 

というか、ここまで来たら無理して食べない方が逆にいいんじゃないか?罪悪感が半端無くなってきた⋯。

 

「善子ちゃん⋯入れた僕が言うのも何だけど、無理ならペってした方が⋯。」

「いい⋯食べる⋯。」

「でも酸っぱいんでしょ?」

「ナツキがくれたから食べる⋯。」

 

結局、彼女はそのままゴックンと飲み込んだ。健気だなぁ⋯。

後さ⋯忘れてたけど、周りの視線がとても痛い。

誰だい?さっきからシャッターを切ってるの。

 

「あのさ、ナツ君⋯///確かに食べさせてっては言ったけど⋯そんなにエ、エッチな感じで食べさせてっては言ってないよ?///」

「え?」

「これは⋯破廉恥ですわ⋯///」

「ナツキってばそういうのが好みかしら?♪」

「僕、そんなに変だった?」

「変っていうか⋯いつもより夏喜君の目が過激だったかな?///」

「そんなつもりは無かったけど⋯後梨子ちゃん、せめてバレないようにシャッター切ろうか。」

 

照れてたり、恥ずかしがったり、呆れてたりシャッターを切ったりと、大忙しの他メンバー。どうやら僕は少々過激だったようで。

 

ミカンを食べた堕天使さんはと言うと、ヒシっと僕の体にしがみつきながら⋯。

 

「⋯ぐすっ。」

 

 

 

泣いちゃいました。

 

 

 

「ゴメンね善子ちゃん!ほら、ちゃんとチョコレートケーキも用意してあるから食べよ?」

「⋯⋯⋯や。」

「へ?」

「千歌さん意地悪するから⋯や。」

「じゃあ可愛い可愛いヨハネちゃん!マリーの所へいらっしゃい?♪」

「納豆臭いから⋯や。」

「かなぁああああああああん!!」

「はいはい⋯臭いしないから大丈夫だよー⋯。」

 

これは⋯若干幼児退行してる?

あのミカンは、彼女に一体どれだけのダメージを与えたんだ。もはや凶器じゃないか⋯!

 

「よ、善子ちゃん、ゴメンね?ほら!千歌もコーヒー一気に飲んじゃうよ!⋯⋯うぇっ⋯。」

「や!」

「善子ちゃ〜ん⋯!!」

「これはなんというか⋯。」

「自業自得ってやつ⋯かな?」

「あっはは⋯。」

「やっ!!」

 

 

 

結局⋯千歌ちゃんと鞠莉ちゃんは、もう一口ずつ食べた上で善子ちゃんの生放送に出演するという事で許してもらったそうな。

 

愛情も程々にね。




次回:『襲来、道産子シスターズ:妹編』

投稿時期未定です。


P.S.善子ちゃんは脇の方を主張されてる為にそちらへ目がいきがちですが、本当にけしからんのは腰のラインだと思います。異論は認める。

※アンケート投票は、2020/03/20〆切とします。

最終話の1個前、何を期待しますか?

  • μ's妹勢+サブキャラとの絡み
  • ヒロにこの馴れ初め+Aqours
  • 理亜ちゃんとのまさかのイチャコラ
  • 作者が1から考えるヤンデレもどき
  • 最終話に繋がる何か

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