fate×メガテンもの(旧名・間桐慎二のデビルサマナー(短編))   作:メガテニスト(偽)

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日常かーい!戦闘ナーシ!

うおわああああああああ!!!???グライアイとアークエンジェル
忘れとるううう!?????

筆者のキャパシティーのなさとアレ度が露呈してるうううう!!

ちょっとだけ追記修正しました!すまない、ほんとうにすまない・・・


ある日の日常1

迫りくる槍を躱し、そらし、受け止め、隙を見て反撃を加える。

1合、2合、3合…そうして応酬を繰り広げていく。

ふと隙が見えたと思い少し踏み込む。しかし、どれはどうやらフェイントだったようだ。

素早い攻撃が繰り出され、攻撃をしのごうとして剣で受けつづけるが、

体勢を崩され、立て直そうとしたところで目の前に槍が突き付けられる。

 

「ほい終了。」

 

そういってクーフーリンが宣言すると、体の力を抜く。

それを確認するとクーフーリンは突きつけていた槍を直した。

 

くそう。また負けた。なかなかうまくいかないもんだな。

 

「おう。まだまだだな。しかしかなり飲み込みは早いほうだと思うぜ?」

 

ほんとかよ?まあ、いいや、朝ご飯にしよう。

 

そういって家に戻っていく。時刻は現在朝6時。かれこれ1時間は修練していた。

最近はこうしてクーフーリンに稽古をつけてもらっている。

レベルアップのほかにもこうして戦う技術を磨いたほうがいいと思ったからだ。

 

家に戻ると、ニスロク、タマモと一緒に朝食を作る。

最近はニスロクに料理を教えてもらっている。

タマモはオサキになったことで人と同じくらいの大きさになった頃から手伝って

くれている。

はじめのころはレンチン女子だったが、花嫁修業ということで僕と一緒にニスロクから料理を教わっている。

 

朝食を食べると、各々好きなことをし始める。クーフーリンは釣り。

ジャアクフロストとリッパーは外に遊びに行った。

まさかジャアクフロストがあんな変身するなんて…まあ、目立たない格好に

なっているからいいか。

タマモとヴィヴィアンとニスロクはバイトへ。クーフーリンを含めたこの4人は

いろいろとごまかしながらバイトしたりして働いている。

グライアイ3姉妹とアークエンジェルは町の図書館へ行った。

どちらも本を読むのが好きらしい。

 

僕も学校に行く準備をして、登校した。

 

 

 

学校から帰ってきた。荷物を片付けると掃除機を出す。

掃除は当番制にしている。今日は僕の番だ。リビングにあるものを片付けつつ掃除機

をかけていく。

すでに帰っていたタマモとヴィヴィアンがソファーに転がりながら雑誌を見ている。

タマモはたまも倶楽部という雑誌。ヴィヴィアンは普通のファッション雑誌。

たまも倶楽部の表紙をちらっと見ると肉食系奥様のための

簡単呪術レッスンだの書かれていた。どんな雑誌だ。

タマモは雑誌を見ながら、

 

「なるほどなー。甘える時はダンナ様が暇そうな時、

 甘えさせる時は落ち込んでいる時かー。

 うん、知ってる知ってる。

 タマモちゃん、そういうの分かっちゃう♡」

 

などとほざいている。どうやら結婚後を想定した雑誌らしい。

お前…、まずはそのダンナを見つけることから始めたらどうだ?

 

「うぐっ、…も、もうちょっと後でもいいかなー、なんて…。」

 

それで見つかるのか?もうちょっと積極的に言ったほうがいい気もするけど?

 

「う、うるさいですね!ほっといてくださいませ!」

 

あ、すねた。…まあいいや、続き続き。掃除を進めていると床に脱ぎ捨てられた衣服

が落ちていた。ヴィヴィアンのだなこれ。

おい!ヴィヴィアン!服を脱ぎ散らかすな!かごに入れろかごに!

 

「あー、ごめーん。入れといてー!」

 

入れといてってお前…、だらしないなおい。

 

「家の中でくらいごろごろしたいモーン。」

 

なんというか女子に対して幻想が壊されるのってこういうことを言うのだろうか。

見た目は美人なのに…。

 

掃除機をかけ終わると、窓を拭いていく。その時玄関が開いて、

 

「ただいまー!サマナーおやつちょうだい!」

「ただいまだホー!オイラも!」

 

はいはい、まずは手を洗ってからだ…おい!二人ともかなり服汚れてるぞ!

まず着替えてこい!それから手を洗え!

そういって着替えをもってきて、リッパーたちに着替えさせる。

汚れた服はそこのかごに入れとけよ。洗濯するから。

 

「「はーい。」」

 

素直でよろしい。

着替え終わったリッパーたちが手を洗っている間に冷蔵庫で冷やしていた

おやつとジュースをとりだす。今日はティラミスだ。

ほら、おやつだぞ。

 

「「わーい。いただきまーす!」」

 

ティラミスを食べていくリッパーとジャアクフロスト。

食べ終わるとリッパーのほっぺにクリームが付いていた。

リッパー、ほっぺについてるぞ。…ああもう、とってやるからこっちむけ。

そういってとってやると、とった後もリッパーがこちらをじっと向いている。

どうしたんだ?

 

「サマナーって…おかあさんみたい!」

 

…………はあっ!?お母さんってお前…そこはお父さんじゃないのかよ?

 

「あ、わかる。なんかおかんって感じ。」

「主婦感出てますよねー。」

 

なんだとう!…なんかわからないけどショックだ。

リッパーはなおも僕に、

 

「ねえ、サマナー、今度からおかあさん、って呼んでもいい?」

 

え。………せ、せめてお兄…お父さんにしてくれないか?

 

「おとうさん?ってなに?…ねえ、ダメ?」

 

ううっ、こんな目で見られると…。わかった。うちの中ならいい。でもせめて外では

お父さんと呼んでくれ。

するとぱあっと笑顔になって、

 

「うん!わかった!おかあさん!」

 

やれやれ。それにしても気になることを言っていたな。父親という概念を知らない?

 

「結局認めましたね…。そんなんだからおかんといわれるんじゃ…。」

「そうよねー。」

 

そこ!うるさいぞ!まったく…。まあいいや、掃除掃除。

窓を拭き終わった後、トイレも掃除すると、グライアイとアークエンジェルが帰ってきた。いい時間になったので、夕食をつくりはじめる。今日はハンバーグだ。

 

夕食を食べた後、順番に風呂に入る。風呂に入った後は、

テレビゲームをしていたところ、タマモやヴィヴィアンたちが乱入。

桃鉄をやり始める。ヒートアップして、9時ごろにお開きになった。

 

まだちょっと眠くないので、バロウズに頼んで、パソコンのプログラミングなどの

勉強をする。普段使っているこのスマホのこととか、

もっと知っておきたいと思ったのだ。

実は基礎的な知識を収めた後、スマホのアプリのプログラムを見せてもらったことが

ある。しかし、ちんぷんかんぷんだった。もっと勉強してスマホに入ってるプログラム

のことを完全に把握したら、いつか、サマナー業に役に立つアプリとかプログラムを

自分で作ってみたい。

寝たのは1時間くらい勉強して10時ほどのことだった。

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

深夜。寝静まったころ、慎二の寝室にジャック・リッパーが入ってきた。

リッパーは慎二を見つけると、ゆっくりと近づいてナイフを振り上げ…

 

「はい、そこまでです。」

 

タマモに呼び止められた。

 

「どうして邪魔するの?私たちは帰りたいだけなのに…。」

 

「帰ってしまってはもう甘えることもできませんよ?」

 

「でも…。」

 

そこから何度かやり取りをし、やさしく諭すように言うと、リッパーは、

 

「うん。わかった。我慢する。」

 

と言った後、

 

「お母さん、おやすみなさい。」

 

と言って部屋から出ていった。残されたタマモは、

 

「やれやれ、どうにか説得できましたか。」

 

いつくしむような顔で慎二を見て、

 

「おやすみなさい、サマナー。」

 

と言って部屋から出た。

 

 

 




徐々にチート(戦闘とは言ってない)。
ここの慎二君は特性吸収のおかげで飲み込みが早いという設定。

ちゃんと服は買ってあげてます。洗濯する必要とかは聞かない。

マグネタイト消費を抑えた非戦闘モードで日常を過ごしています。

あと、タマモたちのこと知られて大丈夫なのか?という質問が来そうだったから、
大丈夫です。あくまでも悪魔の実在を確かめたとか、
悪魔としてのタマモたちを知られたわけではないので。

バイトのときの戸籍とかは?
大丈夫だということにしています!細かいことは気にしないで!

タマモはサマナーとして好意的には見てますが、まだご主人様とかそういう感じじゃない。
ヴィヴィアンは慎二は恋愛対象外な感じ。

その他、ご指摘があったらどうぞお願いします!

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