fate×メガテンもの(旧名・間桐慎二のデビルサマナー(短編))   作:メガテニスト(偽)

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すまない・・・筆者の構成力とかがないせいで全員死亡していたはずなのに
生き残っていたことになっていて本当にすまない…。

例によって続きは未定。

~前回までのオルガマリーの心情を交えたあらすじ~

ふぁっ!?なんやカルデアス真っ黒になっとるやんけ!ちょっと何があったんか調べな。
                ↓
南極からどんどん黒くなっとるやん、どういうこっちゃ。
                ↓
実際に発生したやって!?こら観測機送らな(確信)
                ↓
あかん。送ったけど肝心の原因そのものはわからんどないしよ…
せや!レイシフトの機能利用して人員送って調査しよ!
                ↓
ぜ、全滅!?あかんあかんあかん!魔術の名門から呼び寄せた奴ら大体死んで
なんも成果得られんかったなんて報告できん!足がかりだけでも作っとかな!
                ↓
いま残っとるやつでレイシフトできるんわ全員数合わせの一般人チームしかおらん。
死ぬ可能性が高いし、良心が痛む。せやけど時間も他にやれる奴らもおらん。
行けと命令するしかあらへん…頼むから生き残ってくれよ…。
                ↓
ふぁっ!?倒したやって!?しかもいろいろ採取したやって!?よくやってくれた!
よし、帰還させていろいろ解析や!おつかれさん、今日はゆっくり休んでクレメンス。
明日からもよろしく頼むで。

だいたいあってる。



Fate/Grand Order epic of strange journey 3話目

一晩明けてモーニングコールによって目覚めた俺は、

ブリーフィングをするという中央管制室に向かった。

中に入ると、もう全員揃っていた。また俺が最後のようだ。

 

「来たようね。ではブリーフィングを始めます。

 今から一時間ほど前、連絡が取れなくなり、死亡したと思われていた

 先行突入部隊のメンバーから救難信号が届きました。

 あなたたちにはその救助に向かってもらいます。

 シェルター外の位置情報はありませんが、ここを戦区、「セクター」とみなし、

 名称コードを発行します。当該セクターは「A」。セクター・アントリア

 と呼称します。

 このセクター・アントリアを探索し、救難信号のある場所まで進行。

 人員の救助を行うのが今回のミッションよ。」

 

作戦の概要を頭に叩き込むと、所長は、

 

「それと、持ち帰った物質と謎のプログラムのことですが…「そこからは私が

 説明しよう!」ちょっと!?」

 

ん?いきなり誰かが話に割り込んできたぞ?

あ、ダウィンチちゃんだ!呼符よこせ!

 

「おっと、紹介がまだだったね。私の名はレオナルド・ダ・ウィンチ。

 気軽にダウィンチちゃんと呼んでくれたまえ。」

 

そういって自己紹介するダウィンチちゃん。みんな唖然としている。

 

「はあ…、今紹介した通りこいつはレオナルド・ダ・ウィンチ。

 カルデアの召喚英霊第3号よ。

 技術的なことはこいつに聞きなさい。」

 

「こいつ呼ばわりとはひどいんじゃないかな?

 ま、いっか。それよりも君たちが持って帰ってきたこれなんだけどね、

 こいつはまるで未知のエネルギーを秘めた物質だ。霊子に似た性質はしていることは

 わかったがこいつがどうやって生み出されたのか見当もつかない。

 こいつを仮に疑似霊子と呼称しよう。こいつを使えばいろいろ作れそうだ。

 君たちの装備とかね。燃料としても使えるだろう。」

 

つまりマッカはQPだった…?宝物庫周回しなきゃ(義務感)

そんなことはおいといて、

 

「それともう一つ…こっちのほうも解析してみたんだけどね、

 こっちはどうやら概念が結晶化したものらしい。それも高純度の。

 これを使えば高度な概念礼装も作成できる。

 こっちも回収してくれれば役に立つものを作ってあげよう。」

 

なるほど。概念礼装か…カレスコください。

 

「そして謎のプログラムだが…正直言ってあれブラックボックスの塊だね。

 私でも8割しか解析できなかった。どうしても解析できない部分は使って効果を

 確かめてくれとしか言えないね。」

 

ブラックボックスの塊なのに8割も解析できたのか(困惑)

逆に使ってない部分って召喚、交渉の部分だから、効果はわかっている分

安心できるけど。

 

「もう一つ伝えておくことがあるわ。」

 

ん?

 

「シェルターが稼働したことでカルデアの英霊召喚システム・フェイトを使って

 そちらで英霊召喚ができるようになりました。

 といっても、あなたたちの魔術の腕では契約できるかわかりませんが。」

 

はっきりいうなあ。まあ事実なんだけど。

 

「戦力は多いほうがいいわ。そちらにレイシフトしたら起動してみなさい。」

 

了解。

 

「あ、そうだ。昨日の戦闘データを参照して武器を試作してある。

 1時間後にシミュレーションルームにきたまえ。」

 

「では、ほかに質問は?…ないようね。ではレイシフトは3時間後。

 それまで各自準備をしておくように。では、ブリーフィングを終了します。」

 

そういってブリーフィングは終わった。

 

俺は管制室を出ると、食堂に向かうことにした。

そういえば朝食食べずにブリーフィングに参加したからね。

 

朝食をとると、シミュレーションルームへ向かった。

職員の一人にあいさつすると、

 

「待っていたよ。武器とスーツはあそこにおいてある。

 詳しくはダウィンチちゃんに聞いてくれ。」

 

指さした方向にあるドアへと向かい、部屋へと入る。

すると、

 

「おっ、来たね。待ちくたびれたよ。ささっ、こっちだついてきたまえ。」

 

と、部屋で待機していたダウィンチちゃんに連れられ、ついた場所に置いてあった

デモニカスーツを着ると、

 

「ではお待ちかね、これが試作した武器だ!」

 

――それは剣というにはあまりにも大きすぎた。

――大きく分厚く大雑把すぎた。

――それはまさに鉄塊だった……。

 

なんでだああああぁぁぁぁぁ!!!もっと他にあっただろ!

もっと俺向きの戦用のがあっただろ!

 

「ロマンというのは大事だと思わないかい?」

 

実用性も重視してください!

 

「デモニカスーツならばたやすく扱えるだろう?

 それに、いざというときには盾として扱うことも考えてある。」

 

普通に盾じゃ駄目だったんですか?!

 

「面白みがないだろう?それに現状あまり相手のことがわかっていないんだ。

 質量というのは武器だよ。それにいつこれだけだといったんだい?」

 

それを先に行ってくださいよ。で?それはいったいどれですか?

続いて紹介されたのはアサルトライフルのようなものだった

 

「これだ。シンプルに魔術的な改造を施して威力を高めている。

 君が持ち帰ったフォルマもつかってね。あんまり目新しさはないけどね。」

 

そんなもの必要ないです。

 

「それと、このナイフだ。武器はこれで全部。さ、データ取りもかねて、

 シミュレーションルームで戦闘訓練してきたまえ。」

 

言われたとおり、武器を全部装備してシミュレーションルームへ向かう。

 

…大剣は割と使いやすかったのがちょっと悔しい。

これに味を占めて今度は複合武器とか作り出すんじゃなかろうか。

 

戦闘訓練後、少し休憩をはさんで、管制室へ向かう。

 

「全員揃ったようね。では、救助ミッションを開始します。

 総員、コフィンに入りなさい。」

 

全員がコフィンに入ったことを確認すると、

 

「人員の救助、頼んだわよ…。 レイシフト開始!」

 

穴に落ちていくような感覚が体中に広がる。

しばらくすると落ち着いて、目を開けると、シェルターの内部にいた。

今度は安全にレイシフトできたらしい。

メンバーを全員確認すると、通信が入る。

 

「全員無事についたようね。では、まず英霊召喚を試みなさい。」

 

レフ教授が、マップデータを送信して、

 

「装置はこの位置にある。起動してカルデアの装置と同期してくれ。

 ああ、今同期を確認した。では、フェイト、起動するぞ。

 いいかい、サーヴァントはマスターがいないと現界できない。

 まずは一人ずつ試していくぞ。」

 

そういって一人ずつ召喚を試していく…。

結果として来てくれたのは、俺一人だけで、サーヴァントは、

 

「サーヴァント・アーチャー。召喚に応じ、参上した。」

 

まさかのエミヤである。

 

「どうした?私の顔に何かついているかね?」

 

いいえ、なんでも。

 

俺たちはアーチャーに現在の状況を説明した。

 

「なるほど。にわかには信じがたいが…。」

 

とりあえずは納得してもらったようである。

 

それでは、外に出て救助に向かおう。

 

「了解した。」

 

メンバーは準備を整えて、外へ向かった。

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

シェルターの外は氷の洞窟だった。

 

「やっぱりここは南極なんだろうか。」

「こんな地形は見たことないけどな。」

「救助を待ってるやつがいるんだ、急ごう。」

 

そんな会話をしながら、慎重に進んでゆく。

 

少し進むと、扉のようなものがあった。これは?

近くによると、扉が開いた。なぜこんな機能が…。

 

「わからない。でも先には進めるみたいだな。」

 

扉を通ると、いきなり正体不明の存在に遭遇した。

姿を目撃すると全員が身構えた。

 

「なるほど。姿は見えないがたしかになにかいるな。」

 

エミヤがそんなことを言っている。

えっ、見えないの?

 

「ああ、目視はできない。だが、存在は感知できる。問題はない。」

 

そういって弓を構えた。

あ、ちょっと待ってエミヤ。

 

「なにかね?敵を前に悠長なことをしている暇があったら…」

 

なんかこっちに話しかけてきてない?

 

「なに?…確かに何か聞こえるな。」

 

目の前の存在から言葉のようなものが発せられている。詳しく聞き取れないが…。

すると、目の前の存在は突如モザイクの状態から変化していく。

そして、羽の生えた小人の姿になった。そして俺たちにもわかる言葉で話し始めた。

 

「あ、ごめんごめん。こうしないとキミたちには見えないんだった。

 えーと。こんにちは、人間さん。私、人間にキョーミがあるんだよね。

 …だから、ちょっとつきあってよ!」

 

どうやら会話がしたいらしい。

 

「…どうする?マスター。聞く必要はないと思うが?」

 

いや、まあ、会話をするだけなら…積極的に戦闘したいわけじゃないし。

 

「そうか、ならマスターの意思を尊重するとしよう。」

 

そういうことで会話することにした。

 

 

 

「私ね、前から人間と話してみたかったんだ。

 だからねえ…。いっしょにやろうよ悪魔会話!」

 

デモニカにインストールされた悪魔召喚プログラムに新しい機能が

アンロックされたと表示があった。そのまま機能の説明が流れていく。

 

そして、ピクシーが説明してくれた。

 

「悪魔と話すときのキホンはねぇ…。やっぱりキゲンをとることだね!

 悪魔は本当は敵だけど、キゲンがよくなれば、人間にもいいことしてくれるよ。」

 

なるほどなるほど。

 

「それじゃあね…。最初はどうしよっかな…。なんでもいいから挨拶してみて!」

 

よし、はじめまして!

 

「そうそう!とってもいいかんじ!

 それじゃあ、次は悪魔とのコウショウだよ。コウショウしたら、

 次は悪魔へのおねがいだね。私に何かお願いしてみてよ!」

 

え?いいの?じゃあ…どうしようかな?

 

「なんでもいいんだよ。アイテムが欲しいとか、これ…マッカがほしいとか。

 とっておきのお願いはね…仲魔になってかな!」

 

それじゃあ、仲魔になって!

 

「そうそう、エンリョしないで思い切っていうのが大事だよ。

 …で、こういう時って悪魔もキミにお願いするんだ。」

 

「どんなおねがいなのか、私がじっさいにやってみてあげる。

 …100マッカくれる?魔石くれる?きみのパワー、吸わせてくれる?

 きみの技のパワー、吸わせてくれる?」

 

全部オッケー!さあ持っていけ!特にパワー!…すまない。魔石は持ってないんだ。

 

「おい、マスター?」

 

「…うん、こんなとこかな!えーっと、他には…。そうだ、これ言っとかなくちゃ。

 会話ってさ、相性が大事だよね?ほら、気が合うとか合わないとか、

 そういうのあるでしょ?実はこれって、スタンスと関係があるんだ。」

 

へえ、そうなのか。よくべんきょーしてるねー。えらいえらい。

ところでエミヤのスタンスは?

 

「…中立・中庸だ。」

 

なるほどそうなんだ!

 

「さってと…これで全部だね。もうこれでどんな悪魔と話しても大丈夫!

 …話し忘れとか、ないよね?」

 

うん、それじゃ、いいかな?さっきから隣にいるのは誰?

 

「…あ!いっけな~い!すっかりわすれてた!」

 

んもう、ドジっ子さん!

 

「マスター、それはやめたほうがいい。軽く殺意がわく。」

 

あっ、はい。

 

「え~っと、このコは、アンノウン。もう知ってるよね?

 実はねぇ、アンノウンと会話するとちょっと変な会話になっちゃうの。例えば…。」

 

そういってピクシーは謎の言語で話始めた。ここではリントの言葉で話せ。

 

「こんな感じ。言葉がちゃんと伝わらないから、会話だってうまくいかないよねぇ。

 たまにマグレがでるくらいかな。」

 

会話にマグレ成功とかあるのか…(困惑)

 

「はい!おつかれさま~今度こそ、これで全部だよ!

 それじゃあ、最後におさらい。私もキミにおねがいしてみるね。

 …私もいっしょに行っていいかな?」

 

いいですともおおおおぉぉぉぉ!!!

 

「おいまちたまえ、そんな深く考えず返事をするな!」

 

いやだってきみこれ断れる?断れるわけない。(断言)

敵対するなら今ここで会話の練習とかしてくれるわけないだろうし。

懇切丁寧に教えてくれるピクシーちゃん先生かわいいし。

 

「う…、むう。それは…、そうだが。」

 

「はい、よくできました!これで、私はキミの仲魔だよ!

 それじゃあ、あらためて自己紹介しておくね。

 私は妖精ピクシー!こんごとも、よろしく!」

 

>ピクシーが仲魔になった!ピクシーがスーツの中に入っていった。

ん?なんかピクシーの声が聞こえる。

 

「そうそう。いま教えたことは、キミのスーツ…。

 えーっと、デモニカ…だっけ?そのデモニカに送っておくから!

 あんまり細かくはないけど、分かんなくなったら見直してね!」

 

最高かよ。懇切丁寧に実践を交えて教えてくれてアフターフォローも

忘れないピクシーちゃんマジ先生の鏡。

 

えーっと、どうやって呼び出せばいいんだ?

とりあえず悪魔召喚プログラム起動して…あ、これか。

俺は早速召喚した。隣を見るとエミヤが何やらこっちを見ている。

どうしたんだ?

 

「……いや、なんでもない。それよりも救援に行くのだろう?

 急いだほうがいいのではないか?」

 

おっとそうでした。それでは改めて出発しよう。

俺たちの戦いはこれからだ!

 

 

 

 

 

 




すいません。オリアスまでいきません。

ジッサイピクシーちゃん先生はかわいいし、最高。

筆者は実況動画とかでストレンジジャーニーのストーリーは一通り知っているのですが、
実際にプレイしたことがないです。
こんな筆者が書いててすみません。だった妄想が爆発してしまったんだもん!

10月発売のDEEPなほうは買うつもりです。


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