少年成長記   作:あずき屋

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 間も無く炎は放たれる。





第23話 少年、呼応する

 そして、時は今へと戻る。

ヘファイストスファミリアのメンバーを加えたロキファミリアの遠征組は、止め処なく湧き続けるモンスター相手に苦戦している最中だった。

いつもより数が多く、いつもよりスムーズに戦闘がこなせない。

ダンジョンの変化を、その身をもって体験していた。

 

 

「待って待って!!

今日のダンジョンなんか全然違う!!」

 

「口より先に手ェ動かしやがれバカゾネス!!」

 

「陣形を乱すな!

常に援護に動けるよう立ち回れ!

B班、右方に散開しつつ距離を取れ!

倒しきれないなら守備に徹しろ!

C班用意はいいか!?

態勢を整え次第、後方支援用意!」

 

 

 ダンジョンでは何が起きるか分からない。

これは冒険者の間でよく耳にする言葉だ。

人生においても何が起きるか分からないというが、ことダンジョンにおいてはそれが顕著に現れる。

例えばいつもと違うモンスターの行動パターン。

影響を受けにくい上層では滅多にあることでは無いが、中層からは話が変わってくる。

群れをなす種類がその日はほとんど群れをなさなかったり、好戦的ではないモンスターが好戦的になったりと変化が生じることがある。

これらは基本的に見ればそんな日もあるのだろうと受け流すかもしれない。

だが、ダンジョンに潜って日が長い者であれば、それが何かが起きる前兆なのだと疑ってかかる。

熟練者になればなるほどそういった変化に対して敏感になってくる。

そう、起こり得るはずのないと思っていた変化が起きた。

それだけで、いつも通りの考えでは生き残れない。

 

 

「ホーネット多すぎっ!!

すぐ後ろにヘルハウンドもいるんだよ!」

 

「バカ!

それだけじゃねェ!

ライガーやらリザードやらうじゃうじゃひしめいてンぞ!!

どうなってやがるこりゃ!!」

 

「いつもよりモンスターたちが興奮している!!

普段かち合うことのない奴らまでが関係なく湧き出てくるぞ!」

 

「どれだけいても、斬るだけ。

リヴェリア、私が斬り込む」

 

「分かった、援護する!!

ティオナ!ベート!

態勢が整うまで奴らをアイズに近づけるな!!」

 

「合点!!」

 

「あぁめんどくせェ!!」

 

 

 際限なく湧き出るモンスターたちは、狭い通路にひしめき合い興奮している。

その絵はまるで魑魅魍魎。

これだけいても、ダンジョン内ではこれがごく一部の種類といのが恐ろしい。

しかし所詮は暴れまわるだけの烏合の衆。

ただ各々勝手に暴れているだけで、統率が取れているというわけではない。

そこに突破口がある。

アイズはそれを、強引にこじ開けにかかる。

彼女の周囲に風が巻き起こっていく。

唯一の魔法にして、強烈な突風を自身に纏い、近づく者全てを切り刻む必殺魔法。

それを妨害せんと一斉に無防備な姿に飛びかかるモンスターたち。

視野の狭まった獲物を逆に利用して、ティオナとベートは周囲の敵を薙ぎ払っていく。

質量の多さには手こずるが、まともに立ち会えば一掃など容易い。

文字通り一撃でモンスターたちを再起不能にしていく。

 

 

「今だ!

切り開けアイズ!!」

 

「『目覚めよ(テンペスト)』」

 

「離れろテメェらっ!!」

 

 

 真空の刃を全身に纏った状態で敵の密集箇所に向かって突進する。

右手に持つサーベルが唸りをあげて肉を断ち、渦巻く風が周囲の敵全てを切り刻む。

即席の人間大砲は一瞬でモンスターたちの意表を突き、たった一人で形勢を逆転させてしまった。

風と共に全てを斬り捨てるロキ・ファミリアの期待の星、それがアイズ・ヴァレンシュタインだ。

 

 

「好機だ!!

総員、一気に殲滅しろ!」

 

「まっかせてぇ!!」

 

「分かってらァ!!

いちいち指図すんなババァ!!」

 

「誰がババァだ、丸焼きにするぞ!!」

 

 

 天秤は傾く。

モンスターの吹き溜まりとなっていた箇所は、アイズの特攻によって崩された。

突然の攻撃に動揺が走るモンスターたちは、猛攻の手を緩めてしまう。

これを好機とみなしたリヴェリアは団員に一掃の号令をかけた。

一気呵成とばかりに畳み掛けていく団員たち。

殲滅にはそう時間はかからなかった。

徐々に崩していくばかりが戦いではない。

時に奇策を、時に奇襲を持って打開にかかる。

戦況を覆すためならば、時には現状維持に努めて防衛に徹し、一気に穴を突く猛攻に転じられればいい。

その戦術を、リヴェリアは正しく実践した。

 

 

「もう......大丈夫、かな?」

 

「みてェだな。

ったく、何だったんだあの雑魚の湧き具合はよォ?

ハッキリ言って異常だったぜ。

前に来た時はこんなじゃなかったろ」

 

 

 この場で暴れまわっていたモンスターは掃討された。

大した相手ではなかったものの、やはり物量で攻められるのはいつだって辛い。

例え相手が取るに足らない雑魚であっても、こうも立て続けに戦闘を強いられては厳しい者がある。

力を付けて来ているとはいえ、ロキ・ファミリアの団員の最高レベルは3。

それもたった3名のみ。

アイズやティオナ、ベートは未だLv.2。

その他の団員に至っては全員がランクアップ前。

Lv.3のリヴェリアがいても、ほとんどがLv.1の団員をまとめあげて戦うのは厳しい。

力量不足をカバーするのも一筋縄ではいかないのだ。

 

 

「折角みんなの経験積みに遠征組んだのに、これじゃ全然長続きしないよ。

ねぇリヴェリア?

早いけど階層主のとこまで行っちゃう?

流石にこれが続くともたないよ」

 

「そうだな......これは完全に誤算だった。

この調子が続けば、持って来た食料や備蓄の配分にも影響が出る。

ヘファイストス様の団員もお借りしている以上、わざわざ危険を犯すことはできない。

皆には申し訳ないが、今回は遠征を早めに切り上げるとしようか」

 

「オイオイ、こんなモンで終わらせる気かよ。

こんなんじゃ経験値(エクセリア)の足しにもならねェぞ?

経験不足を解消するいい機会じゃねェか。

いけるとこまで行っとこうぜ?」

 

「全員がお前のように戦えるわけではない。

それにさっきも言ったが、今回はヘファイストス様の団員をお借りしている。

我らだけならいざ知らず、このまま続けば彼らまで危険に晒してしまう。

ましてや最近のダンジョンは不安定だ。

下手をすれば先ほど以上の戦闘を強いられる可能性も十分にある。

悪いが今回は早々に切り上げる」

 

「ケッ、そうかよ。

あぁつまんねェ」

 

「何も別にこれっきりという訳ではないんだ。

また日を改めて仕切り直せばいい。

焦ってもいいことなど有りはしないんだからな」

 

 

 ベートはつまらないと吐き捨てる。

ロキ・ファミリアで最も好戦的な狼人(ウェアウルフ)、ベート・ローガ。

短刀と持ち前の身体能力を駆使した体術を用いた戦法を好む、ファミリアきっての特攻隊長的存在だ。

また、その脚の速さは団員の中でトップクラスであり、その長所を生かした戦法は他の仲間を助けたりモンスターの注意を引くことに長けている為、ファミリアの中でも一目置かれている。

ただ、ケンカっ早い性格から挑発に乗りやすく、自身より弱い者は見下す傾向にある。

何れにしても、ロキ・ファミリアの主力の一人として恥じない戦力を有している為、他ファミリアからも注目を集めつつある。

 ベートの提案を一刀両断の元斬り捨てるリヴェリア。

自分たちだけならまだしも、今回はヘファイストス・ファミリアの団員たちを引き連れている。

彼らは経験を積むことだけではなく、ロキ・ファミリアの団員たちの武器の整備をする役目を担っている。

遠征という長期の戦闘を強いられる環境は、武器の摩耗に拍車をかけてしまう。

整備を怠ると戦闘中に破損し、不利な状況に陥る可能性が出てくる。

簡単な整備に関しては団員それぞれに知識はあるが、数日間地上に戻れない遠征においては専門の知識を持って整備をしなければ武器の状態を良好に保てない。

故に、遠征においては彼ら鍛治師をパーティに組み込むことが基本となっている。

彼らは冒険者ではあるものの、根っからの戦闘員ではない。

自衛の手段は当然持ち得てはいるものの、基本的には支援員の枠を出ない。

支援を受け持つ団員が戦闘もこなさなければならないとなると、役割分担の意味が成り立たなくなって来てしまう。

彼らが戦うことは最終手段である為、これ以上余計な負担をかける事は出来ない。

 最近のダンジョンは極めて不安定であることが、冒険者たちの間で話題になっている。

産まれる間隔が早まった、好戦的な種類が更に凶暴になった、能力値が上がっているなどの話が街中では飛び交う。

この謎を解明するためにギルドから推薦された調査団が派遣されたという話があったが、一週間以上経っても使者の一人も帰ってこない。

だからと言って、戦死したという訳でもないようだ。

神に恩恵を刻まれた者は、目に見えない回路(パス)のような者が繋がっており、何処にいるかまでは分からなくとも生存しているかどうかは判断できる。

そのため、死亡すれば神との繋がりは絶たれ、誰の恩恵が消えたかどうかを主神は判別することができる。

現在そう言った報告は届いていないため、調査団の面々は死亡こそはしていないと思われる。

 

 

「このまま進んで嘆きの大壁へ行き、ゴライアスを撃破した後に十八階層で休息を取って地上へ戻った方がいいだろう。

この戦力なら、ゴライアスを突破するのには十分。

堅実に攻めていけば最悪の事態になる事はないだろう。

道中先ほどと同じような戦闘になる可能性が高い。

皆、各々周囲を警戒しながら進んでくれ」

 

「あいあいさー!」

 

「うん、わかった」

 

「へーへー」

 

 

 全員の了承の意を確認し、注意しながら進む一行。

ダンジョンの異変は今日に始まったことではない。

それ即ち、現在進行形で危険度が増していることを指す。

嘆きの大壁の手前でモンスターたちの凶暴化。

ダンジョン全てのモンスターたちが一斉に強化されている。

では果たして、階層主が従来通り現れると思えるだろうか。

 

 

「あ、あれは一体......?」

 

 

 ふと誰かが呟いた一言。

先ほどの疑問の答え、それは否である。

ダンジョン中のモンスターがある日を境に凶暴化を果たした。

つまるところ、これは階層主にも何らかの影響を与えていたとしてもなんら不思議ではない。

階層主は確かに他種を凌駕する力を秘めた強力な種であるが、階層主とは誰かが勝手に名付けた総称。

広い視点で見れば、階層主も他と変わりないモンスターのうちの一つ。

このモンスターが犇めく巣窟においては、別段珍しくないモンスターなのだ。

ただでさえ強力な力を有した階層主。

それが異変によって凶暴化が付与されている。

 

 

「───────ォォ......!!」

 

 

 迷宮の弧王(モンスターレックス)の異名を持つ灰色の巨人。

筋骨隆々にして、全長7mを越す巨体。

遠距離攻撃手段を持たない代わりに、圧倒的質量を持って冒険者たちを蹂躙する破格の存在。

一歩踏み込めば戦意を削ぎ、ひと睨みを効かせれば背を向けさせる威圧感。

本来であるならば、大人数でパーティを組み、魔法支援を駆使して前衛部隊と攻撃を入れ替えていけばさほど苦労はしない。

だが、この姿を見た者であるならば誰でも痛感できるはずだ。

アレはまるっきり別の個体であると。

 

 

「赤いゴライアス......!!」

 

 

 真紅の巨人ゴライアス。

本来の色はなく、その体は烈火の如く赤い。

大きさは9m程と巨大となっており、巨人ならではの威圧感が一層際立っていた。

リヴェリアの頭には、まともに戦うという選択肢は消えつつあった。

 

 

「総員戦闘態勢!!

倒そうなどと考えるな!

死なないことを第一として交戦せよ!」

 

 

 この日、赤き巨人との戦闘により、冒険者たちは冒険をすることとなる。

 

 

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「......?

変ですね、こんなに揺れが続くなんて」

 

「なんで?

揺れるの、そんなに珍しいことなの?」

 

「いえ、揺れ自体はそんなに珍しいことじゃありません。

ただ......どうもおかしい。

不規則な揺れがある事は時折ありますが、この揺れ......どうも断続的に続いています。

そろそろ嘆きの大壁に近づくはず。

もしかしたら、誰かがゴライアスと交戦した余波なのかもしれませんね」

 

「ごらいあす?」

 

「はい、灰褐色の巨人ゴライアス。

身体がとてつもなく大きく、非常にパワーの強いモンスターです。

まぁ大人数で戦えばさほど苦労する相手ではありませんよ。

魔法を使える者がいれば尚更楽に戦えます」

 

「強い?」

 

「ラジエルでも苦戦は免れませんね。

あぁ、一人で戦うのならという意味ですよ?

絶対戦わせませんけど。

単純に大きいだけといっても、まともに戦えばすぐに押し潰されてしまいます。

それに、貴方が戦うには早過ぎです。

まだまだダンジョンでの戦い経験して、いっぱい勉強してください」

 

「うん、わかった。

あ、そーいえば俺魔法使ってないや」

 

「今はそんなに焦って使わなくても大丈夫ですよ。

どんな魔法かも分かりませんし、燃費がいいのかどうかも分かりません。

最悪一回使って即気絶なんてことに成り兼ねませんから、使う際は必ず私の見てるところでする事。

いいですか?」

 

「はーい」

 

 

 断続的に続く振動に不信感を抱いたリュー。

階層主が暴れている可能性が高いため、近寄らないようにすることにした。

少年が巨人を見れば、間違いなく戦おうとするはずだ。

多勢に無勢とはいえ、流石にステイタスに差がある少年が戦いに混ざっても戦力には成り得ない可能性が高い。

連携や集団戦闘の経験を全く積んでおらず、ダンジョンでの経験が浅すぎる。

危機感も薄いため、交戦は控えるべきだろう。

 

 

「(それにしても......)」

 

 

 やはりどうもきな臭い。

リューも、ここ最近のダンジョンの変化には勘付いていた。

どうもモンスターが活発に成り過ぎている。

先ほどのゴブリンとの戦闘とてそうだった。

通常集団での行動、戦闘を好む性質のあるゴブリンたちが何故少数で挑んできたのか。

自棄になっていたわけでもこちらを侮っていたわけでもない。

何かに取り憑かれていたかのような姿だった。

ここまで変化が如実に表れるのも珍しい。

何らかの介入があったようにしか思えない有り様だ。

 

 

「ラジエル、今日はここまでにしてそろそろ上へ」

 

「リュー、何か来るよ」

 

「これは......?」

 

 

 少年の言葉から気配を探ると、そう遠くない前方から複数の敵視を感じる。

この薄暗いダンジョンの中だ、モンスターといえど間違いなく目視はできていないはず。

先ほどもそうだ。

モンスターはまるでこちらの居場所が分かっているかのように奇襲を仕掛けて来る。

視界の悪いこの空間でも、寸分の狂いなくこちらを捕捉し、四方八方から息つく間もなく飛んできた。

どういうことなのだろうか。

凶暴性が増したことと感知能力の向上。

中層のモンスターから兆候が見られればまだ納得がいく。

しかし今回は上層からその兆しが見えていた。

やはり今のダンジョンは普通ではない。

 

 

「前からだけじゃない。

後ろからもいっぱいきてるよ」

 

「退路は塞がれているということですか。

ラジエル、こういった場合どんな行動が適切だと思いますか?」

 

「んーと、とりあえず前の敵を倒す?」

 

「いいえ。

それでは後方からの敵に襲われてしまうでしょう?

簡単に今を整理します。

今私たちがいる場所は15階層の通路。

道は前後ろしかなく、それはモンスターで塞がれています。

ここには私と貴方の二人きり。

さて、ここまで言えば分かりますか?」

 

「あぁそっか。

分かったよリュー」

 

 

 凶暴な唸り声が近づく。

数は前だけでも10以上。

見えていないだけで後続にも大量に控えているかもしれない。

しかし、それに臆する面子ではない。

ここにいるのは戦闘においては熟練者の位置に達する二人。

片や籠手の紐を締め直し、片や木刀を握り直す。

前門の虎に後門の狼。

退路は既になく、強行突破は望めない。

ならば残された道は戦うことのみ。

 

 

「えっと、何だっけ......。

あ、そうだ思い出した。

リュー、せなかはまかせた」

 

「......リーヴァか誰かが変な本を読ませましたね。

帰ったら必ず探し出して折檻します。

まぁでも、間違ってはいませんか。

えぇ、お任せ下さい。

貴方の背中には、誰一人として近づけさせませんとも」

 

 

 互いに背中を預けて前方の敵にのみ注視する。

これで敵は目の前だけ。

信頼関係を寄せた者通しだからこそ成立する陣形。

相方に不足なし。

後は敵を殲滅させることのみ。

 

 

「数分も掛けるつもりはありません。

無粋な輩は、早々に退場してもらいますよ」

 

「そっこーで行くよ。

悪く思わないでね」

 

 

 そうして二つの影が駆ける。

暴風と突風が逆に敵を食い殺さんと牙を剥く。

今日はいつもより、ダンジョンが騒がしくなる一日となるだろう。

これから待ち受ける現実を、誰も予想することもなく、冒険者たちは今日も武器を振るう。

 

 

 

 

 

 

 

 




 

 いらっしゃい、あずき屋です。
本当にお待たせしました。
もう忘れている方もいらっしゃると思いますが、影ながらこっそりと開店いたします。


 さてさて、半月ほどとずいぶんお待たせ致しました。
いやホントごめんなさい。
スランプとか研修とかそういった諸々の事情で大幅に更新遅れました。
ごめんなさい。
この物語も中盤といったところでしょうか、そろそろ一波乱起きます。
皆さんを満足させられるものになればいいのですが、まぁそこまで高望みをするつもりはありません。
何分書いている人間がそもそも残念なので。
それでもあぁいいなって思えたらお声ください。
一つでもあればそれで救われます。

 
 今作品は単純に俺TUEEEEを目指しているわけではありません。
強さ故に、最終的に行き着く先が破滅という一つの旗を指針に描いています。
少し現実感出しすぎたかなとは思います。
それは否めません。
主人公がどういう風に散り、その散る過程を辿るのかを見ていってくれれば大丈夫です。
質疑応答いつでもどうぞ。


 ではでは、また次のページでお会いしましょう。


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