ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子──   作:GIOGIO

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プレイ動画を見てみよう!その③

そして次は誇り高き血統ジョセフさん。つまり若ジョセフさんの番なのだが……。無印の方ではオープニングすら無かった。

 

花京院さんや承太郎さん達、DIOの刺客の何人かと戦い、最後は影DIOを倒してスタッフロール。エンディングも無かった。

 

それで終わりではつまらないので、ここで若ジョセフさんの技について。

 

まずは『波紋カッター』。ノーマルジョセフさんの青緑の波紋疾走そのものだ。何でノーマルの方もこっちの名前にしなかったんだろう?

 

次に『波紋コーラー』。波紋コーラではなく波紋コーラー。どこから取り出したのかコーラーの瓶を上に向け、対空技として炭酸を噴出させる。本当は瓶の栓でダメージを与えるんだけどね?

 

次に『アイアンボーガン』。攻撃ボタンで色々と変わるらしく、弱と中はまっすぐ前に飛ぶ。弾速は違うけど。ツッコミところがあったのは強のアイアンボーガン。後ろに発射したボーガンが、何故か何もない背景を飛んでいき、相手の背後から飛んでくる。どうやってやったんだろうか?

 

承一郎「あれ、どうやってるのかわかるか?波紋の技術だけではないよね?当時のジョセフさんの波紋じゃああんなことはできないはずだし」

 

八幡「やっぱりそこにツッコミが入ったか。ジジイはワムウとの決闘の時に円形のコロッセオの壁をレール代わりにして遠心力でやったらしい。あんなの種がなくちゃ俺はおろか、小町にだって無理だ」

 

それを再現したらしい。でも、このゲームでは何もない砂漠のステージでも背景をボーガンが通過していっている。無理があるだろ……。

 

次にクラッカー。若ジョセフさんは当時はスタンドが使えなかった為にスタンドをオンオフにするボタンはクラッカーによる攻撃に差し替えられている。そのクラッカーを利用した必殺技も存在する。

 

1つは三回コマンドを入力することによって連続技を繰り出す『クラッカー・ヴォレイ』。3発目のクラッカーがヒットすると相手は浮かび、追加で攻撃を与える事ができる便利な技だ。

 

『クラッカーブーメラン』。投げたクラッカーが画面端まで飛んでいき、そこで停止。しばらくしたら戻ってくる技だ。投げるまでの隙が大きいのであまり実用的な技とは言えないけど。

 

次にスーパーコンボ。

 

1つはノーマルジョセフさんも使っていた『師の教え』の若ジョセフさんバージョン、『忘れ得ぬ想い』。動作は同じなのだが、背景の演出が少し違う。師の教えはリサリサ姉さんが出ていたが、忘れ得ぬ想いではジョセフさんの盟友であるシーザーさんが登場。『シィィィィザァァァァァ!』という叫びが印象的だった。印象的だったのだが……そんな思いは次のスーパーコンボを見たときに吹き飛んだ。

 

もう1つのスーパーコンボ……『エイジャの赤石』。これは僕にとっても忘れられないイヤな思い出がよぎる。そう、小町姉さんのルビーレーザー。それが再現されている技だ。演出的にはDIOの空烈眼刺驚と同じ。あの足から下を溶かされた痛みは忘れない……。

 

小町姉さんは指先をこちらに向ける。可愛くウインクしてもダメだからね?異世界でも暴れたって言うし、本当にこの凶悪な子は……。

 

そもそもだ……。何でスタンド使いじゃないのにスタンドにダメージを与えられているのかが疑問だ。八幡達もそこにツッコミを入れたと言う。

 

そしてゲームの方では……あれ?また若ジョセフさんでプレイ?あ、キャラクター選択画面でホルホースとかいるからこれは『未来への遺産』の方だ。こっちではストーリーがあるらしい。

 

オープニング

 

ナレーション『アレッシーのスタンド能力で若返ったジョセフ。しかし子供までには戻らず、若々しい姿の青年ジョセフ・ジョースターになっていた……』

 

そういう設定か。確かにそうでもしないと若ジョセフさんにストーリーを加えるのは無理があるものね。でもさ、黄色い服を着ていたジョセフさんが若返ると紫の服になっているのは何でだろ?

 

アレッシー『え?子供まで戻らねぇ!そうか!ジジイだから子供にするには影に交わっている時間が長くかかるのか!』

 

逃げるアレッシー。

 

ジョセフ『あっ!てめー、待て!』

 

口調までも若返っている……。

 

第1話 戦慄の侵入者

 

あ、ここからは例の疑似デモの想像をやるんだね?もう慣れてきたよ。

 

ジョセフ(仗助)『あっ!花京院!怪しい男を見なかったか!?』

 

花京院(いろは)『ああ。見たぞ』

 

ジョセフ(仗助)『どこだ!?教えてくれ!』

 

花京院(いろは)『今、僕の目の前にいる!何故僕の名前を知っている!貴様、新手のスタンド使いだな!?』

 

ジョセフ(仗助)『げぇ!そうだったぜ!俺が若返っている事を知らねぇんだ!』

 

そして対戦。

 

花京院(いろは)『波紋疾走⁉︎何故ジョースターさんの技が……』

 

ジョセフ(仗助)『だから俺がジョセフ・ジョースターだって言ってるじゃあないか!敵のスタンド能力で若返っちまったんだよ!』

 

花京院(いろは)『そ、そうだったんですか……すみません、ジョジョ』

 

ジョセフ(仗助)『ジョ、ジョジョォ?その名前で呼ばれるのは久し振りだぜ!とりあえずみんなに会ったら事情を伝えておいてくれ!頼んだぜ!』

 

静「イーハイーハ。何でジョジョってパパを呼んだの?」

 

演技はここで中断して静さんが突っ込む。

 

いろは「若い頃のジョセフを見るとつい……」

 

小町「わかる……わかるよお姉ちゃん……」

 

若い頃を知っている転生二人がウンウンと頷く。今代のジョジョである静さんがしょげてるよ?僕もあっちの世界の今代のジョジョだから気持ちはわかる。

 

第2話 誇り高き騎士

 

次はポルナレフさんか。だったら僕がポルナレフさん役をやろう。いくつか見て若い頃のポルナレフさんのイメージが出来てきた。多分、今の本人よりも上手くできる自信がある。

 

ジョセフ(仗助)『あれはポルナレフか……。花京院の時みたいにいきなり名前で呼ぶのはまずいな……。他人の振りをして話しかけるか。おい!そこの兄ちゃん!変な頭をしたスタンド使いを見なかったか⁉︎』

 

ポルナレフ(承一郎)『ああっ⁉︎おいお前、何でスタンド使いの事を知っている!さては敵だな!』

 

ジョセフ(仗助)『しまったぁぁぁ!普通に変な頭のオッサンって言っておけば良かったぜ!ポルナレフのクセにグレートに勘が良いじゃあないッスか!』

 

はい中断。

 

承一郎「仗助さん。自分が髪の毛に拘り持ってるんですから他人に言うのはやめましょうよ」

 

仗助「ああっ⁉︎良いんだよ!あの売れ損ないで路頭に迷ったピエロのように変な頭の野郎にはこれで!それともテメェ、この俺の頭に何かケチでもあんのか?ああっ!」

 

何でそうなるんですか?あなたの髪型をケチ付けたら地獄を見るのはわかってるんですから言いませんよ!もうリーゼントじゃないですし、似合っている自然なオールバックなんですから!対戦後。

 

ジョセフ(仗助)『か、勘弁してくれよ!何で何度も味方に襲われなきゃならねぇんだよ!』

 

ポルナレフ(承一郎)『す、すみません…ジョースターさん。まさか若返っているとは思わなくて……』

 

ジョセフ(仗助)『もう味方に襲われるのはたくさんだぜ!承太郎やアヴドゥルにやられたらただじゃあ済みそうにねぇしよぉ!おいポルナレフ!壊れて同じ所しか再生できなくなったCDのように『ジョースターさんは若返ったから間違えるな!』と吹いて回ってこい!煩わしい音を鳴らすクソッタレのニューヨークのパトカーのように大声で何度もな!』

 

待った。

 

承一郎「仗助さん。当時はまだCDはありませんよ?意味は凄く良く伝わりますけど、当時はレコード……精々ラジカセが主流だった時代の筈です」

 

仗助「そうだったかぁ?」

 

承一郎「ええ。エンディングでのジョセフさんはカセットテープのウォークマンを聞いていましたよね?多分、CDはまだないですよ」

 

空港でポルナレフさんと別れる時にカセットテープをウォークマンに差し込んでいたカットがあったから間違いないと思う。

 

仗助「時代を間違ってたぜ!まぁ、良いだろ?こまけぇことはよ」

 

あまり良くない気がするけど、どうせ遊びだし気にするのはやめよう。

 

第3話 変幻自在の砂の猛獣

 

あれ?まだ味方との対戦が続くんだ。

 

ジョセフ(仗助)『チキショー……まだ見つからないぜ』「と言いながら空き缶か何かを蹴飛ばしてイギーの頭にヒットするということにするぜ」

 

それならイギーも怒りそうだな。

 

イギー(ペットショップ)『キシャアアアア!』

 

ペットショップが演技に加わってきた。頭が良いにも程があるだろ、この隼!多分、ガルルルルル!と言いたいんだろうな。

 

ジョセフ(仗助)『げえ!イギー!仕方ねぇ!可愛そうだが大人しくなってもらうぜ!』

 

それ、ただの動物虐待のような気がする。勝利後。

 

ジョセフ(仗助)『ほれ、好物のコーヒーガムだ。ちょっとコーラーがかかっちまってるけどな。それで許してくれよ』

 

イギー(ペットショップ)『クルルルル♪』

 

それでイギーの気が済むとは思えないんだけど…。

 

第4話 恨みの傷を持つ男

 

あれれ?この段階では既にデーボって死んでいなかったっけ?イギーも参入しているし。色々とメチャクチャだなぁ。

 

デーボ(八幡)『ゲヘヘヘ!ここにいたか、ジョセフ・ジョースター』

 

ジョセフ(仗助)『なんだテメェは!テメェはDIOの刺客かぁ!?何でここに俺がいるってわかったんだよ』

 

デーボ(八幡)『バカかテメェは。ポルナレフがあちこちで騒いでいるんだから普通は分かるだろうが!』

 

ジョセフ(仗助)『オーノー!そういうデメリットもあったか!』

 

普通はわかると思いますよ?仗助さん。勝利後。

 

ジョセフ(仗助)『グレート!俺のせいで敵まで引き寄せちまったか!こりゃ早く何とかしねぇと承太郎達もあぶねぇな!』

 

仗助さん。段々と素の自分が出てきてますよ?

 

第5話 美しき名刀

 

承太郎(静)『おじいちゃん!おじいちゃんやっと見付けたぞ!おじいちゃんのせいで僕まで子供にされちゃったんだからね⁉︎』

 

アヴドゥル(小町)『ジョースターおじいちゃん!何とかしてよ!みんな子供にされて困ってるんだ!』

 

ジョセフ(仗助)『や、やべぇ!ドンドン被害が大きくなってきてやがる!早くあのピエロ髪アフロを何とかしねぇと!』

 

そりゃそうなるだろうな。

 

チャカ(八幡)『ジョセフ・ジョースター……見付けたぜ』

 

ジョセフ(仗助)『オウマイゴット!アヌビス神まで出てきやがった!これも若返りの力かぁ!?』

 

本当にナイル川に沈んだアヌビス神が何で出てくるんだろう。デーボまで出てきたんだから不思議じゃあ無いんだけど。勝利後

 

ジョセフ(仗助)『ぜぇ……ぜぇ……スタンドがねぇと一人一人がとてもキツいぜ!早く奴を探さねぇと!』

 

最終話 恐ろしき影

 

ポルナレフ(承一郎)『うわぁぁぁぁん!』

 

花京院(いろは)『くっそー!この変態親父め!』

 

アレッシー(八幡)『何で俺がこいつの役を……えらいねぇ。さ、おじちゃんに殺されるんだよぉ?ポルナレフ、花京院』

 

ジョセフ(仗助)『見付けたぜ!だせぇ頭のチキン野郎のアレッシー!元の姿に戻しやがれ!』

 

アレッシー(八幡)『げ、げぇ!ジョセフ・ジョースター!偉くないねぇ!今度こそ子供にしてやる!』

 

対戦。更に子供に戻されると上品な服で漫画を持った少年にされるジョセフさん。

 

八幡「ジジイが言うには初めて墜落を経験した時の姿らしいぞ」

 

だから何で服まで変わるんだろうか?そんな状態でも波紋で攻撃ができる少年ジョセフさん。修行なしで波紋を使えたと言うことらしいからすごいと思う。

 

対戦後

 

ジョセフ(仗助)『これで終わりだぜ!刻むぞ!波紋のビート!』

 

アレッシー(八幡)『うぎゃあああぁぁぁぁぁ!』

八幡「だから何で俺が……こんなことを……」

 

なんとなくボケ役は八幡っていうイメージが付いたんだよな。

 

ジョセフ(仗助)『おおっ!姿が元に戻ったわい!苦労させおって……あのマヌケが!』

 

エンディング

 

ナレーション『影で若返らせるスタンド使い、アレッシーを倒したジョセフは元の年老いた姿に戻った』

 

ジョセフ『ふぅ……やっと元に戻れたか。じゃが…若いままの方が良かったかな?さぁ……カイロに向けて旅を続けよう』

 

今現在、どんどん若い姿に戻ってきてますけどね?この世界のジョセフさん。あの人はあの人で規格違いだと思う。

 

ナレーション『ジョースター達の旅は続く。宿敵DIOを倒す為に To be continued』

 

スタッフロール。

 

想像すると中々面白かった。敵の方はたまに胸くそ悪くなるけど。確か次はポルナレフさんだったかな?


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