ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子──   作:GIOGIO

102 / 192
ジョジョとニセコイを合わせるのがとても難しい……。
一応ニセコイのストーリーに沿っていきたいです。
スタンドバトルいつやるのかな……。


第8話 空条承太郎!一条承一郎に会うその②

承一郎「僕の曽姪孫?」

 

承太郎「そうだ。奇妙だがな…。君は私にとって曽祖叔父ということになる」

 

承一郎「それで、僕に何の用ですか?」

 

承太郎「君の本当の父親の事だ」

 

承一郎「………‼︎」ピクッ

 

承太郎「君の父親は他の人間より特殊でな、イタリアとアメリカ、合わせて4人の息子がいて、更に調べてみたら君という息子がいたという事を知ったんだ」

 

承一郎「よ、4人⁉︎僕はそんな事は知らないぞッ!」

 

承太郎「異母兄弟だ。君はその異母兄弟の末っ子というわけだぜ。そして、あともう一つは、ある『矢』の事だ」

 

承一郎「⁉︎『矢』だってッ⁉︎」

 

承太郎「調べによると、君は数日前謎の襲撃によって『矢』に貫かれたようだな。あの『矢』は、『スタンド』という特殊能力を目覚めさせる矢だ。だが、才能が無ければ、そいつは死ぬ。」

 

承一郎「し、死ぬですって⁉︎」

 

承太郎「にわかに信じられないだろうが、本当の事だ。君は多分、気付いていないと思うが、『スタンド使い』になっているはずだ」

 

承一郎「僕が…『スタンド使い』…⁉︎」

 

承太郎「私はしばらくこの街に滞在するつもりだが、何かあったら私に連絡してくれ」

 

承一郎「は、はい。分かりました、承太郎さん」

 

承太郎「それじゃあな」

 

そういうと、承太郎さんは街中に消えて行った……。

 

承一郎「あの人は、一体……」

 

小咲「あれ?どうしたの一条君こんな所で」

 

承一郎「うわっ!…小野寺君か。君こそなんでこんな所に…?」

 

小咲「私?友達と買い物に来てその帰り。…でも驚いたよ〜。声をかけようと思ったけど、大きな男の人と話してたんだもん。あの人は誰?」

 

承一郎「僕の遠い親戚だって。今まで知らなかったけど」

 

小咲「えっ⁉︎一条君の親戚の人⁉︎ずいぶん大きな親戚だね」

 

承一郎「しかも祖姪孫だって。かなり離れているな……」

 

などと僕達が話していると、いきなり桐崎さんが、

 

千棘「ダ〜リ〜ン‼︎お待たせ〜〜‼︎ごめんね〜!思ったよりずっと時間掛かっちゃって〜ええ〜〜……」

 

と言いながらやって来た。そして、

 

全員「…………」

 

全員が時が止まったようにフリーズした……。

 

 

〜千棘side〜

 

公園のトイレ前───

 

千棘「ん…?」

 

千棘(あれ?誰と話してんだろあいつ)

 

トイレで手を洗っていると何か声が聞こえた。

 

ギャング「…でよー、なんか変なんだよなー。お前どう思う?」 「ああ…。俺もそう思うぜ」

 

千棘「?」

 

ギャング「お嬢とあのガキの様子がさー」 「ああ。ヤクザんとこで見たラブラブっぷりが見えねぇっつーか…」「どっか不自然なんだよなぁ」「ケンカとかしてたしなーんか…」

 

ま…まずい…!

 

千棘(大変だわ…‼︎このままじゃあ今日の苦労が水の泡になっちゃう!もっかい締めてかからないと…‼︎)

 

私は気合を入れ直した。

 

千棘(よし!)

 

そして、承一郎の所へ向かう。

 

千棘「ダ〜リ〜ン‼︎お待たせ〜‼︎ごめんね〜!思ったよりずっと時間掛かっちゃって〜ええ〜〜……」

 

だけど、承一郎と一緒にいたのは同じクラスメイトの小野寺さんで……。

 

全員「…………」

 

全員が時が止まったようにフリーズした……。

 

 

〜承一郎side〜

 

すごいカオスな状況になっている……。

 

小咲「…き…桐崎…さん…?え…?今一条君の事…『ダーリン』って…」

 

千棘「………」

 

や、ヤバイ……。好きな人の前でニセモノの恋人を演じるって……。

 

最悪の事態だ…‼︎!早くなんとかしないと…‼︎

 

小咲「……え…え〜とその…。ダーリンてことはつまり…。二人はその…付き合って…?」

 

承一郎「い、いや誤解だ!僕達は付き合っては…」

 

千棘「そっ…!そうよ誰がこんな…‼︎」

 

うっ…!みんなが見ている…!ど、どうすれば…。

 

小咲「そ、そっか!二人は付き合っていたんだね!私はお邪魔みたいだからもう帰るよ。じゃあね」

 

承一郎「う、うん……じゃあね……」

 

僕はこう返すことしか出来なかった…。本当に涙が出てきそうだ…。

 

こうして僕達はこの人生最初で最悪のデートを終えた。

 

家に帰ったら、驚きの人物がいた。

 

承一郎「じょ、承太郎さん…⁉︎」

 

承太郎「やぁ、承一郎君。悪いが泊まる場所がまだなくてな、君の家に滞在するようになった。よろしくな」

 

承一郎「は、はぁ……」

 

こうして、長かった1日が終わった。




キャラプロフィール

桐崎千棘

年齢:15歳 身長:160cm 体重:46kg

瞳の色:碧色 好きな食べ物:ラーメン 嫌いな食べ物:どら焼き

大雑把で男勝り、短気で暴力癖がある。人当たりが良く誰とでも仲良くなれる優しい性格。

ギャング『ビーハイブ』のボスの娘で、アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフ。

金髪ロングで赤いリボンをつけている。

運動神経は抜群で視力は10.0。成績がとても良い。痩せの大食いである。


ぶっちゃけ原作の通りです。(笑)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。