第2話
「霧仁!俺彼女出来たんだよ!!」
さて、ここでこのSSを読んでるであろう数少ない読者の方々へ質問です。ある日突然見てくれは中の上くらいだが暇さえあればいや、暇がなくとも最近まで女子高だった高校の教室で大声で猥談をしたりAVやらウ=ス異本やらを隠そうともせず広げたり挙句の果てに女子の着替えを覗いたりする女子の天敵でありスクールカーストの底辺に位置してるクラスメイトが突然こんな事を言ってきてらどうする?
しかも、前日に自分がそいつの頭を踏み台にしたり顔面に回し蹴りをしたりしてたら?
「・・・・・・」スクッ
「ん?どうしたいきなり肩を掴んで?
あ、まさか俺に彼女が出来たことに感動したあまr「すまない兵藤!本当にすまない!
俺が昨日クリボーよろしくお前の頭を踏んだり回し蹴りを繰り出したりしたせいでそんな幻覚症状だか、精神錯乱だかになったなんて!」
「え、いやちょっt」「こうしてはおけない!早く病院へ行かねば!」
「いy」
「はーいHR始めるから席につけー」
「先生!俺と兵藤少し早退します!」
「え、ちょ」
「理由は?」
「俺が昨日兵藤に回し蹴りをしたせいで兵藤が自分に彼女が出来たという幻覚を見てます!」
「よしスグに行ってこい」
「先生ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」
「まさか本当に通常通りだったとは・・・」
「いや、何故そこで正常通りって言わない?」
「だって普段が正常じゃない」
「泣くよ?」
「勝手に泣けば?」
「うゎぁぁぁぁぁぁん!!!」
「うるさい」回し蹴り
「理不尽!?」
「で?俺に彼女がいると言って何がしたい?」
「い、いやちょっと明日デートするからどこに行けば良いかなっていうの聞こうと思って・・・」
「知らねーよ
ニ〇コイでも読んでろ。あ、お前は一〇楽程モテないか。良くてせいぜいバー〇ックだな」
「うるせーよ!そもそも何故ドラゴ〇ボール!?恋愛漫画ですら無いだろ!?」
「良いじゃんドラ〇ンボール、恋愛も沢山だぞ。
ちなみに俺は悟〇×ブル〇か、ヤム〇ャ×ブル〇と思ってたらM字はげとくっついた事に驚きました。」※作者の個人的な意見です
「知らねーよ!?いや、確かに俺も思ってたけどさ!?そもそもドラゴンボー〇で恋愛の話するの初めてだよ!」
「(お前が明日どんな風にやらかしてどんな醜態晒すか)オラ、ワクワクすっぞ!」(声真似
「似てるけども!似てるけども絶対悟〇みたいな純粋さで言ってない事だけは理解できる!絶対俺の不幸で愉悦を感じる的な事を思ってる!」
「良く分かったな」
「当たってやがったよ!」
「ま、無難に映画とか行ったりショッピング行ったりすればいいんじゃね?俺は女とショッピング行こうとは思わないけどな」
「そうだよな・・・ありがとな!俺頑張ってみるよ!」
「おーうじゃーなー」
そう言って兵藤は家に向かって走っていった。その後彼の姿を見た者はいなかった・・・「物騒な事言うなよ!?」
【翌日夕方公園にて】
《一誠side》
「ねぇ、イッセー君一つ頼みがあるんだけど良いかな?」
「も、もちろん!何だって良いよ!」
そう言って夕日をバックにした彼女はとても美しく何処か神秘的だった
そんな彼女の願いは自分に叶えられるのなら全て叶えてあげたいそう思う風に。だが、次の瞬間発せられたのは予想外な言葉だった
「死んでくれないかな?」
そう言った彼女の背中から漆黒の翼が現れ自分の腹には光の・・・槍・・・が
「な・・・んで・・・」
「ごめんなさいね?怨むんだったら好きなだけ恨んで頂戴。貴方にはその権利があるんだから」
「後貴方との恋人の真似事割と楽しかったわ。今日のデートも王道過ぎて恋愛経験が簡単に分かる程だったけど・・・ホントごめんなさいね平和に生きてた貴方をこっちの都合で殺したりしちゃって」
そう言う彼女の彼女の顔はとてもとても悲しそうに歪んでいた。「(もう駄目・・だ・・・意識が・・・)」
視界が黒く閉ざされる直前に見えたのは見覚えのある独特な金と視界を覆う程の赤黒く染まった杭だった。
【イッセーsideout】
【レイナーレside】
「死んでくれないかな?」
そう言った私は彼の体に向かって光の槍を放つ。
・・・・・・いくら任務の為とは言え単なる一般人である子供を殺すなんてホント嫌になるわね。
殺す為に色々調べたが、彼は本当に平和な世界に生きて平和に過ごしてた。ちょっと・・・いやかなり煩悩に染まっているが顔も悪くないし性格もかなりの善人だ。神滅具なんて宿って無かったら幸せな人生を送っていただろう
「(この子が悪人だったらどれだけ楽だったか・・・こんな子に神滅具を宿らせるなんて本当神ってのは歪んでるわね)」
そう思い立ち去ろうとした瞬間
「もうちょいゆっくりしていきなよお嬢さん」
そんな言葉と共に視界を覆い尽くす杭。そして下にはその杭を出現させたであろう漆黒の貴族服を纏った青年であった
【レイナーレsideout】
夕暮れ時の公園本来ならばの小学生や、その子供達を迎えに来た保護者や公園デートをするカップルなどで賑やかなのであろうが今は静寂そのものであった。そして、その場にいるのは2人・・・だが、その2人は現代日本の地方都市の公園ではかなり浮いていた
片や漆黒の貴族服を身に纏い薄い金の髪を伸ばし、槍を持った長身の男
片や体のラインが強調される・・・所謂ボンデージと呼ばれる服を漬けその背中からは黒い羽が生えていた
「・・・なに貴方?」
「まあ、そんな警戒すんなよアンタらのデートプランを適当に考えてやった恋のキューピットって奴だよ」
「あら、それはありがとう。それで?何の用かしら?私は自称管理人が来る前に撤退したいんだけど?」
「ああ、それは済まんね。あの日本神話に許可も取らずに勝手に居座わり自分の土地だと勝手に宣言してる癖に堕天使が侵入しててもなんも気付かない竹島や尖閣諸島もびっくりな自称管理人が来る前には終わらせるよ」
「・・・いや当たってるけども中々にえぐい言い方するわね貴方。
それで3回目だけども何の用なの?」
「用は無い」
「はあ?」
「ただド変態なクラスメイトに告ったという中々趣味の悪い女の顔を見ようと思って来てみたらこうなってただけさね」
「趣味が悪くてごめんなさいね。じゃあ、用がないなら私は行くわよ?」
「 Hasta luego, amigos. ! 」
「ええ、また会いましょう?」
そうして彼女が消えた次の瞬間に紅い魔法陣が現れる
「チッ、面倒臭ぇ」
そして彼も霧となり消えていった
レイナーレの性格変えすぎた(´・ω・`)
そして、メタ発言が多いのはあれだデッドプールが新作から旧作になってたんだ