半年開いた時点でタイトル詐欺も何もないですよね(´・ω・`)
〜バス内〜
さて、念願の………というにはサクッと行き過ぎててなんか………。
まぁ、とりあえず電波変換は成功したわけだけど。
意識乗っ取りは解決したけど、残りのジャミンガーの課題に全身の痺れの問題が追加されてしまった………。
とりあえず解決策としては新しいウィルスを捕獲することだけど………。
「うまく………いかなそう………」
ぶっちゃけあの時は焦って空のカードを読み込んだらたまたま捕まっただけで、「気づいてないだけで何か条件が必要だった」とか、「マヒしてないと捕獲は無理」とか、「そもそもこうなったのも奇跡みたいな確率」、とかだったりしたらもうどうしようもないわけで………。
それなら今の状態で強化したほうがまだマシそう………という。
そんなわけで私はバスに揺られてるわけですが。
とりあえず意識乗っ取りが解決した今、次にどうにかしなきゃいけないのがジャミンガー自体のスペックの問題だ。
正直ジャミンガーの強化方とか(たしか)ジェミニがやってた巨大化くらいしかないしやり方なんてわからない。
私にできる現実的な強化はいいとこHPの上限上げとかで、スターフォースみたいな強化も無理そう。
オーパーツは、できないことはないだろうけど、そもそも手に入れるのが無理ゲーで今どこにあるかはわからない。
ノイズでの強化は言わずもがな無理。
となるともうまた賭けに出るしかないわけで………。
〜ドリームアイランド〜
ドリームアイランド。
作中では1の後半に訪れることになる場所。
海の近くだから少しは気温も下がるかと思ったけど………。
「………暑い………」
薄手のワンピースだけなのにひどい暑さだ。
帽子のお陰でまだどうにか耐えられるが、はっきり言って地獄だ。
しかもこの体本当に肌真っ白だから、日焼け止めが無かったら皮が剥がれるくらいまで焼けそうだ。
コンビニで買って来ておいてよかった。
「早く行こう………」
焼け付くような暑さの中、私は目的地に向かって歩き始めた。
これもし走ったら疲れと暑さで倒れそうだ………。
さて、突然だが、流星のロックマンの世界が、前作、ロックマンエグゼと世界観が繋がっていることは知っている人も多いだろう。
200年、という長い時間が過ぎているが、それでもまだエグゼの時代の名残は少しだけ残っている。
そして私の目的地はドリームアイランド、ではなくその先。
つまり私が何をしに来たかというと。
〜ゴミ集積所〜
「一体くらい………ナビ………生きてないかな………」
ゴミ集積所の端にまとめて捨てられているエグゼ時代の端末機器、PETの山。
そこから今も生き残っているナビを探そうとここに来たわけだ。
私の世代的にエグゼはよく知らないのだけど、たしかナビって電波生命体?がウィルスや他の何かしらと戦ってた、というのは知っている。
あとうろ覚えだけどナビと人が合体して変身してるのも見た覚えがある。
それならワンチャン強いナビ見つければこの時代でもいっしょに戦うなり電波変換するなりできるんじゃね?と考えたわけだ。
とは言ってもここは作中で後半に訪れる場所。
今の私が相手をするには厳しいウィルスがゴロゴロいるような場所だ。
インビジブルやその他のカードを駆使すればここまで来ることはできるだろうけど、危険を犯さず済むに越したことはないのでとりあえず生身でも来てみた………のはいいんだけど………。
「………多すぎ………」
ゴミ集積所の一角に積み上げられたPET。
1の作中では小さく山になる程度でそれでもなかなかの量だったのが、本当に山になるレベルで積み上がっている。それも複数の山が。
え?ここからナビ探すの?
「………やっぱり………こっちじゃ………見つからない………」
やはり電脳世界で探すしかなさそうだ。
手近なPETを手に取り、当然ながら電源が入らないことを確認し、投げ捨てる。
そしてウェーブホールの場所を思い出しつつ歩き出そうとした時だった。
「キミ、こんなところで何してるの?」
突然話しかけられ、声の方に振り返ると。
(………うそやん………)
いたのは原作キャラ、しかも現状会いたくないキャラの中でも結構な上位に位置するキャラ。
「ここに………何か用かな?」
双葉ツカサ。
電波体としての名はジェミニ・スパーク。
1で起きた出来事はぶっちゃけ大体こいつのせいってレベルでやらかしてくれたFM星人、ジェミニのパートナーキャラだった。
週一で投稿したい………
さて、ようやっと原作キャラが登場しましたが、多分次はツカサくんの視点も入るかな?
タグ詐欺にならないようにさっさと進めないと………。