Mokepon ~DarkSide Story of Pokemon~ 作:Mitchell
…経験値をmokeponに吸わせるってことなんだけどなw
やはりトレーナーがストリートファイトやってることで有名な場所
人がかなり多めで退屈しなさそうだなw
朝の10時くらいから夕方までやったなぁ…
俺の手持ちのmokeponは30Lv前後、奴らもそれ相応の強さ
さすがにこのLvともなると俺の蹴り程度ではびくともしない
経験値を積ませにゃならんから
こちらも変な戦闘はせず、いたって普通のmokeponバトルをして過ごしたよ
おかげでmokeponのLvは平均5上がって、電気ねずみはLv.40くらいになった
火を使うとかげはかつての面影などはなく
立派過ぎるほどでかい龍のようなやつに大変身を遂げた
そしてあれだけトレーナーがいると交流も増える
途中からは楽しく戦って、みんなで夕方にカフェへ
各ジムを反則的な戦術でなぎ倒し、サイクリング・ロードを焼き討ちにした
張本人だと言ったらめっちゃ話聞かれたwwww
ハニャダのジム破壊したあたりから俺の事は全国的に有名だったらしいよwww
個人情報は伏せられていたけど伝説だけが独り歩きしてたよねwww
それがきっかけで可愛い女の子とも連絡先交換したし
これはハチャメチャな戦い方のおかげで彼女できるんじゃね?www
とか思ってたら話題はとある噂話に
ハニャダの南、チクバの北、タマユデの東、ゴオンの西に位置する
経済都市「フキヤマシティ」
前にタマユデのガードマンに怪しい水を飲ませたが
その先にもし進んでいたらたどり着いていたその街
この世界の80%の経済効果に関与していると言われ
中央銀行、証券取引所、造幣局などもしれっと存在する
そして世界に名立たる大企業
「株式会社シールフ」という超巨大商社が存在する
mokeponと人間の共生を目的に
mokeponの力を人の生活に役立てたり、mokeponの育成講座などを開いたりと
随分とまぁ結構な商売をしているらしい
まだ人間とmokeponが親密ではなかった時代にこのビジネスを立ち上げる
もちろんその後大成長
多角化経営にも成功した
タマユデシティのでっかいデパートも、この商社の100%子会社なんだとか
当然、この企業がこの街を発展させてきたことは言わずもがな
だがその会社の様子が少しおかしくなってきたのだという
少し前くらいからTVでよく宣伝しているようで
シールフ製のバッチとかクリアファイルなんかも大々的に売り始めた
つまり、一昔前に比べてすごく必死になってきたんだと。
さらには怪しい人影の出入りが目立つようになり
失踪事件が増えたりもして
最近では色々と黒い噂が足りないんだとか
てわけで
「シャトシさんちょっと行ってきてみて下さいよ~w」
「そーそー、いっちょ乗り込んで来て偵察してくださいよwww」
んで、お前ら何してくれんだ?え?
「私たちは邪魔しちゃ悪いからぁ…w」
「そーそー、俺たちはここでシャトシさん応援してますよwww」
大体こうなんだよな、外野から見てますよ的なやつな
ま、でも個人的に興味あるからな
てわけで、行ってやるから情報よこせ
「あそこは15階もあるビルで、各階の内容は1階フロアの案内板にあるのよね」
「1階だけは誰でも立ち入ることができるけど、そこからは…」
「確かカードキー機能のついた社員証が無いといけないのよねぇ」
「社員といえばあそこの女子社員、巨乳の子多いらしいよねぇ~www」
「建物内はカメラやレコーダーの類は持ち込み厳禁、何が行われているかさえも…」
「あ、でもあそこには伝説クラスのmokeponがいるのよね確か」
「聞いたことある、水・氷を操る知能の高い魔獣だとか」
「あそこの社長の性欲も魔獣クラスらしいよぉ~www」
「そしてどんなmokeponでも捕まえられる伝説の捕獲ボールがあるんだよな…」
「知ってる知ってる、やべぇボールだっけ?」
「あとあの会社の作った双眼鏡、何だっけあれ、ほらすげぇ話題になった…」
「あれじゃない?この世の住人じゃない人が見えるとかっていう…」
「あそこの社長もこの世のものとは思えないほどの巨根らしいよぉ~www」
「…お前さっきから何なの?すげぇうざいんだけど」
「マジ気持ち悪…楽しい気分台無しだわ」
「テメェみたいなのは帰って妄想しながら自分でしてろや」
「私の裸だけは想像しないでね」
「もうこいつ置いて帰ろ、てわけでシャトシ君連絡待ってるよ~」
このクソコミュ障が、下ネタは相手とタイミング選んでするんだよ
まあいい
とりあえず概略的ではあるが情報は得た
大変そうだが、土産も豪華そうだぜ!
(本作-原作)
フキヤマシティ-ヤマブキシティ