Mokepon ~DarkSide Story of Pokemon~ 作:Mitchell
いくら相手が不良でもここまでやって罪悪感とかないのか?
ある心理学者がこんな実験をした
別部屋にいる人間Aにクイズを出し、不正解なら電流を与えるというもの
だがそれは真っ赤な嘘。あくまでもAは電流を流されている「フリ」をしているだけだ。
この実験における本当の被験者は、クイズを出題し、電流を流す人間B
Bはこの実験を主催した心理学者にこう言われた
「私たちが結果の全責任を持つから、間違えたら容赦なく電流を流せ」
電流は問題を間違えるごとに強くなり、ついにAの声は途絶える
Bは「もうまずいのでは」「やめたほうがいいのでは」と伝えるが
頑なに「続けろ」と伝えられる
すると大半のB役は電流を最大値まで流したという
学者の言うことだし、責任は持ってくれるらしいし、という気持ちからだ
この「ミルグラム実験」は
「どんな残虐行為に対してでも、権威ある人の命令で、かつ自分が責任を負わなくていいのなら、それに従うのではないか」
ということを検証した実験だ
そして状況としては、今回俺もこういう状況にあった
街(=強大な権力)のバックアップがあったのだから…
ま、それと今回のこれとは違うかもしれんけどwwwwwwwwwwwwwwwwwww
というわけでストレスを晴らせて上機嫌の俺は
サイクリングロードを駆け抜け、次の街「セクチキシティ」へ到着した。
街に入ったとたん、やたらと看板が目に付く
「セクチキ名物、サファリパーク!」
「今なら期間限定で、珍しいmokeponを特別良心価格で獲り放題!」
「さらに今なら特別イベントがあるぞ!」
スカっとした上に何か闇の深そうな面白い看板がある
これは行ってみるしかねぇな!
早速詳細を聞いてみるためにサファリパークへ向かう
「いらっしゃいませ!当サファリパークは初めてですか?」
というかこの街自体が初めてだよ
「今なら期間限定、たったの500円/10分でmokepon獲り放題!」
闇深すぎるだろ…だって単純に乱獲なんだもの。
「さ!ボール20個で頑張って!」
ああ、上限あるのね、獲り放題じゃねぇじゃんwwwww
他にも色々聞いてみたので、それも総合してまとめると、
・使用するボールはここでしか使えず、ここのmokeponはこのボール以外のボールでは捕まえられない(mokeponの一部を遺伝子改造しており、通常のボールの原子分解システムが通用しない)
・バトルはできない。石か餌を投げてmokeponを捕獲する
・時間は10分限定、延長なし。時間が来たらボールは遠隔操作で使用不可となる
・料金は500円、前払・税込方式(通常は1万円)
・mokeponはここにしか生息しないものも数種類いる
・イベントは「ある物」を探し事務局に提示すれば賞金ゲット
なるほど、闇の深さの正体はこいつか
最大限このキャンペーンを活かしつつ、賞金を狙うぜ!
セクチキシティ→セキチクシティ