Mokepon ~DarkSide Story of Pokemon~   作:Mitchell

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高熱で倒れ、たまたま搬送された先「ハニャダジム」でバトルをする事になったシャトシ

ジムリーダーのハートもバッヂもゲットすることができるのか?


#12 純粋も度が過ぎると引く時がある

恋愛ねぇ…

 

設定上俺は15歳ってことになってるから、初恋や一つや二つあるだろうと思うだろうが

 

 

実はそれがまだ1度も…

 

いや、基本俺がいた世界が二次元ってのも理由にあるのは確かだが…

 

 

 

故郷-バサラタウンは過疎化が進んでるから女という女がいねぇんだよなぁ…

 

いたとして俺より格段に年上…おばさんレベルっていうのか?

 

 

ストライクゾーンどころか大きくそれて暴投球並みのアウトゾーンだろ?

 

つーわけで恋なんてしたことねぇんだよ…

 

 

その相手が…よりによってジムリーダーっていうそれだろ?

 

…本気になるとヤラシイこと考えられないって本当だなー…

 

 

 

…とかくっちゃべってる間に時間だ

 

失礼の無いように本気で戦って勝ってバッヂを頂戴しプロポーズだっ

 

 

 

というわけでバトルフィールドに到着したのだが

 

…四方八方水じゃね?ってことはこの電気ネズミで一撃じゃね?楽勝じゃね?

 

 

とか思ってにやついていると「お待たせー」とご登場のジムリーダー

 

「さあ始めましょうか」…てわけでバトル開始だっ!!

 

 

 

「じゃあいくわよーっ」といって出してきたのは黄色のヒトデ

 

当然俺は電気ネズミ1本でいくつもりなので召喚…

 

 

したとたんに回転して飛んでくる体当たり攻撃は反則じゃありませんか?

 

おかげで不意打ち食らったぜ…

 

 

 

こっちも速さなら自信あるが、奴も互角ってとこか…

 

でもそれは見方を変えれば逃げられなくもないし、追いつけられなくもないわけだ。

 

もっといえば、奴と同じ速度で同じ方向に進めば、奴の体に抵抗なく接触できる。

 

 

さて問題は、この電気ネズミがあの黄色ヒトデと同じ進行方向に進めるか…が問題だ。

 

…いや、あのヒトデを操ればいいんだ!

 

 

よし電気ネズミ、キャスミに向かって電光石火の速さで体当たりだ!

 

…でも本当にやるなよ、フリだけだぜ、フリ。

 

 

そしたら案の定キャスミを守るためにヒトデがやってきた!

 

そこに飛び乗って10万ボルト級の電圧攻撃!

 

 

はっと気付いた…絶対キャスミ俺のこと汚い人扱いするだろうなーと思ったら

 

「いい作戦ね、でも次の子はそうはいかないんだから!」

 

 

いやいやいい子だなぁもう結婚して下s

 

…そんな俺に繰り出してきたやつはパワーアップした紫のヒトデ

 

 

なんか速度倍じゃね?

 

やべぇよwwwwwちょwwwww無理wwwwwwwwww電気ネズミ痛そうwwwww

 

 

しかしあれだけの威力があれば…

 

よし、電気ネズミ、奴に向かって電磁波をしかけろ!まひ状態にするんだ!

 

 

そして地面深くまで誘導しろ!

 

感覚を失った奴は、地面深くをあの固い体で掘り進み、ジム内の水を排出していく。

 

 

そしてどこまで進んだかは知らないが、3分待っても戻ってこない。

 

規定ルールにより、勝負はついたな…

 

 

 

「あーあ…こんなにしちゃって…後でお姉さんたちに謝らないとねっ^^」

 

というわけで、水色のバッヂをゲットー

 

 

 

そして勝ったということで気持ちをぶつけるぞっ

 

 

「あ、あの…俺君の事が好きなんだ!…だから…その…お、俺と…」

 

「…ああ…ごめんなさい、私彼氏いるの…」

 

「!?」

 

「ほら、姉さんたちが「私の彼氏ー」って言ってたあの人よ」

 

「!!?…って、君はあの時どうしてそれを言わなかったの…?」

 

「いいの、私は彼を信じ切ってるから!」

 

 

 

んー…

 

ここまで純粋だと、やっぱりいいかもしれん(´・ω・`)




(本作ー原作)
黄色のヒトデーヒトデマン
紫のヒトデースターミー

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