Mokepon ~DarkSide Story of Pokemon~ 作:Mitchell
しかしカゼがたたって意識を失い…
気付いたら俺はベッドに寝かされていた。
ご丁寧に毛布までかぶせていただいて…
しかし熱はあるらしい。フラフラするぜ。
つーかここどこ?マシャキの家ではなさそうだ…
なんか華やかなジャスミンの香りさえするし…
「気がついたー?」
…女の子?やべ、マジ可愛いwwwwwめっさ惚れそうwwww
しかもノースリーブって違う意味で発熱するわww
ぼーっとその子を見てると誰か駆け寄ってきた。
「ちょっとキャスミ何やってんのー?」
…キャスミ?
確かハニャダのジムリーダーってそんな名前だったような…
いやでも確かにマシャキはそんな事言ってた気がする…
ってことはここってまさか…その…えと…
「あーっ!あんたあの時のド変態!」
やっぱりここって…ハニャダジムか。。。
「よくも私たちの着替え姿覗いてくれたわねぇ…」
「そしてあの時私たちに水かけられて今ここで看病されてるってどういうこと?恥ずかしくないわけこのド変態!」
「そーよそーよ、よくも私たちの恥ずかしい姿を…このドスケベっ!!」
「本当よ、あんな姿カレシにしか見せたことないのにーっ」
「…え、姉ちゃんカレシいたの?」
「あ…えと…」
「しかもそんなところまでいってんの?」
「え…いや…その…べ、別にいいじゃない、私にカレシいたって」
「いーけどさー…そだ写真見せてよちょっと見せなさいよww」
「ちょっとダメだって…あ、ちょっと!」
「えーこのプリに写ってる人?…あれ、待って、これあたしのカレシなんだけど…」
「どういうこと…え、まさか…浮気!?うっそー!!」
「ちょっとお姉ちゃんこいつの所まで話に行きましょうっ」
「ええそうしましょうかっ」
「ところでコイツどーするー?」
「どうでもいいわよもう適当にす巻きにして放り出しといてキャスミ!」
なんか面白いことになってるようだが、それより俺は
この可愛いジムリーダーと2人きりということが何よりの幸せだ
す巻きにして追い出されなければの話だけどww
「覗いてたのは嫌だけど…健全な男の子だから仕方ないよねwwwもうちょっといていいわよ!」
心広すぎwwwちょ、これが恋っていうものなのか…?
とりあえず渡されたカゼ薬を飲んで一休み
一眠りしたらすっかり元気になった。
ああ、いかん。とりあえず勝負の申し込みをしておかないと。
「ああ、やっぱりそういうことだったのね!いいわよ、じゃあ3時間後にb」
とりあえず勝ったらこの気持ちを打ち明けよう。
彼女もバッチもゲットしてやるぜ!