レミリアの兄でありDIOである   作:謎のコオロギ怪人Z

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ディアノVS神父

バチバチ

ヒョロヒョル

水晶玉が光り輝く

「ほう、この紅魔の館に来るか」

「神父か、ふむ、この俺の体に馴染ませるには丁度いい」

手には茨があった

それが消えると後ろを向き

歩き出す

 

スタスタスタ

 

「レミリア」

「なぁにお兄様!」

「ジョジョと遊んでくるといい」

「もう勉強はおしまいだ」

「ほんと!やったぁ!お兄様大好き!」

タッタッタッタッ

「片付けていってはどうだ?まぁ、もういないのだがな」

スタスタスタスタスタスタ

 

 

「ジョジョ、話をしよう、今から神父がくるが、貴様はレミリアと遊んでいろ、このDIOその神父に容赦はせんがな」

「う、うん、DIO、頑張ってね」

 

 

スタスタスタ

 

「あ!ジョルン見っけ!!」

「あらら見つかった」

 

 

 

スタスタスタ

 

コンコン

「お邪魔させていただくぞヴァンパイア」

 

ズドドドドドドド

 

 

DIOは怪しい視線であちらを見る

 

ロウソクの火によって照らされた

髪はまるでこの館のように紅く

目は確実にこちらを捉えている

星のアザが赤く輝く

ガッチリとした肉体

 

「フム、神父よ、何故ここへ来た」

「分かりきったことを」

「今の時代の神父は自衛隊にでも入ったのかね?」

「ノンノン、お前を倒すために特注で造らせた銃よ」

「甘く見られたものだよその程度の玩具でこのDIOを、殺すとはな」

「フフフハハハ」

「フンッ」

「行くぞ!ヴァンパイア」

「どれで合わせ願おうかッ!!」

 

 

「くらえい!ヴァンパイアァ!!!」

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!!」

「猿が人間に追いつけるかぁ!!」

「お前はこのDIOとっての!!モンキーなのだよ!」

「ほざけ!悪魔よ!!」

「フン!無駄ァ!!」

「うぐぉ!!!」

「くらえ!!」

バン!

「ザ・ワールドッ!!!」

パシ

「フン、この程度の弾丸の速度!」

「やはり貴様なぞこのDIOには到底及ばん」

「今だ!撃て!」

「はい!」

「なに!」

カチリ

ブッシュォオォォン

 

「ロケットランチャーッ!!!」

「不味い!、」

「ザ・ワールドッ!!!」

 

 

バゴォォォン

 

「フム、神父よ貴様に敬意を表する」

「今の窓からの不意打ち素晴らしいものがあったことも認めよう」

「だが、その程度の力では無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!!」

「残念ながら神父貴様はチェスや将棋で言うチェック・メイトにハマったのだ!!」

「ザ・ワールド」

「逃れることは出来んっ!!」

 

 

時は数分前

 

「いまだ!!」

「何!!」

 

「ザ・ワールドッ!!!」

 

カチン

 

一瞬何もかもが静止した

まるで時間が止まったように

このDIO以外の時間がすべて止まったのだ

ザ・ワールドはついにこの俺に馴染んだのだ

だが、完璧ではない

今は一瞬よ一瞬しか止めれんッ!!!

避けるとしよう

 

 

スタスタスタスタスタスタ

 

「時は動き出す」

 

 

 

 

 

「逃れることは出来んっ!!」

「ザ・ワールドッ!!!」

 

カチン!

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!」

大量のナイフが神父の目の前に現れる

「そして時は動き出す」

「なっ!!!!」

「ウゴァ!!!!!」

「神父様!!!」

 

スタ

「小娘見逃してやろう」

「この神父を持って帰るといい」

「これはこいつへの敬意だ」

 

ブォン

 

「神父の血なぞますますこの俺の体が馴染まなくなりそうなのでな」

スタスタスタスタスタスタ

 

これが、ザ・ワールドか、

いいぞこのまま10秒10分1時間と長く止めてやる

 

「フハハハハッ!!!」

 

スタスタスタスタスタスタ

 

 

ドサッ

ソファに寝転ぶ

本の続きを読み出す

未だ光り輝く赤いアザ

「クフフ」

 




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