守りたいもの   作:行方不明者X

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何もかもが彼の想い描いた以上だった。


地上の世界は、彼が聞いていたよりずっと美しかった。


彼が想像していたより、色々なものがあった。


優しい友人達に囲まれ、彼は生きていく。


―――――――その中の小さな違和感に、彼自身は気付けているのだろうか?





Epilogue of Papyrus

【Papyrus】

 

 

くつくつ、くつくつ。

 

 

地下に住んでいた頃からの俺様愛用のフライパンの中で、最近俺様のレパートリーに入ったソースが煮えている。その隣では、ぼこぼこと音を立てるお湯が入った鍋の中で、パスタの麺が楽しそうに踊っている。茹で時間からしてもうそろそろかと思って一本掬って味見してみると、

 

 

「なんて美味しいんだ!! 流石はマスターシェフPAPYRUSだな!!」

 

 

プチプチとした食感――――『アルデンテ』、というのだ!――――に感動しつつ、俺様はお湯をシンクに捨て、パスタを笊に上げる。水をしっかり切ってからボールに移し、皿を二枚用意する。そこに茹でたてのパスタを盛り、ソースを火から下ろして、おたまで掬ってかける。その次に、その上から胡椒をまぶした。そうして完成したパスタ――――カルボナーラは、最高の出来だった。

 

 

「出来たぞ!!」

 

 

「おっ、旨そうな良い匂いだな」

 

 

出来立てほやほやのそれを、椅子に座ってテーブルに突っ伏しているSANSの前に持っていく。つい先程シャワーを浴びてきたばかりで首にかかっているタオルの先がテーブルに乗っている。それを退けてからSANSの前にカルボナーラを置いて、自分の席の前にも置き、顔を上げたSANSにフォークを手渡して席に着く。

 

 

「いただきます」

 

 

「いただきます!!」

 

 

すっかり言う習慣がついたその言葉を食べる前に言って、カルボナーラを熱々のうちに食べる。フォークでパスタを絡め取って口に運ぶと、濃厚なソースの味が広がった。

 

 

「んんー!! やっぱり流石俺様だな!!! ほっぺたが落ちちゃう程美味しいぞ!!!」

 

 

「あぁ、そうだな兄弟。まぁ、俺達に落ちるほっぺたないけどな。スケルトンだし」

 

 

「FRISKやCHARAが食べたらの話だ!!」

 

 

パスタを頬張りながら茶化してくるSANSに言い返しておく。全く、SANSは『ものの喩え』ってものを知らんのか!?

 

 

「heh,heh………まぁそれは横に置いとくとして。本当に美味しいぜ、papyrus。また上達したんじゃないか?」

 

 

「……! そうだろうそうだろう!!! 俺様の努力の賜物だな!!」

 

 

最初からそう言えばいいものの、SANSは茶化して笑った後にそう言った。褒められたことに思わず嬉しくなった。

 

 

「これなら確かにfriskやcharaが食べたら頬が落ちるだろうな」

 

 

「何言ってるんだSANS……? 頬は落ちないぞ?」

 

 

「heh、そうだな」

 

 

さっき俺様が言った『ほっぺたが落ちる』と言いたかったらしいSANSの言葉を訂正すると、俺様が言いたいことが分かったのかSANSは頷いた。

 

 

「………本当に、成長したな」

 

 

「ん? 常に努力しているのだから当然だ!」

 

 

パスタを食べ進めながら、SANSはしみじみとそんな事を言った。変なSANSだな!

 

 

「papyrus、食べないと冷めるぜ?」

 

 

「ハッ……!! そうだった!! 俺様パスタ食べてたんだった!!」

 

 

SANSに指摘されて慌ててカルボナーラを食べてしまう。少し冷めてしまったそれは、変わらず美味しかった。

 

 

「……これなら、明日も失敗しないな」

 

 

「あぁ、そうだな」

 

 

独り言で言ったつもりの言葉に、SANSは頷いた。

 

 

……明日。UNDYNE主催のお食事会が開かれる。親善大使としての仕事が入ってしまう前にどうにか約束できたその日を、俺様はずっと楽しみにしていた。

 

 

その為に、俺様はUNDYNEに言われた通りに、何回もカルボナーラを練習した。その度にSANSに味見してもらって、誰にだって美味しいって言ってもらえるようなカルボナーラを作り上げた。

 

 

一番大変だったのはFRISKとCHARAの説得だった。王様や女王様、王子様は快く頷いてくれたのに、事あるごとに仕事を優先しようとする二人の頑固さに骨を折ったな! でも俺様がどうしてもパスタを食べてほしいんだって一生懸命お願いしたら首を縦に振ってくれたぞ! つまり、俺様がお願いしなきゃこのお食事会は開かれてなかったのだ!! ニェッヘッヘッヘ、凄いだろう!?

 

 

「………ところでpapyrus、ちょいと疑問なんだがな」

 

 

「ニェ? どうしたんだ?」

 

 

残り少なくなった皿のカルボナーラを絡めとりながら、SANSが俺様に尋ねてくる。

 

 

「なんでカルボナーラなんだ? いつも兄弟が作るパスタじゃ駄目だったのか?」

 

 

「それはだな、SANS! 前にFRISKが食べたいって仕事中に言ったからだ!」

 

 

「へぇ………そうなのか」

 

 

何を訊くのかと思えば、そんなことか。何故お食事会で出す料理が俺様が一番得意なトマトたっぷりソースのパスタではなくカルボナーラなのかがSANSは気になったらしい。

 

 

そう言えば、SANSにはこの話はしてなかったっけ?

 

 

「前に俺様がマスコットとして二人の仕事に一緒に行った時にな、そこの街に俺様にぴったりなお洒落なカフェがあったんだ! その時は時間がなくてそこには寄らなかったんだけどな、お店の外に出てたボードに『本日のメニュー カルボナーラ』って書いてあったんだ! それを見たFRISKが、『久しぶりに食べたいな』って言ったんだ!!」

 

 

いつかした会話を思い出しながら俺様がそう言うと、SANSは納得したように頷いた。

 

 

「『久しぶりに』ってことは、最近は食べてなかったのか?」

 

 

「そうらしいな! FRISKが言うには、CHARAが何回か作ってくれたことがあるそうだが……ほら、最近は仕事が忙しい所為であんまりそういうものが食べられなかったから……それで食べたいって言ったんだそうだ」

 

 

「………へぇ、あのcharaがな」

 

 

FRISKが話していたことをそのまま話すと、SANSも驚いたのか眼孔を丸くする。

 

 

「俺様も聞いたときは驚いたぞ! 昔はCHARAが良くご飯を作ってたなんてな! 昔からCHARAは器用だったのだな!」

 

 

「昔から? ………ワォ、そりゃ凄い」

 

 

だから、FRISKに『美味しい』って言ってもらう為には、俺様は当時のCHARAの作るカルボナーラに負けない、いやそれ以上に美味しいカルボナーラを作る必要があった。まぁ? この一流マスターシェフのPAPYRUS様が作るパスタが? 負けることは万が一にもないと思うがな!

 

 

「………ふぅん。まぁ、ともかく。ごちそうさん、美味しかったぜ」

 

 

「ニェッ、あぁ! オソマツサマデシタ、だ!」

 

 

話しているうちに食べ終わったらしいSANSが席を立ち、空になった皿とフォークを持ってキッチンに向かう。その背を見送ってから俺様もカルボナーラをさっさと食べて、皿を片付けてしまう。

 

 

「皿、そこに置いといたぜ」

 

 

「あぁ!」

 

 

すれ違ったSANSの言葉に頷く。全く、皿洗いのひとつでもしてもらいたいもんだ! ………まぁ、俺様にしか届かないシンクにしちゃった俺様が悪いんだけどね。

 

 

皿を台所に置いて、まず先に使った調理器具の片付けから始める。洗剤をつけたスポンジで頑固な汚れどもを落としていると、ふと騒がしい声が聞こえてくる。きっとSANSがリビングにあるテレビをつけたんだろうな、と思いながら、ちゃっちゃと片付けてしまう。

 

 

地下にある家をまるごと移したようなこの地上の家で過ごす日常は、地下に居たときと殆ど変わらない。精々、ご近所付き合いするモンスターが人間になって、窓から太陽さんの光が入るようになったくらいだな!

 

 

洗い物を終えて、拭いて、あった所にしまっていく。それらを片付け終えて、俺様もシャワーを浴びに行く。リビングを通ると、やっぱりSANSがテレビをソファーに座って見ていた。それを横目で見ながら通り過ぎ、シャワールームに入った。

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

「お、兄弟、ちょうどいい所に。ほら、見ろよ」

 

 

「ニェ?」

 

 

シャワーを浴びてさっぱりした俺様が部屋に戻ろうとすると、それに気付いたSANSが俺様に手招きし、テレビを指差す。一体何の番組を見ているのだろうとテレビを見ると、俺様の自慢の友達の人間が二人、画面に映っていた。

 

 

「! FRISK! CHARA!」

 

 

「生放送だってよ」

 

 

足早に移動してSANSの隣に座ってテレビを見る。FRISKはにこにこしながらリポーターの質問に答え、CHARAは顔を逸らしながらそれの補足を入れている。

 

 

「………? あれ……?」

 

 

それを見て、俺様は少し、違和感を覚えた。

 

 

『それでは、明日からこの家を拠点に親善大使を続けていくんですか?』

 

 

『はい、そのつもりです』

 

 

『………この家にはもう一つ意味があるんですよ』

 

 

『えっ、そうなんですか?』

 

 

白い壁に赤い屋根の家の前で、CHARAの補足にFRISKがはきはきとした口調で答え、笑顔で頷いた。

 

 

『はい。実はこの家にはモンスター代表であるDreemur一家と同居することになっています。これは例え種族が違っても家族に、友人になれることをアピールするためです』

 

 

そこでテレビの中のFRISKは少し悲しそうな顔をする。

 

 

『………最近、皆さんからお手紙をいただきます。モンスターは危険ではないのか、友人になんてなれるわけがない、といった内容の手紙を。でもそれはきっと、私達人間が彼らモンスターに勝手に抱いている偏見なのです。私達は同じ言葉を話しているのです。それならば………私達は言葉を通して、友達になることが、絆を結ぶことが、出来るはず………いえ、出来るんです。それの証明の為でもあります』

 

 

そう力説するFRISKの目には、俺様達が友達になったあの日から変わらない、強い決意が輝いていた。

 

 

『成る程………そういう意味があったんですね。Frisk大使、Chara大使、私、二人をずっと応援してますから!』

 

 

『ありがとうございます』

 

 

『というわけで、Frisk大使とChara大使の新しい家(New Home)からお伝えしました! それでは、現場からは以上です! スタジオにカメラをお返しします!』

 

 

『ありがとうございました』

 

 

最後にFRISKとCHARAがこっちを見て、小さく手を振った。それを最後に、画面がこの時間帯に良く見るニュースのスタジオに切り替わってしまった。

 

 

「あっ………いなくなっちゃったな」

 

 

「あぁ」

 

 

………折角、会えたのにな。

少しだけ、ほんの少しだけ寂しくなってしまったが、明日ちゃんと顔を合わせられるのだから我慢することにする。

 

 

「………なぁ、SANS」

 

 

「なんだ」

 

 

そして、俺様がちょっと感じた事をSANSに訊いてみる。

ひょっとしたら、もしかしたら、SANSも……同じ事を思ってるかもしれない、と思ったから。

 

 

「FRISKとCHARA………なんか、前より……疲れたような顔してなかったか? 俺様の気の所為かな??」

 

 

俺様がそう言うと、SANSはテレビを消しながら、俺様を見る。

 

 

「………やっぱりpapyrusもそう思うか?」

 

 

「! SANSもか!? やっぱり俺様の気の所為じゃないんだな………」

 

 

俺様の思った通り、SANSも同じ事を考えていた!

 

 

「多分………というか絶対働きすぎだと思うぜ。唯でさえ忙しいのに最近立て込んでたからな」

 

 

「だよな……」

 

 

電話で約束を取り付けた時はそんな事は感じなかったのに、こうしてちゃんと顔を見ると、本当に疲れているのが分かった。

………俺様も最近マスコットとして王様の方についていくことが多かったからな、ちゃんとFRISKとCHARAと顔を合わせるのは明日だと思っていたが……こうして、テレビで顔を見ることになるとは思わなかった。

こんなに疲れた顔をしているのも、だ。前にあった時は……ここまで、疲れたような顔をしてなかった。

 

 

「………ちゃんと休むんだぞって、言えば良かったかな」

 

 

「……」

 

 

ちょっぴり悲しい気持ちになっていると、こん、と俺様の頭に何かが置かれる。そのままそれは俺様の頭の上を横に行ったり来たりして、SANSに撫でられているのだと気が付いた。

 

 

「………papyrus。そんなに二人が心配ならな、明日、お前さんが癒してやればいいんじゃないか?」

 

 

「にぇ……? 俺様が……?」

 

 

「おう」

 

 

俺様の頭を撫でながらそう言ったSANSの提案を思わず聞き返してしまった。

 

 

「一口に『癒す』っていっても、そんなに難しいことじゃなくていい。特別なことをする必要はないんだ。お食事会の後にでもさ、ちょっと二人を引き留めてココアでも出してやって、ソファーに座ってゆっくり話し合ったり、お疲れ様って労ってやったり………あとはそうだな、今俺がpapyrusにやってるみたいに優しく頭を撫でてやればいい」

 

 

「………そんなのでいいのか?」

 

 

「おう。結局はな、あんなに二人が疲れてるのは心の休憩が足りないからなんだ。些細なことと思うかもしれないけどな、頭を撫でてやるだけでもちょっとは違うもんだぜ?」

 

 

「そうなのか」

 

 

SANSの説得力のある話に納得する。

つまりは、今のFRISKとCHARAには『心の休憩』が足りていないから、それを取らせればいいのだな!

 

 

「………よし! そうとなれば、お食事会の後のプランを考えなければな! 俺様が二人を癒してあげるのだ! なんていったって、俺様は二人の友達なのだからな!」

 

 

「おう、その調子だぜ、兄弟」

 

 

そうと決まれば、早速プランを考えなければ!

 

 

「じゃ、俺様プラン考えるからもう部屋に行くな!」

 

 

「おう、了解。読み聞かせはどうする?」

 

 

「その時は呼ぶから部屋にいてくれ!」

 

 

「ok」

 

 

俺様にそう言ったSANSの言葉にそう返し、俺様は部屋へと駆け込み、机に向き直る。そしてまだ使っていないノートを引っ張り出して、ペンを取った。ノックを押して芯を出して、さっきSANSに言われたことをノートに書いておく。

 

………いや、駄目だ。これだけじゃ、多分足りない、よな………?

 

そう考えて、パソコンの電源を入れてサインインし、ネットで調べ方を色々変えて探してみる。探して始めて暫くして、とある記事を見つけた。

 

 

「………『ハグでストレス解消』……?」

 

 

マウスを動かしてそれを開いてみると、ハグによってストレスが解消したり、心が安らいだりすることがある、という文を見つけた。

 

 

………そういえば、あの日。俺様もCHARAに抱き締めて貰ったっけ。

 

 

ふと、そんな事を思い出す。

 

 

 

――――――――『仲直りの、ハグをしよう』

 

 

 

あの日、俺様がどうすればいいのか分からなくて泣いてしまった時、CHARAはそう言って優しく抱き締めてくれた。

 

 

『仲直りできない方が辛い』って言って、俺様の背中を撫でてくれた。

 

 

俺様の本当の『お姉ちゃん』みたいなその優しさが、嬉しかった。

 

 

俺様とは違う柔らかい感触が、とっても暖かった。

 

 

死んでいなかった。

 

 

殺してしまわなくて、本当に、本当に良かった、と心底安心した。

 

 

俺様とFRISKに友達なって欲しかった優しい()()()を、喪わずに済んで良かった。

 

 

じゃなければ、きっと俺様は悲しみや罪悪感で立てなくなってしまっただろうから。

 

 

「………ハグ、か! いいな!」

 

 

ノートに『ハグをする』と追加して、明日のプランを書いて、頭でシミュレートする。

 

 

まず、免許証も取れたし、俺様にぴったりな格好いい真っ赤なスポーツカーも買えたから、それで二人を迎えに行こう。それでドライブしながらUNDYNEの家に連れていって、パスタを作って………そして、また、

 

 

――――――――『うん、美味しいよ』

 

 

そう言って、笑ってもらわなければ。

 

 

最近沈みがちで笑わなくなったCHARAのあの笑顔がもう一回見たくて、この一ヶ月間俺様は頑張ったんだからな!

 

 

………でも、最近、思うことがあるのだ。

 

 

俺様達モンスターと違って、人間の身長は直ぐに伸びていく。それはFRISKとCHARAも同じだ。

 

 

それが何故か……あの日に近付いていっていると最近感じるのだ。

 

 

そんな事はない、筈だ。

 

 

そしてもう一つ……マスコットとして仕事をしている最中、休憩を取って二人と話すことがある。すると、時折CHARAが笑うことがある。

 

 

その笑顔を見ると、どうしても思うことがある。

 

 

―――――……『こんな笑い方だったか?』、と。

 

 

あの日のCHARAと同じ笑い方のはずなのに、どうしてもそう思ってしまう。

 

 

違和感を感じてしまう。

 

 

………きっと、二人が疲れてるからだからだよな!

 

 

明日こそは、またあの日みたいに笑ってもらうからな!

 

 

「覚悟しろ! CHARA! FRISK! 俺様が一杯癒してやるからな!!」

 

 

「おーいpapyrus、そろそろ寝なくて大丈夫か?」

 

 

「あっ、そうだな!」

 

 

俺様が気合いをいれていると、SANSがドアをノックして、俺様の好きな『もふもふうさちゃんといないいないばぁ』を片手に入ってくる。そんなに時間が経っていたかと時計を見ると、既に9時を過ぎていた。

 

 

これは大変だ!! 今すぐ寝なければお寝坊さんになってしまう!!

 

 

「SANS! 読み聞かせてくれ!」

 

 

「ok、兄弟。じゃ、ベッドに入ってくれ」

 

 

俺様が計画を書いたノートを閉じてベッドに潜り込むと、SANSはドアを閉めて、さっきまで俺様が座っていた椅子をベッドの傍に持ってきて座る。

 

 

「それじゃ、昨日の続きからな。ええと、何ページだったか……」

 

 

SANSが本を開き、読み聞かせを始める。いつも通りのSANSの声を聞きながら、俺様は目を閉じた。

 

 

迫りくる明日が、良い日になるよう祈った。







その心に入り交じる不安を除きたいから祈るのだと、彼は知らない



Epilogue of Papyrus 『あの微笑みをもう一度』



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