よくネット小説である神様転生。
それに運良く、いや運悪く?なのか引き当ててしまったので好きだった仮面ライダーエグゼイドの色んな仮面ライダーの力を引き下げて転生することにした。
一体何処んなところに転生するのか。聞いてみたがランダムということで、神様が取り出したのはルーレットとダーツ。そういう意味でランダムかよ!
と思ったそこで転生開始。どうやら見させてはくれないらしい。性格悪いよなホント。
せめてもの気持ちに両手の中指立てて、ネットで話題になったクソマンガの表紙みたいなポーズで第2の人生へ旅立った。
地面に足がついているかしっかりと確認して周囲を見渡した。辺りは見渡す限りの砂漠……………砂漠かぁ……………
大きくため息。どうやら日本じゃないらしい。
砂漠ということはエジプトとかか?
とにかく歩き回って人を探そう。何故か手元にオリジナルの料理ゲームのガシャットと家庭体感型のゲームのガシャットがあるが気にせず移動だ!
移動して分かった。ここ日本だ。
砂漠に突っ立ってる東京タワーを見ればもう否応無しに認めるしかない。
なんか砂漠に埋もれたビルたちがあったからそんな気はしてたけどね!
そんでこのオリジナルガシャットは食料と寝床代わりかよ!……………しょうがない。今日はもう寝るか。
こうして俺は家庭体感型ゲームに入っていった。
\(^^)/\(^^)/\(^^)/
なんか変なのいた。
こう子供が工作で作ったようなドラム缶のようなロボットがいっぱいいた。
目があった。
襲われた。
クロノスで無双した。ハッハー!無駄無駄ァ!
ドラム缶ロボットをぶっ殺しながら進むという生活をしているとなんと人がいた。
やった!人だ!後なんか売ってる!
と喜んで行ったのだが人間じゃなかったーーウソーん
アンドロイドなんだって。マジかよ。
人間はあのドラム缶ロボット――機械生命体(そのまんまだな)に襲われたから月に逃げたんだって。生命データだけ。
あ、これクロノスで脅したアンドロイドから教えてもらったことね!
けどヤベェな人類。どんだけ追い詰められてんの……
んで、いま絶賛追いかけられてる。何に?アンドロイドに!
さすがにクロノスで居続けるのは失策だったか!
不審者として追われていまーす。バグスターとかみたいに消えることができれば楽なんだろうけど……あれってどうやるんだろう……練習せねば(使命感)
途中で追い付かれ戦うことになってしまい、仕方なく戦闘不能にさせてもらった。本当にごめんね?腕とかもぎ取ったりして
というわけでやって来たのは森の中!
ここなら見つかることはないだろう(慢心)……………まぁ数日だけにしておこう……
とにかく解くか、変身。アンドロイドを脅してたときからずっと変身したままだったからちょっと疲れたよ――パ◯ラ◯シュ――
などと思ってたら機械生命体がいた。
村作ってた。うわぁ……
回れ右をしてできるだけあの村から遠ざかるが森を出ない辺りに行く。そこで木に寄りかかって一休み。
この世界に来てまともに休んでなかったから木に身体を預けた瞬間落ちた。
―――――目が覚めたら機械生命体が俺をじっと見つめていた。
思わずゾッとしたね。バグツヴァイザーを取り出しソイツに向けた。
するとソイツは慌てた様子で俺を説得してきた。
……………うんうん。それで?……おお、そう!……………
―――しょうがない。なんか悪そうじゃなさそうだし、今回は見逃してやるよ!……………え?看病してくれた?……………生意気言ってサーセンしたぁぁぁぁぁぁぁ!!
後から聞いたら彼の名前はパスカルと言うらしい。
機械生命体なので性別は不明だが。
パスカルから質問があった。何でも貴方は人間なのか、らしい。一応人間だと思うと答えると緊張したのか声が上擦っていた。
機械に潜り込める人間を人間と呼んで良いのだろうか分からないが、生の人間だよーと言うとどっから現れたのか、あのドラム缶型の機械生命体がいっぱい部屋に押し寄せてきた。ええい!圧し殺す気か!
子供たちがすみません―――パスカルがそう謝ってきた。
えっ?子供?
どうやら稼働年数でのこと……らしい。よく分からないけど。
子供たちがアソンデ!アソンデ!とうるさいからゲームエリアで無茶苦茶鬼ごっこした。
鬼ごっこはアカン……見分けつかないから俺が鬼になった率が一番だった……死ヌゥ!
結局鬼ごっこで疲れ果ててパスカルの村で一晩休ませてもらった。
あ"あ"~リアルベッドが気持ちいいんじゃ~^
朝、そういえば昨日はなにも食ってなかったなーと思いガシャットを起動しようとしたらパスカルと子供たち(未だに慣れない)が飯をくれた。
パンだった。
えっ!?どっから出したの!?
聞いてみるとアンドロイド達が作ってるやつだとか。
だけど小麦粉ぐらいしかなくて、他の食材で代用したパンに似た何からしい。―――いやアンドロイドって機械だろ、何で食事必要なの……?