東方魂探録   作:アイレス

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頑張って連続投稿してみるか

・・・大晦日までかけたらいいなぁ・・・・

その前に咲夜さんと永琳の話しどうにかしないと・・・・


第66話

「そして・・・貴方は、私と・・・いえ・・・輝夜と同じように月で生まれた一人、私の血を引く者よ」

 

「っ・・・・・」

 

それは

それはつまり

 

「私は・・・月人で・・・貴方の・・・娘・・・ということですか・・・?」

 

信じられない

自分が月人であることも

目の前にいる人物が

母親であることも

 

「半分は正解、だけど半分は違うわ」

 

?だがそういうことではないのか?

 

「娘・・・と言う点では間違ってはいないわただ貴方は月人ではないわ」

 

「どういう・・・」

 

「貴方は・・・私という遺伝子を基本としたそこの彼、影陽それと他の誰かの遺伝子を混ぜて創り出された」

 

「人工生命・・・・ホムンクルスが近いかしら・・・」

 

全身から力が抜けていく

冷えていた体がさらに冷えていく

指先が震え

悪寒が止まらない

今・・・なんと言った?

人工生命?

ホムンクルス?

訳が分からない

 

その時手を誰かが握りしめた

はっと下げていた目線をあげる

レミリアが手を握っていた

 

「大丈夫?咲夜・・・無理はしないで?」

 

「ありがとうございますお嬢様・・・」

 

「今はこのぐらいにしたらどう?顔色もあまり良くないわそれに、体も冷えている」

 

確かにそうだだが・・・

 

「そうね・・・少し休みましょうか、着替えも必要でしょう」

 

そう言って永琳は部屋から出て行った

影陽は背中を預けていた壁から背を動かし扉に向かう

そういえば・・・彼の遺伝子も私の中に・・・

と言うことは・・・

彼が父親に当たるのだろうか?

いや・・・そういうことは考えない方がいいだろう

混ぜられている

そう言っていた

不毛な考えだ

永琳の方は・・・母親が正しいかもしれないが

 

「ほら着替えだ・・・・どうする?一応風呂も用意しているが・・?」

 

「そう・・・ですね入らせていただきます」

 

「そうか準備が出来たら言ってくれ外で待っている案内しよう。着替え等はそこの棚に入っているはずだ」

 

そう言って彼は部屋から出て行った

部屋から出て行ったのを見てから動きだす

少し体が重いと言うこと以外異常もない

 

「何かほしいものがあったら言いなさい、今くらいメイドまねごとぐらいかまわないでしょう?私をかばってのケガ

でもあるのだし、興味深い話も聞かせてもらっているからね」

 

片目をつぶってニヤリと笑う

私は少し苦笑するしかない

 

「さすがにそこまでしていただくわけには・・・」

 

「いいのよお礼もかねてのことよ。ああそれとしばらくメイドは休みなさい。主として命じるわ。最近休みを取っていなかったでしょう?ちょうどいいわ」

 

「ですが・・・」

 

「いいのよ、そして命令だから。それじゃあ戻るわ何か持ってきてほしいものがあったら誰かに言づてを頼んでいいわ。しばらくここに泊まるから」

 

そう言ってお嬢様は出て行った

 

ああ、そういえば紅魔館は吹き飛んだのか

あ、いけない早く準備しないと

待たせてしまう

 

 

 

「咲夜のこと頼むわよ」

 

「了解した。全部聞かなくていいのか?」

 

「いいわ、心配することはなさそうだし部屋に戻っているわ。フランのことも心配だしね」

 

「あの子なら輝夜と妹紅と一緒に遊んでると思うぞ?」

 

「なら大丈夫ね、暴走しても」

 

「まあ、そうだな死なないし暴走しても最近運動が足りないからとかいって突っ込んでいくだろうよ」

 

「・・・なかなかクレイジーな姫達なのね・・・」

 

「気にしたら負けだ」

 

「じゃ部屋に戻るわ」

 

背を向けたレミリアに右手をあげて見送る

 

その直後に荷物を抱えた咲夜が出てくる

 

「お、きたかこっちだ。今は誰もいないはずだからゆっくり入ってくるといい」

 

 

 

確か彼はそう言ったはずだ

ではなぜ・・・

なぜここに

話の当事者

永琳さんが入っているのだろう・・・?




あと・・・1~2話ないと終わらないかも・・・?

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