東方魂探録   作:アイレス

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投稿っと


東方紅魔郷をプレイ中です

イージーの初プレイでチルノまでも行かず大妖精で3回ピチュって終わるというへたくそをやってしまうという・・・・


言い訳をするなら・・・

ノートパソコンのキーボードでやってることと・・・
今までそういうゲームをしたことが無かったことかなぁ・・・

まあ・・・クリア出来るまで頑張るけど・・・
いつになることやら


第46話

「・・・」

 

「・・・」

 

「・・・なんで黙ったうさ」

 

てゐの言葉に輝夜と妹紅は気まずい感じになる

 

「いやぁ・・・な・・なんとも曖昧な言葉を出すなぁ・・って」

 

「お互いにそんな言葉で告白して返事をするとか・・・」

 

「あれ・・・そう言う意味だったうさ・・・」

 

「「気づいてなかったの?(か?)」」

 

「あんな言葉で何を分かれって言ううさ!」

 

まあ、意味が分かる人じゃ無いと分からないような回りくどい言い回しだと

二人は思う

しかし普通に

 

あなたを愛している

 

なんて言葉があの二人のどっちかから出てきたらそれはそれで混乱する

それがたとえ自分たちの知らない彼だとしても

 

「まあ、中身がどうなろうとあまり変わらない気がするわ」

 

「同感。帰ってきたときも気付かなかったし。実際にはそんなに変わらないんだろうな」

 

そんな会話が妹紅と輝夜の間で交わされる

てゐは最近の永琳と光淵、いや影陽の行動に納得がいった

何かと一緒にいることが増えていたし

良く寝ている影陽の部屋にいることも多かった訳だ

ふと一人そんなことに気が付いていないであろう人物を思い出した

 

「あ・・・鈴仙にまだ言ってないうさ・・・」

 

「「あーーー・・・・・」」

 

「帰ったら教えましょうか。今は永琳に出された課題で一杯一杯で研究室にこもりっぱなしでしょうし」

 

「そうだな・・・てか課題って?」

 

「薬師としての課題ってところね。彼女も兵士としてはなくて弟子としてって感じなんでしょう。永琳も久しぶりの弟子で気合い入っていたわ」

 

「てゐはどうなんだ?そこんところは」

 

「薬のことなんかわかんないうさ。完全にそっちは鈴仙に任せるうさ。私は竹林をうろちょろしていたいうさ」

 

そんな会話をしながら3人はなんかイヤな予感に襲われる

軽いイヤな予感だが面倒臭そうなことが起こりそうな感じだ

 

「じゃ私は竹林に・・・」

 

「「逃がすとでも?」」

 

「あ・・・やっぱり?」

 

「「当たり前。」」

 

「なんかぴきーんって頭にイヤな予感が!」

 

「同じく!」

 

「でも帰らないと行けないうさ・・・」

 

「「「・・・・・・・」」」

 

3人はイヤな予感を覚悟しつつトボトボと永遠亭に足を進めた

 

門のところまで来ると鈴仙が顔を真っ赤にしてうずくまっていた

 

3人は

 

ああ、二人の寝ている部屋に踏み込んだなと思った

 

「鈴仙?どうしたの?」

 

輝夜が鈴仙に静かに話しかける

 

「えっと・・・師匠に報告をしに探して回っていたら・・・ふ・・二人が・・・・」

 

「寝てたんでしょ?一緒に」

 

「は・・はい・・・え?」

 

不思議そうな顔になり首をかしげる鈴仙

彼女に3人は話す

 

「そういう仲になったのよ。」

 

「えっ・・・・え・・・」

 

叫びそうになった鈴仙を妹紅とてゐが押さえる

叫びで二人の時間をつぶすのも悪いからと考えた結果だ

しばらくそうなっていたが落ち着いたようなので二人は離れる

 

「え・・・だってそんなそぶり・・・全く・・・」

 

「あの二人はかなりわかりにくいからなぁ・・・」

 

「そうねぇ・・・」

 

「あれ?もしかして気づいてないの私だけですか・・・?」

 

「「「そうだよ」」」

 

声のそろった返答に落ち込む鈴仙

へにゃへにゃのうさ耳がもっとへにゃへにゃになっている

 

「そういえば鈴仙?報告って何の報告かしら?」

 

「ああ!?そうでした!大変なんです!月から追っ手が!」

 

それはとてつもなく重要な報告だった

研究室にある永琳の通信機に緊急通信が来ていたらしい

普通は扱ってはいけないのだが

緊急だったため見たそうな

そこにはこの幻想郷に次の満月の時、秘密裏に調査隊を送ることが決まった

と書かれていた

 

不本意ではあるが二人を起こしに行かなければならない

彼は特に辛いだろう

何も出来ないのだから

これがやっかいごとだったのかもしれない

 

輝夜と妹紅は気が重そうに足を光淵の部屋へ向けた


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