東方魂探録   作:アイレス

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なんとなく投稿

これからはこんな感じの投稿かも


第44話

「・・・そうかそんなことが・・・」

 

妹紅、輝夜は光淵に何があったのかてゐから話を聞いていた。

 

「てゐ?本当に八雲紫って名前なの?妹の名前は?」

 

「人間だった頃の名前は違うみたいうさ、でも妖怪になってからはその名前みたいうさ。妖怪の賢者が光淵の妹とはびっくりだったうさ」

 

「・・・その八雲紫・・・以前月に妖怪を率いて攻め込んできたヤツね。ボコボコにされたみたいだけど。永琳の作った罠で」

 

「おおう・・・でもそこから生きて逃れているんだから凄いことだろうな。」

 

「そもそも、恐ろしいことは人間だった身でそこまでの力を身につけた妖怪になったという点でしょうね。光淵もそうだけど・・・・」

 

3人が思ったことそれは

 

「「「兄妹そろっていかれてんなぁ」」」

 

兄は神に匹敵する力を持ち、妹は妖怪の賢者となりこれもなかなかにチート染みた力を持つ存在だ

確かにいかれてる

 

ふと、三人は気が付いた

光淵と永琳がくっついたら・・・あの賢者は永琳の義妹?

でも・・・永琳の罠で死にかけ仲間?妖怪をを失っている(自業自得ではあるが)

と言うことは?

 

「「「相性やばくない?」」」

 

実際やばいと思う

ちょっとこれからどうなるのかがちょっと心配になってきた3人であった

 

 

 

 

 

ちょっと金属の精錬と指輪の成形に手間取ってしまった

ダイヤモンドはすぐ作れたのに

(炭素集めて重力をかけたまま原子同士をぶつけまくって高温にした空間に放り込んだ)

なお、シンプルながら小さなダイヤが埋め込まれている

残ったダイヤは妹紅と輝夜、鈴仙、てゐのお土産だ

 

だか、彼は一つ忘れていた

使っていた能力

それは、光淵の持っていた能力

影陽が持っていた能力は魔法を扱う程度の能力のみ

当たり前なことを忘れていた

彼は使えないはずの能力だった

それを使えることに気付くべきだっただろう

たとえ気づいても何もできはしなかったであろうが

 

 

 

すべての作業を終え永遠亭の前に能力で戻る。

ふと門に目が行った

なぜか懐かしい感覚がした気がした

帰ってきたと言う感覚だろうか?

少し苦笑してしまう

今まで特定の場所に住まなかった

今住んでいる永遠亭はもう数千年住んだ場所

愛着が湧いていた

あちこち直した部分もまたその時の思い出のある家だ

こことも自分はお別れだろう

そう思いながら門をくぐる

 

すぐに妹紅と輝夜がやって来てその後から鈴仙と永琳が出てくる

てゐは竹林だろうか

 

「すまない。だいぶ帰るのが遅くなった」

 

「何かやらかしたんだ?人里でも騒ぎになってたぞ」

 

妹紅が聞いてくる

他の3人も聞いていたようで話せというような目を向けてくる

話さないわけにはいかない

 

「まあ、後ではな・・・」

 

不意に体から力が抜ける

目の前にいた永琳に体を預ける形になる

端から見れば抱きついたようにしか見えないだろう

永琳も目を白黒させていたがすぐに異常に気が付いた

 

「永琳・・・すまないが部屋にまでつれていってくれ」

 

声もかすれ越えで永琳の耳元でいってもあまりにも声が小さかった

永琳は小さく頷きそのまま部屋に光淵を運んだ

残されたメンバーはなんだか騒がしかった

そこで彼の記憶は途絶えた




今、ゆっくり書いているから

またしばらくは投稿は無いかも

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