東方魂探録   作:アイレス

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なんとなく投稿

理由?
誕生日とFGOで信長が来たから?
意外とそんなもんです



第15話

ああ、どうしてくれよう、私を一回殺してくれたことを、同じことをしてやろうか

そんな考えしか浮かんでこないのはなぜだろう

確かに一発お返ししてやりたいとは思った。

しかし殺すのはどうかとも思っているのに・・・・

そんな考えが次々浮かんでくるのだ

どうもおかしい

時代が進むたびどこか・・・

どす黒い意識のようなものが浮かんでくるようになった気がする

そして、妙なことを口走る自分もいる。

自分の言動と

行動が

一致しない

ほんとに私はどうしてしまったのだろう。

 

空間から外へ、出てすぐ全力で力を放出する。

制限なんてめんどくさいことはしたくない

できる限りの全力だ

 

戦っていた二人はそれで戦いをやめる

 

やめる、というのは語弊があるか

とっくに勝負は付いていた

ちっこい方の負けだ

どうやらとどめを刺すところを邪魔したらしい

 

それがどうした!

 

そんな声が聞こえるのは幻聴か

 

勝手に口が開き御柱を使っていた背の高い女に問いかける

 

自分では、投げ返して注意するぐらいな予定だったはずなのに

なぜそんなことを言っているのだろう

持ってきていた御柱もへし折ってしまっている。

ああ、なんであろう

もう彼は私の記憶の中にしかいないはずなのに

消えてなくなってしまったはずなのに

まるで別な誰かがいるようではないか・・・・

 

体が勝手に動く、自分でもない誰かが動かしている

背後の空間が歪み保管していた数えることも億劫になるほどのボロい御柱が3~40本ほどが出てくる

 

彼女は絶望、いや呆けて動きもしない

神を名乗るのであれば、避けてほしいものではあるが・・・・

彼女は無理だろう

 

彼女は神であるが神ではないのだから

 

人間に神としての力を与えられ

神として行動しているだけに過ぎない

それでいて信仰は

 

目線を少し空へ向ける

いや、中に浮かぶ月に目を向ける

 

あそこにいる誰かのものか・・・・・・

どうやら、信仰を集めるためか汚れている人にさえ手を出すか

穢れを嫌っていたにもかかわらず

 

まったく、神としてのシナリオを与えられたものには同情するしかない

神とはなんと残酷で身勝手なものか

 

その私もそのひ一人であろうが・・・・

 

 

だが、もう一人の少女は違う

彼女は神だ

この地球にで新たに生まれた

人に畏れ敬われ神となった存在が人の姿を借りた姿

本当の守り神

民には祝福を敵には災いを

だが、前人類の神には歴史が足りなかったか

それでも

 

私の打ち出した御柱を破壊することは出来るだけの力はあるらしい

そして彼女は強い

負けても、神として、民を導いてきたものとして

新たな神を受け入れる

そのために敵であった彼女を助けた

 

 

果たして私に出来るだろうか?

 

無理だ

 

そもそも私は

 

私には

 

守るべきものが存在しない

私の守るものそれはいったい何だ?

義妹は探すもの

探さなくてなならないもの

では・・・

守りたい人は・・・・

いったい誰なんだ・・・?

 

一瞬銀の髪が見えた気がしたすぐに消えた

 

二人が攻撃してきた

私の話について詳しく知るためだろう

だが捕まる気はさらさらないのだ

そのとき緩くなった空間から一つの缶詰が落ちた

 

その缶詰はパンパンに膨らんでいた。

その名は・・・・surströmming

 

世界一アレな缶詰だ

なんでこんなところで出てくるのかは知らないが

逃げないとやばいのは経験で知っている

 

背後で悲惨なことになっている気がするが仕方ない

完全な事故だ

というよりあの空間自体が曖昧になりかけていた

下手すれば信管付きのICBMなんて出てきていたかもしれない

 

それから考えると遙かにましと言える

 

 

行かなければ探しに

 

探さなければ彼女を・・・

 

 




今日2話ほど書き進めたのだが文字数が2500超え
ほんと安定しないし短いと思う

読者的にはどうなんだろ?

まあ、これ以上書けって言われてもむちゃくちゃなことになりそうだけど

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