東方魂探録   作:アイレス

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お久しぶりです。


どれくらい期間が空いたかな・・・・

とてもじゃないですが、書く時間が全くありませんでした・・・申し訳ない
短い休暇だから、進まないかもでは




まさか、4ヶ月ちょっとで10キロ近く体重が減るとは思わなかった


第104話

妖怪の山の異変

いや、守矢神社がやって来てから数日がたった

 

まあ、やって来ただけならまだよかったのだが、東風谷早苗がいらん挑発を行ったせいで妖怪の山に大きな被害が出ることになった

主に魔理沙のせいだが

 

まあ、その被害の補填というか補修作業は魔理沙と魅魔が全部やったが

 

まあ、妖怪の山にも良かったことはある

何故かは知らないが、山の老害共が降ってきた隕石に潰された事だ

おかげで、神社への土地の移行がスムーズになり、人員の整理、土地の管理がよくなった

代わりに少々山が荒れたり、怪我をおったり多額のお金が永遠亭に流れたりしたが

 

割を食ったのは・・・秋姉妹だろうか?

まあ、魔理沙の持つ豊穣の神格の方が圧倒的に強いせいでもあるのだが

おかげで、秋姉妹がやさぐれているような状態だったりする

だが、魔理沙のおかげで農作物に被害が皆無であるのだからいたたまれない

 

 

早苗は・・・外に旅行に行ったときに助けた少女だった

 

 

目を覚まして、私と永琳を見て驚愕の悲鳴を上げたのは・・・面倒だったが

 

それにしても保護者が神様二人とは・・・

それなりの霊力と才能があるのは納得だ

諏訪子の話にゃ、諏訪子の血も引いているとか

大概な人物が来たものだ

 

まあ、幻想郷ではそれほど珍しいものではないか

半妖だって居るし、神だの、宇宙人だの、不死人がいるのだ

 

まあ、早苗が持っている力を扱えるかは、早苗次第なのだが・・・

なにも言うまい

相談してきたら手伝う事も考えなくはない

知らない人ではないのではあるのだ

 

そして、守矢神社は、博麗神社とは異なる神社であり、役割が異なるのだ

 

霊夢は人が来ない、お賽銭が入らない、お金がない

 

と言ってはいるが

博麗神社は、幻想郷のための神社であり、人に来て貰うところではない

あそこは、管理者が、幻想郷を守るモノが住まう場所

幻想郷で一番重要な場所なのだ

そして幻想郷の目的は妖怪と人間の共存

だからこそ、妖怪が簡単に神聖であるはずの神社に入れるのだ

 

 

守矢神社は人のための神社

神が人からの信仰を集め還元する場所だ

人が来なければ意味が無い

その点で言うなら、彼らが現れた場所はなんとも悪い場所であるとも言える

強い組織力を有する天狗が治める妖怪の山

その中腹にあるのだ

 

どうやって人を集めるのか、それは二人の神の交渉力次第だろう

 

この間、そのことで天魔が相談に来たが、私はもう、山の所属ではないのだ

 

天魔にそう言うと泣きそうな顔をして、しょんぼりと帰っていった

 

 

 

 

影陽は軽くため息をついた

どうも、あの天魔は自分に頼る癖がある気がする

 

「あら?どうかしたの?影陽」

 

永琳が話しかけてきた

 

珍しく、研究を早く切り上げたらしい

 

「なに、天魔の件だ」

 

「ああ・・・まあ、仕方ないでしょう。」

 

永琳は影陽の隣に腰を下ろしながら答える

 

影陽は冷やした水を空間から、取り出し永琳に手渡す

 

「ありがとう・・・・あら?」

 

「?・・・どうした?」

 

「今日はお酒じゃないのね」

 

「さすがに、毎日酒はどうかと思うからな、気分転換だ」

 

「それもそうね」

 

永琳は水を一気に飲み干す

 

 

 

しばらくは、静かな生活が続けられそうだ

 

影陽は永琳との静かな会話をしながらそう思った

 

 

 


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