東方魂探録   作:アイレス

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本日2度目の投稿
何でかって?
明日投稿できないから
それとちょっと溜めすぎたから放出


第10話

「お~い!チルノ~?どこ行ったー?」

 

いろいろな物が分別して置かれた空間に声が響く

 

「ん~?こっち~」

 

返事は反響しどこから響いてくるか分からない

 

「こっちじゃわからん!」

 

「えーっと・・・、黒くて、大きな円筒状のものが積みあがってるとこ?」

 

「なんで疑問形だ?名前書いてあるだろ読め!」

 

「似た形のやついっぱいあるじゃん!え~と、リ・・・リト・・リトル・・・」

 

超危険物集積所入り口付近かなんでそんなとこに

 

「分かった、すぐ行く、絶対に触れるな。」

 

「は~い」

 

役にたつのかたたないのかよく分からんなこいつ・・・・

 

現在地下で平行世界のゴミ溜め場と勝手に名付けた己の管轄世界の整理をしている。

 

そしてもう一人が、ゲートから出たら目の前にいたチルノと言う蒼い長い髪と氷のような羽を持ち、深い碧色のドレスを着た美しい女性だ。

自分でも何者なのか、分かっていないらしい

氷を操る者、そしてただ一人この氷付けの星で暮らす者だ。

気品もあって美しいのだが、時々妙なことをやらかすことがある。

 

閃光に巻き込まれて気がついたらここにいたらしいので、あのとき生き残った者だろう。

氷に関係する妖怪か精霊か、神か私には判別は付かない。

だが、氷を自在に操り氷の中にこんな巨大な空間を作ることが出来るのだ。

神と思ってもいいだろう。

 

 

「おい、信管抜いてあるとはいえ太陽もどきを作る物の上に立つんじゃない」

 

「だって退屈。かなり間こんなのを出しては戻しを繰り返してるだけじゃない?」

 

「・・・そうだな・・・たまには、遊ぶか?」

 

「いいの!?」

 

「ああ、いいよ」

 

この子にはどこか影がある。

特に、一人になってしまった後が顕著だ

 

この子がいつからこの地球にいたのかは知らない。

どれほど長い期間を過ごしてきたのかも。

私の場合は、しなければならないことが多すぎた

だが今はどうだろう?

もし、今、この子がいなくなってしまったとしたら?

私は正気を保っていられるのだろうか?

人としての感性を持ってしまったこの私に・・・

 

 

 

 

ああ、楽しい、嬉しい、

ようやく見つけた私以外の生き物

突然出てきた彼だけど

私にとってはどうでもいい

私は、氷の神?なのか?自信はない

この世に氷という存在ができた時から存在していたかもしれない

この星に現れるまで、私はだれかと遊んでいた気がする。

何か・・・光ったと思ったら、ここにいた。

誰もいない、私しかいない

最初は、喜びが私に中にあった

今まで以上の力を振るえた

だが、短い間だけ

それを見てくれる誰かがいない

楽しみ、喜び、遊んでくれる人のいないこの世界

彼は不思議な人だ

けれど私のことは気にかけてくれる

わがままを言っても、結構聞いてくれる

不思議な空間から出てくる不思議な物も面白い

私は今幸せだ

けどそれも長くない

彼は気づいているのだろうか?

氷が少しづつ溶けている

まだまだ時間はあるが氷がなくなったとき私はどうなるのだろうか?

 

 

 

「少しづつ、暖かくなってきたか?」

 

「そうね・・・氷も減ってきてる」

 

「・・・お前はいったいいつまでそうしていられる?」

 

「あら?気づいていたの?」

 

「空間の中身を整理できるほどぼ時間、一緒に居たんだ、それぐらいわかる」

 

「・・・そんなに長くない、その前に・・・眠るわ、次目覚めたときどうなっているか、見当もつかないけどね。」

 

沈黙が流れる、もう年月すら数える気すら起きないほど長い間ともにいた

永琳よりも近くにいたから、とても近い存在だ

 

「なら、私も眠ろう、少し疲れてしまった、きっと君よりも眠る時間は短いだろうが」

 

「そう・・」

 

「君を見送ってから眠るとしよう」

 

 

 

 

 

「光淵、また会えるかしら?」

 

「会えるさ、きっとな」

 

「また会いましょう?その時はまた遊んでほしいわ」

 

そう言って彼女は氷山の中へ消えていく

 

「また遊んでやるさ、お前は見ていて飽きない奴だったしな」

 

「さてと、ベットで寝るとするか、次起きたらどんな世界が広がっていることやら」

 

門を開けその中に入る。

そして眠りにつく、今まで消費した力を蓄えるように

 

 




だんだん短くな~る物語
文字数が安定しない
主人公が安定しない(わざとなとこあるけど)

地球の歴史をさかのぼるって大変だなぁ
内容あんまり気にしないでね


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