オーバーロード ー小鬼の調停者ー   作:ASOBU

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祝・12巻発売日決定




カルネ村争乱 その4

村を見渡せる位置に兵を散開させニグン・グリット・ルーインは会心の笑みを浮かべていた。

「檻を閉じよ。これより作戦は最終段階に入る」

周辺にある国の一つスレイン法国。その国に6つ存在する特殊作戦部隊『六色聖典』が一つ陽光聖典隊長。それがニグンという男の肩書きだった。

与えられた任務は王国戦士長ガゼフ・ストロノーフを抹殺すること。

本来は亜人の殲滅を主とする部隊であり個の抹殺は向かない任務である。実際不慣れゆえに時間がかかってしまった。だが、それも今日で終わる。

「相手はあのガゼフ・ストロノーフだ。獣は死に物狂いで牙をむくだろう。だが、近づかなければよい。天使達を召喚せよ! じわじわと遠距離から削っていけ」

部下は45人それぞれが強力な天使を召喚する。

別動隊の働きもありガゼフの部隊員数はこちらの半分以下にまで落ち込んでいる。

そして、ガゼフが使うことが許されているリ・エスティーゼ王国の宝物も貴族の横やりを受け所持していない。

戦力も状況もこちらの勝利をゆるぎないものとしている。ニグンはそう確信していた。

 

「あの戦衣……帝国兵ではなくスレイン法国の者か。しかも、ただの兵士ではないな」

「はい。おそらくは噂に聞く六色聖典のどれかでしょう。そして、全員が強力な魔法詠唱者だと思われます」

ガゼフと副長、その戦力分析は間違っていなかった。同時に勝ち目のない戦力差だということも気づけてしまう。

「村はこの状態。であるならば狙いは私か。まさかスレイン法国にまで疎まれていたとは思わなかったな」

「戦士長。ここで死ぬわけにはいきません。残った兵力で一点突破を行い分散してきた兵力と合流した後、反転しこれを叩くべきかと」

「そうだな。だが、馬が足りない。生き残りの3人を連れていくことができないぞ?」

「彼らは残すべきです。本来なら命に貴賤をつけるつもりはありません。ですが、この場合戦士長を失った王国がどれほどの痛手を受けるかお考え下さい」

二人は広場から少し離れていた。副長もそれゆえの発言だ。

国の未来を憂いての断腸の思いであった。

「お前の気持ちは分かった。その苦渋の決断もわかっているつもりだ。だが、私は彼らを見捨てるという選択肢を選べない」

もとよりガゼフの意思を変えることなどできないということもわかっていた。王国戦士団の結束は固く繋がりも深いのだ。

「予定通り副長以下5人は3人の護衛をしろ。私は先んじて残りを率い一点突破を図った後即座に反転、敵の背後に痛撃を加え村から離れる。囲みが無くなったら逆方向から村を離脱しろ。いいな?」

納得はしていない。だが、副長は肯くしかなかった。

そして、ガゼフは作戦を伝えるべく広場に戻る。

 

「その作戦はつまり戦士長殿が私たち3人の為に囮となる、ということなのではありませんか?」

一通り聞いたジュゲムは臆すことなく正面からガゼフの目を見る。

「むろん、死ぬつもりはありませんが囲みを破り少しでも安全に脱出するにはこの方法以外ありません」

「なぜそこまで?」

「性分、でしょうな。ここで民を見捨てて逃げれば私の中で何かが壊れてしまう。こう見えて頑固者なんですよ」

なんとも珍しい人間だった。あきれてしまうほどに。

だが、少しだけこの男に興味を持った。

ジュゲムは今後のことも見据えて行動方針を決める。王国戦士長という地位がどれ程のモノかはわからないがこの縁をここで切るのはもったいない。ジュゲムの目的の為にも伝手は多い方がいい。

ガゼフが部下と詳細を詰めるため広場を離れる。

ジュゲムもまた広場を離れエンリとネムを呼び寄せた。

「ネムはなんでもいいから大き目の袋を何枚か探してきてくれ。できれば頑丈なやつ」

「うん、わかった!」

「エンリは渡すアイテムを言うとおりに分けて……どうした?」

「いえ、その……話し方が。どっちが演技なんだろうと思って」

「なんだ、そんなことが気になるのか? こっちが素だ。長生きしていると演技にも慣れてくるもんだ。とりあえずほら並べる」

次々に手渡されるのは様々な形をした小瓶。中には色とりどりの液体が詰まっている。

「栓が四角のビンは治癒のポーション、丸い栓は武器強化、六角の栓は防具強化、星形のビンは魔法抵抗強化。あとは……スタミナ増強もつけておくか」

「持ってきたー」

「いい子だ、ネム。じゃあ、袋に詰めてくれ」

「これ、どうするんですか?」

「ん? 王国戦士長という地位の男とできた縁、囮に使って死なれてももったいないから支援だ。商人だから商品として水薬(ポーション)を扱っていてもおかしくはないだろ?」

村を包囲している戦力がどれ程のモノかもわからないが最悪別の手段でもって囲みを破る気でいる。目立ちたくはないのでガゼフが勝ってくれた方がいいのだが。

「もう一つ聞いていいですか?」

「何が聞きたい?」

「王都へ向かう理由です」

「そもそも目的から話しておくか。俺の目的は人探し。もしかしたら人じゃないかもしれないし一人でもないかもしれない。だが、総じて強大な力を持つ存在だから動けば大なり小なり影響が出る。それにどう対応するかを決めるために情報がいる。だからあちらこちらに伝手を作りつつ情報収集するのが旅の理由。このへんじゃ人間が幅を利かせているからな。人化の指輪を持ち出してまでやらなきゃならん。何年かかるかわからんがな」

正直なところエンリには言っていることがほとんどわからなかった。

だが、語るジュゲムの目は真剣そのもので。

「一朝一夕で見つかるとは思っていないからお前さん達もあちこち連れまわすことになる。覚悟しとけ。まあ、まずは村を出ることからだがな」

ジュゲムは5つに小分けした袋を手に取る。

ネムもそれに倣って一つ持つがそれなりに重量があるため見ていて危なっかしい。そんな妹が手伝っているのだから自分もとエンリも手伝うことにした。

液体の詰まったビンが入っているのだから重いのだが普段から農作業に従事するエンリにとってはさほど苦ではなかった。

「なんだ、華奢な割に力あるんだな」

「そ、そうですか?」

何気なく二の腕をつつかれちょっとドキッとしたのは秘密にしておく。

 

「戦士長殿」

広場に戻ったジュゲムはガゼフに声をかけた。

「ちょうどよかった、ジュゲム殿。この者達を護衛につけるから準備を―」

「それより先にこちらを皆さんで分けて使ってください。私は主に水薬を扱う商人でして、これらは今持ち合わせている在庫の全てです。どうか有効活用していただきたい」

「これは……この数、かなりの値段になるのでは?」

普段持ち歩いている治癒のポーションと同じものだとしてそれだけでもこの数がそろうと金貨数十枚にはなるだろう。そして聞かされる色々な効能を持つ水薬。それらを考慮すると金貨100枚積んでも買える品ではない。

「もちろん高額ですがお代は後で結構です。生きて戻りある時払いでかまいません」

「なるほど。ますます死ぬわけにはいかなくなったな」

「当然、下心もありますよ? 王国戦士長が活躍する一助になった品とあらば王国での商売もやりやすくなるというもの。ですので、戦士長殿。また生きてお会いしましょう」

「そうですな。王都についた暁にはぜひ私の家をお訪ねください。返済も必ず」

再会を約束し二人は固く握手を交わす。

「ではこちらへ。我々は一旦厩舎の陰に身を隠します」

副長に連れられジュゲム達はガゼフ達とは反対の方向へ。

「よし、総員戦闘準備! 高価な水薬だ、効果的に使え!」

飲用の物は飲み、武装に振りかけるものも使用する。

「天使には必ず二人以上で当たれ。まずは正面突破を図る!」

ガゼフが先頭を切り馬を駆る。

 

「始まったようですね」

遠くから戦闘音がかすかに聞こえてくる。

「ジュゲム殿、エンリさん。お二人は馬に乗れますか?」

「旅商人の身ですので一応は」

「の、農耕馬ならなんとか」

「では、こちらの馬をお使いください。長年付き合ってきたいい馬です」

副長ともう一人が馬から降り手綱を差し出す。

「そして、謝罪させていただきたい。我らは彼方たちの護衛を命じられた。ですが、それを放棄して戦士長の下にはせ参じようと思います」

「つまり、護衛できないから馬の速力で逃げてくれ、と?」

「はい。わずかでも戦士長の生存率を上げるためこれ以上戦力を割くわけにはまいりません。王国の未来の為にもどうかご理解いただきたい」

5人の戦士が一斉に頭を下げた。

「戦士長殿も頑固だとは思いましたが部下である貴方達も負けず劣らず頑固者のようだ。お互い危険な旅になりそうですが……また、王都でお会いしましょう」

「では」

副長らが去り残されたジュゲムは盛大にため息をつく。

「まったく、類は友を呼ぶってか? ますます使い捨てるには惜しくなったじゃないか」

「どうしましょう? 野営準備もしていただけるという話でしたが……」

エンリもネムも最小限の衣類くらいしか持ち出してきていない。エ・ランテルまでの旅路、食料や野営の設備等は戦士団から分けてもらう話になっていた。

ジュゲムも小さな背負い袋一つしかもっていない。旅装とは思えなかった。

「それは問題ない。食料も、今回は水もちゃんと用意してある。夜露をしのぐ用意もしてある。それよりも先にやることができた。今から大量のゴブリンを呼び出す。怖かったら俺の後ろに隠れていろ」

〈下位眷属召喚―ゴブリントループ〉×5

〈下位眷属召喚―ゴブリンアサシン〉

立て続けにスキルを発動する。

ゴブリントループは複数のクラスのゴブリンが集まった戦闘団である。レベルは平均で10程度。少し強いリーダー、ウルフに騎乗するライダー、弓を主武装とするアーチャーがそれぞれ2体、メイジ、クレリックが1体、兵士が12体で構成されている。カンストプレイヤー相手には1秒の時間を稼ぐことすらできないがこの世界の人間相手にはいい勝負をすることがわかっている。

何よりもゴブリントループは19体で1セット。使用制限一日15回の下位眷属召喚、その1回分で19体。つまりコストパフォーマンスがむちゃくちゃいいのだ。

もう一種、ゴブリンアサシンはそのまま黒ずくめの暗殺者。影から影を渡るスキルを持ち不意打ちでの暗殺を得意とする。レベルは25。〈下位眷属召喚〉で呼び出せるゴブリンの中では最上位に当たる。

100体近いゴブリンに囲まれているという事実にエンリは座り込みそうだった。

だが、ネムはすごいすごいとはしゃぐ。姉の威厳を保つため気合で耐えた。

「お前達は森を抜けて野良ゴブリンのふりをしつつ敵魔法詠唱者を襲え。ガゼフやその部下も巻き込み痛めつけてかまわん。殺さないようにだけ気を付けろ。あと、お前達は適度に殺されるのも任務の内だ。10体以下になるか敵魔法詠唱者を殲滅したら森へ退避しろ」

死ねと命令されたゴブリントループだが全員躊躇することなく森へ消えた。

「アサシンはすぐ戦場に向かい敵首魁のそばで待機。トループが突撃をかけるタイミングで暗殺しろ。その後は任せる。撤退タイミングはトループと同じだ」

「御意」

アサシンも命令を受けると音もなく影の中に消えた。

「よし、じゃあ俺らはエ・ランテルに向かうぞ。ネムはエンリの後ろな。落ちないようにしっかりしがみついとけよ」

ジュゲムはひらりと馬に飛び乗ると振り返ることなく進みだす。

「お姉ちゃん、早く!」

エンリもおっかなびっくり馬にまたがる。大きく足を広げることになったせいか内股を何かが伝っていく。同時に感じる冷たい馬具の感触。うるさいぐらいに心臓が鼓動を高めるがここで止まってはいられない。ネムを馬上に引き上げゆっくりと進みだす。

村から出る直前、エンリは振り返った。

朝はいつも通りだった。今日もいつも通りに終わると思っていた。

まだ焼けた家屋から煙がくすぶっている。住人もほぼすべて冷たい土の中だ。

生まれて16年間過ごしてきた村はもうない。

「お姉ちゃん……?」

「大丈夫、なんでもないから」

心配そうにエンリの顔をのぞき込むネムの髪を撫でつけ馬を進める。

こうしてカルネ村最後の生き残りは今までとは違った生き方を始めることになった。

 

 

「これは、これは一体どういうことだ!?」

ニグンは困惑していた。

元よりガゼフが強いのは織り込み済みだ。だが、炎の大天使数体と幾多の魔法で完封できるはずだった。ガゼフの部下も事前情報から炎の大天使1体で殺しきれる。そう試算していた。

だが実際はどうか。

ガゼフの一太刀は炎の大天使を両断する。部下はツーマンセルを組み炎の大天使を封殺する。さらに、遠距離から放つ魔法はほとんど抵抗され大したダメージを与えることができていない。倒された天使は再召喚して補充すればいいが、いつまでたっても衰えることのない戦士団の勢いにこちらが呑まれつつあった。

「どうなっている……?」

「かすかに魔力の反応があります。何かしらのマジックアイテムの加護かあるいは強化ポーションの類かもしれません」

「それぐらい考えもしたわ!」

部下の答えにニグンは声を荒げた。

「あれほど戦い続けることができるようになるマジックアイテムなら国宝級! あの人数分そろえるのは不可能! かといってあんな強力な強化のポーションなど聞いたことがない!」

そもそも強化のポーションの効果時間は短い。それこそ流通しているものは数分で効果を失う。不可解すぎた。

「ニグン様! 森よりゴブリン一団が接近! 数は推定百体です!」

「何ぃ、こんな時にゴミ亜人が! 数が多くても所詮はゴブリン! ゴミはゴミらしくまとめて排除しろ!」

一番森に近かった部下がゴブリンとの戦闘に入る。遠めに見ても違和感があった。

ゴブリンにしては屈強な肉体をしている。振りかざす武器は遠めに見てもわかるほど磨きこまれている。そして、あろうことかゴブリンの中から魔法の光が放たれる。

明らかにただのゴブリンではなかった。動きも統率されている。

ニグンの勘が警鐘を鳴らした。

「なんだというのだ……!」

懐のアイテムに手を伸ばす。それは『魔封じの水晶』と呼ばれる秘宝。中にはたった1体で都市の壊滅も容易とされる最高位の天使を召喚する魔法が封じ込められている。

スレイン法国にも数個しか存在しない秘宝中の秘宝。ニグンの切り札だ。

これを使えばガゼフの戦士団と屈強なゴブリン兵団を殺しつくしてもおつりが出る。だが、再び魔封じの水晶に魔法を込めるコストを考えると躊躇してしまう。

「ゴミ掃除に使っていいものではないが……」

ここで使うか否か。

「では、貴様の言うゴミに殺されてもらおうか」

ニグンの意識は魔封じの水晶に向いていた。周囲の部下もニグン同様秘宝に目を奪われていた。

するりと影から飛び出したゴブリンアサシンはニグンの背後から組み付くと口を押え無防備になった喉を短刀で深々と切り裂いた。大量の血を吹き出しニグンが倒れる。

倒れたニグンにゴブリンアサシンが追撃。確実に殺すため、苦痛に見開く目に短剣を突き立て捻る。ニグンの体が大きく痙攣し何かをつかもうと空に伸ばした腕は力なく地に落ちた。

陽光聖典の隊長が不意打ちとはいえ一瞬で殺された。

何が起きたのか、陽光聖典の隊員であっても受け入れるのに時間を要した。

ゴブリンアサシンは手近にいる兵に抉り抜いたニグンの眼球を投げつける。

普段から殺し殺されの任務に就く者達。血まみれの眼球くらいで怯むこともない。

だが、今回ばかりはそうもいかない。恐慌が一瞬で伝播する。

そして、それは致命的だった。動きが止まった魔法詠唱者にゴブリントループ達が一気に接近する。あとは陣形も統率も何もない乱戦になるしかなかった。

 

「総員円陣防御!」

ガゼフの声が戦場に響く。

「現状報告!」

「戦闘不能2名、重傷5名、死亡ゼロです!」

「重傷者を中に入れろ! 残している者は治癒のポーションを回せ! 他の者は一歩も近づかせるな!」

ゴブリンは5つの集団に分かれて行動していた。そのうち3つが陽光聖典へ、残り二つが王国戦士団に牙をむく。

「くっ!」

ガゼフは先頭の一際屈強なゴブリンと切り結び状況の悪さを悟る。

あの商人から受け取った水薬はすさまじい効果を発揮した。数打ちの鉄剣は天使の装甲すら簡単に切り裂く。あれほど魔法の乱打に曝されたにもかかわらず大打撃になったものは一つもない。そして、今の今まで疲労を感じなかった。

そう、今の今まで。

数瞬前から急に体が重くなった。使用した水薬の効果がすべて切れたのだろう。

ちらりと部下達の様子を見る。何体ものゴブリンを倒し善戦はしているが数の差で徐々に押し込まれている。長くはもたない。

ゴブリンに接近され乱戦となっているスレイン法国の兵から魔法が飛んでこないのがせめてもの救いか。

後衛のゴブリンが射撃体勢に入る。アーチャーの射撃は撃ち落とせるだろうが今の体力では魔法に抵抗できるか少々厳しいかもしれない。

苦境だがまだ絶望ではない。ガゼフは遠距離攻撃に備える。

空気を切り裂く飛来音。矢は魔法を放とうとしていたゴブリンメイジの頭部に突き立った。

続いて騎兵の強襲。すれ違いざまに振り切られたメイスはゴブリンアーチャーを数m弾き飛ばした。

馬から二人飛び降り奇襲にスキを見せたゴブリンを切り捨てる。

騎兵三騎は速力を落とさず別の後衛集団に突撃をかけた。

「副長! 貴様何をしている!」

「お叱りは後程私一人に! この首をかけて責を負います! しかし、今は現状の打破を!」

言いたいことは山ほどあったがガゼフはそれらをすべて飲み込んだ。即座に気持ちを切り替える。ゴブリンはすでに後衛を崩壊させられ尚且つ挟撃される形になっている。

どう考えても好機だ。

「反撃! この機を逃すな!」

ガゼフの激が飛ぶ。

「「「「おおー!!」」」」

応える兵士の士気は異様なまでに高まった。

 

 

 

 

 




一方その頃アインズ様

適当に作成したアンデットに別の村を襲わせ颯爽と撃退。
対価に情報を求めるがほとんど有用な情報はなく、大きな町へ出る必要があると考える。
目指すは城塞都市エ・ランテル。


そんなこんなで人気者のニグンさんは活躍する間もなく退場となります。
戦場で油断してはいけません。

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