オーバーロード ー小鬼の調停者ー   作:ASOBU

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明けましておめでとうございます。
新年一発目に国を亡ぼすのもどうかと思ったのですが外伝的なものを書く余裕も無く。
予定通り本編続けます。

さて、去年はコロナだったり職を無くしたりPC潰れたり色々ありましたが書きたいことはあるので細々と続けます。よろしければ今後ともお付き合いください。

あと、推敲はしているつもりですが時々見落とす誤字誤用に訂正入れてくださる方々、たぶんまた見落とすのでお願いします(マテ



聖王国滅亡

「う、嘘だ……悪魔の戯言だ……!」

「嘘ではないぞ。この国で生きている人間はこの都市に立てこもるお前達だけだ。ここ以外の人間は我が軍勢がすべて、老若男女問わず悉く根絶やしにしたのは事実だ」

頭上に浮かぶヤルダバオトの言葉は兵士達の心をへし折った。

ただでさえ想定の数倍にも及ぶ数の敵兵に都市を包囲されているのだ。亜人は疎らでほとんどが悪魔の軍勢であり最前列にいる者はそのほとんどが人間の死体を武器に飾ったり装飾品のように身につけたりしている。

そこへ降って来た生き残りはお前達だけという言葉に誰もが生きる気力を失った。

部隊を任され覚悟と強い意志を持っていたネイアも同様で地面も見えないほどの軍勢に震えを抑えることが出来ないでいた。

それでも、ネイアはアインズから借り受けた弓を抱きしめその鋭い視線を上空へ向ける。

「安心しろ、この都市にいる者も悉く殺しつくしてやる。遺されたものが嘆かなくて済むように念入りにな」

「……させるものか……」

恐怖が体を縛る。気力だけでそれに抗い弓を引き絞る。

「一方的に蹂躙などされてやるものか!」

放たれた矢はヤルダバオトが纏う炎に焼かれることも無くその肩に突き立った。

「む、いかんな……先ほど受けたダメージが癒えていないとはいえ雑魚の矢を受けるとは」

もちろんワザと受けたのであってダメージ云々も別個体であるが故存在しないのだが。

「その弓が原因か。人間に持たせておくにはもったいないさぞ名のある弓であろう」

「これは! 魔導王陛下からお借りした弓! 次も絶対に外さない!」

視線を向けられただけで足が震える。弦を引き絞る腕にも力が入らない。それでもネイアは第2射を放つ。その矢もヤルダバオトの腕に刺さったが次の瞬間には燃え落ちてしまう。

「あたってやったぞ? 満足か? では死ね」

火球が放たれネイアに迫る。

「隊長!」

唐突に突き飛ばされ体を起こした先にあったのは地獄だった。つい先ほどまで話していた兵士が炎に巻かれ踊り狂っている。自分だけは突き飛ばされたおかげで生き延びていた。

肉と脂が燃える匂いが胸を満たす。こみ上げてきた胃液を止める術は無く。

『よう、目つきの悪い小娘。望むなら、手を貸してやるぞ』

唐突に頭の中に響く声。

『どうせ殺されるならせめてもう一矢、ぶち込んでやりたいと思わないか?』

それがメッセージの魔法であると思い至るまでに少々時間がかかった。相手が誰かわからない。否、どうでもいい。あと数秒でネイアも部下となった兵士達と同じ道をたどる。

それでも、もう一矢撃ち込めるなら、少しでも痛手を与えてやれるというのなら。

「誰でもいい、何でもいい! 早く!」

「いいだろう、動くなよ」

背後から聞こえたソレは頭の中に響くメッセージではなく肉声で。

振り返る間もなく背中に何かが突き刺さった。

 

「さて、これでデミウルゴスからの頼まれごとは済ませたわけだが」

ネイアの背中に目的の物を突き刺した後、自由と不自由で即座に離脱したジュゲムははるか離れた建物の屋根でネイアのいる方角を見る。

「人間種から異形種への転化が可能かどうか。アインズはネムと聖騎士団長とのことがあってこの国潰す事したらしいがどうも、あの娘は少し惜しいと思っているらしい、か。アインズ様は人間を間引けと仰った。しかし、あの娘は気にかけている。つまり、人間でなければ間引く対象外である、と。さすが、デミウルゴス。よく頭が回るもんだ。……だがなぁ……アインズ、絶対そこまで考えてないぞ。むしろ、聖王国根絶やしました宣言で胃に穴開けてるな。胃なぞ無いけど」

急な依頼が来たときは何事かとも思ったが、たった一人でも生き残りがいるならアインズのメンタルケアもできなくはないだろうと安請け合いしてみた。

遠く彼方、マジックアイテムで盗み見る先には皮膚を破り血に染まった純白の翼を背中から生やす痛みに悲鳴を上げるネイアの姿が映る。

 

『上天の翼』

いくつも種類がある種族変更用アイテムの一つであり種族を天使に変更するもの。

その中でも上位のアイテムであり種族レベルエンジェルを最初から5レベル分付与する。種族レベルが無い人間種が使えばいきなり5レベルアップする代物でありこれもまた廃課金向けガチャの産物である。ナザリックにも数個しか在庫が無いのだが悪のギルドを謳うナザリックの雰囲気に天使が合わないとして死蔵されていたものをデミウルゴスがアインズの許可を得て引っ張り出してきた。

 

「普通に種族変更可能なんだな。息子の嫁にも一考の価値あり、か?」

絶賛軟禁中のカルカはまだ嫁になったわけではないのだが親としては子には末永く幸せになってほしいとやはり思うのだ。少なくとも、今のままでは遠くない未来に死別が待っている。ナザリックの在庫に匹敵するほどのガチャ産アイテムを個人で抱えているジュゲムにしてみればアイテムの捻出は造作もない。本人たちが受け入れるかは別にして。

極論、ネイアみたいに強制してしまうのもありかもしれないなとも思うがさて……。

 

「何が起きたかわからんが興味が湧いたな。そこな娘、人間をやめた気分はどうだ?」

ヤルダバオトとしてはいくつか与えられたシナリオの一つになったに過ぎないので特に驚くことも無く。

このシナリオの場合、表向きの生存者は聖王国全土を通して僅か数百名となる手はず。都市の守り手となった兵士を殺しつくし戦えぬ者も殺し、アインズが介入してくるまで殺戮を止めない。同時に必要数の羊を捕獲しスクロールの材料も確保する。

合図を送れば全方位を囲んだ悪魔の軍勢が市門を突破し蹂躙を開始した。

 

皮膚を裂く痛みが治まり、翼が生えそろうと同時にネイアは自分がどうなってしまったのか理解した。頭の中に使えるようになった特殊技能や翼の扱い方などが次々と浮かんでくる。最初こそ混乱したがすぐに受け入れる。今はそれどころではないのだ。

「させない!」

半ば無意識に翼を動かしヤルダバオトの正面に移動すると特殊技能を発動させ一矢を放つ。

『天使の一矢』はスタンダードな攻撃スキルで威力上昇、飛翔速度上昇が付与された矢を放つ。また、それ以外にも特殊な性能があり―

 

「流石に3度は当たってやれん――がはっ!?」

頭を狙って飛んできた矢を掴みへし折るつもりだったがなぜか矢はするりと手を抜けた。

そして、そのまま眼球に突き刺さる。

「当たった!」

特殊技能のおかげで当たると理解できても信用できるかは別問題だった。

 

『天使の一矢』は種族悪魔に対して使用した場合のみ必中。この必中は絶対回避するスキルを相手が使用しない限り優先される。魔法や投射系特殊技能での迎撃や回避手段、今のようにつかんで止めようとした場合などでは無力化できない。

ヤルダバオトも当然スキルの存在は知っている。ただ、今回は天使になったばかりの人間が使いこなすはずも無いと油断していた。その油断に支払った代償は安いものではなかった。

「驚かされる……。転化して間もないというのに使いこなすか。だが、お前では私の相手になり得ないぞ」

ネイアには視認できない速度で接近するとネイアの頭を鷲掴みにする。このまま握りつぶせば死ぬがそれはシナリオから外れるのでできない。この娘には滅びる聖王国を語る生き証人になってもらわねばならない。

ネイアは必死に拘束から逃れようと藻掻くがそこには圧倒的なレベル差が存在する。

ヤルダバオトは藻掻くネイアを無視しつつ、生えたばかりの翼をもぎ取った。傷口は丁寧に焼いてやり出血だけは止めておく。続いて足をそろえて掴み握りつぶす。皮膚を破り骨が飛び出すがこちらも丁寧に炙り出血だけは止めておく。当然火傷の苦痛は増えるが。

悲鳴を上げようとしているが顎も抑えているのでくぐもって響かない。

そして最後に、ぐったりしたネイアを頭上に持ち上げると自らの角の上に降ろす。

 

ずぶり、と肉を穿つ。手が離されるとネイアは自身の体重で更に腹を貫かれ串刺しされる。

とどめとばかりに灼熱する角。これも出血を止めるためだが内臓を高熱で炙られたネイアはたまったものではない。

5秒と持たず、あまりの苦痛に意識を失った。

 

「さあ、魔導王! そろそろ出てきてはどうだ? 前座は喰い飽きたぞ!」

ヤルダバオトは声高らかに叫ぶ。

地上は悲鳴と嗚咽に溢れかえっていたが魔法で拡声されたその声は異常なまでに良く通った。

 

さて、アインズはというと

「こんなはずじゃなかった、ここまでなんて考えてもいなかった……」

自分の一言が引き起こした事態を受けいれられずにいた。

用意された客室の隅で頭を抱える。

ネムの事もありささくれだった精神状態で言ったあの一言。

『好きなだけ間引け』

人間種が嫌いな部下達にそういってしまえばこうなる可能性もあっただろうに。

以前から報連相を徹底するように言い聞かせていたデミウルゴスはちゃんと自ら報告に現れた。

『アインズ様。ご命令通り、この国に存在するほぼすべての人間を間引き終わりました。残すところこの都市内のみ。後はそれらをアインズ様に救っていただくだけでございます』

その時は任せておけと大見得を切ったがデミウルゴスの言葉の意味が浸透してくると思わず恐怖した。自分の命令でこの国に住むほぼすべての民が殺された。その事実に、すぐに鎮静化されるが恐怖は後から後から湧いて出てくる。

アンデッドになったこの身、人間の死には無関心になっていた。

つもりだったが、超位魔法『黒き豊穣への贄』を使った時も平気だったが、国一つ丸ごととなると規模が大きくなりすぎて受け入れられないでいる。ネムに会わず『鈴木悟』が摩耗していくに任せていればこうはならなかっただろう。

しかし、ネムと過ごしたことで今のアインズは『鈴木悟』としての倫理観もちゃんとした形で保持している。今回ばかりはそれがアインズを苦しめる形となった。

 

「さあ、魔導王! そろそろ出てきてはどうだ? 前座は喰い飽きたぞ!」

魔法で拡声された声が響き渡る。

「ここで……いつまでもくすぶっているわけにはいかない……」

まだ、このシナリオは終わっていない。作戦マニュアルは最初からあって無い様なものだったがやるべきことは残っている。

死の騎士を今日召喚できる限度数までまとめて召喚しできる限り人命を救助せよと命令し解き放つ。

そして、自らは飛行の魔法を行使しヤルダバオトの前方へ。

「バラハ嬢……なのか?」

ヤルダバオトの角に刺し貫かれたボロボロの人物は知った顔をしていた。というか、数少ないアインズに好意的だった人物だ。ただ、背中には本来存在しない翼の残骸がある。

「この娘は私に抗うために人であることを止めたのだよ。まあ、前座としては面白かったが如何せん実力が伴っていなかったな」

『あ、やったの俺だから。ネムと仲良かったみたいだからな。少しでも長生きしてもらおうかと思ってな』

見計らったようなタイミングで飛び込んでくるメッセージ。こんな不躾なことをやってくる部下はいないので下手人は一人しか思いつかない。

『じゃあ、生きているうちに回収してくださいよ、ジュゲムさん。彼方なら楽勝でしょう』

「ああ、もちろん。今そうしようと思っていた。舞台上に不用になったものを下げるのが黒子のお仕事というわけだ」

あいも変わらず神出鬼没なジュゲムはヤルダバオトの肩に立つ。そのまま、ネイアを引き抜くとあっという間に消えた。

『あ、治療費は請求するからな。上天の翼の方はそっちのだからいらん』

「ん……? 上天の翼って、最近実験に使用するという事で許可出したような……」

「あの道化め……一度ならず二度までも玩具をさらっていくか」

苛立ちを隠さないヤルダバオトに少なくない憐みを向けつつ、つけもしないため息を一つ。

「……では、3度攫われる前に終わらせるとしよう」

「いいだろう、魔導王。決着をつけようではないか!」

 

今だ悲鳴が途絶えぬ滅びかけた小都市の上空、二つの巨大な力がぶつかり合う。

見ていたのは数体の死の騎士に囲まれ震える事しかできない負傷兵と非戦闘員の女子供のみ。

後は街を見下ろす尖塔の最上部に置かれた水晶玉が一つ。

一つの国が終わる時を見届ける者はあまりに少なかった。

 

 

「んで、この後どうするんだ? はぐっ」

数日後、ナザリック内アインズの私室。

聖王国反省会と称して顔を合わせるアインズとジュゲム。

「亜人を移住させるのと同時に荒れた国土の修復をさせています。まだまだ試験段階ですが種族の特性に合わせて農耕や畜産を教え食料生産の基礎を整えていますよ。数年はかかりそうですが思ったより抵抗は少ないですね」

「そりゃ、強い者に従うのが亜人の根本にある気質だ」

「それもあるのでしょうが以前配下にしたリザードマンの生簀を用いた水産業という成功例を提示したのも大きいかもしれません。生簀回りも人間の技術者と協力して大きな発展を見せていましたし、亜人種に無かった技術の付与というのは色々と興味を引いたんじゃないでしょうか?」

「大きな変化ってのは本来受け入れがたいもんだ。だが、亜人達は強者に強要されて仕方なく、と受け入れるつもりなのかもしれんね。ある意味賢いな。うまくいけばあの選択は間違ってなかったと子孫に語り、うまくいかなければ強要された変化がうまくいくわけがなかったと理由を付けられる」

「この世界の住人は割と適応能力高いみたいですよ? エ・ランテルでは多種族が交流する姿が増えてきましたし」

エ・ランテルでも遅々とした動きではあるが人間種、亜人種、異形種間で互いを隣人として受け入れる者が増えてきている。中でも技術者関係は顕著であり新技術の開発がいくつか報告されていた。

「なるほどな。あ、そうそう。『この世界の住人』を大量虐殺する命令出した奴がいるらしいな?」

「うぐっ、げほげほ」

たまたまワインを口にしていたアインズは盛大にむせた。

当然そういうタイミングを狙っていたジュゲムはニヤニヤと笑う。

「どーせ、ああなるとは考えずそれっぽい支配者ムーブをキメてたんだろうが。今更何言ってもあれだけの死者は帰って来ないから言いたくないんだが……加減しろ莫迦」

「はい……今後は言動にも最大限の注意を払います……」

「よし、じゃあ次」

「え、軽く流していいんですか?」

今のアインズは食事の為に人間形態なので思い出すだけで実際に胃がしくしくと痛む。NPCに話してもあっさり肯定されるだけだろう。ネムには否定された時が怖すぎて話せていない。

アインズの知る限りこの世界を大事に扱っているであろうジュゲムがこんなあっさりと国一つ根絶やしにした話を終わらせるとは思っていなかった。

「なんだ、意外そうだな。簡単な話だこの件に関しては俺より適任がいる。で、その適任の姿がここしばらく見えないのだが?」

「……聖王国遠征が長引いてしまったので王都の自宅に戻らせています。姉が心配して王国中を竜に乗って飛び回ったそうで」

「ま、メンタルケアの適任者が誰か理解できているなら俺からはさっきので終わりだ。次の話題の前に……酒が切れたぞ」

「くっ、こちら持ちとは言いましたが容赦がない」

「死にかけの天使娘に完全回復薬使ったからなー、これくらいの接待は妥当だろ?」

「今はどうしてるのですか?」

「ネイアちゃんなら元聖王女とばったり出会われても面倒だから客室に監禁してある。カルカもヘタレ息子と一線超えたみたいだし今は刺激を与えたくない。って、またむせかえってどうした?」

「い、いえ。息子ってことはゴブリンですよね? 連れ去った聖王女、人間ですよね?」

それが一線を越えたと。

「存在するか知らんが神とやらが奇跡か、気まぐれか起こしてくれることを父親として願ってるぞ」

「でも、異種族間で子供なんて……」

「お前の所に実例ができただろうが」

「あー……、そうでした」

プレアデスの一人、ルプスレギナは人狼で最近、発情期というものを抱えていた。その時衝動に任せて襲ったのがナザリック内にいる元ワーカーでフォーサイトの一人であるロバーデイク。で、その種が種族という壁も超えて大当たりした。

子を孕み母親になったと知った瞬間からルプスレギナの嗜虐癖はなりを潜め別人のように。

それこそ周囲が気でも狂ったかと困惑するほどだったとか。

「可能性がある状態で国に戻るなんて言い出したら困るからな。手っ取り早く引き取ってくれ。数百人だかは聖王国の人間も生きているんだろう? それの導き手にでもならせたらいい」

「分かりました、手はずを整えておきますね」

「頼む。……しっかし、早いな。帝国をあっさり属国化したかとと思ったら次はアベリオン丘陵を押さえ聖王国の土地を手に入れた。次は? 王国か? 法国か? 竜王国は……早めに手を打たないと滅ぶぞ」

「予定では王国みたいですよ。何やらデミウルゴスやアルベドがずっと根回しを続けているみたいで。一応無血ですべて終わらせるようにと釘は刺しておきましたが」

「ちゃんと命令したんなら大丈夫か。んー、じゃあ、竜王国はこっちで支援しておくか。あの国が落ちると大陸中央部への牽制ができないし。大陸中央部にはツアーの懐刀がいるんだが……超頑固で融通が利かず会話も成り立たない奴でな。竜王の血筋が残る竜王国はいい緩衝材になる。残すに越したことは無いな」

「何をするおつもりで?」

「うちのガキを派遣して秘密裏にビーストマンを少し間引いてくる。ついでに『女神様』の実験もしておこう。データは後でまとめて渡してやる」

「楽しみにしておきますよ」

「未知を既知に変える事こそユグドラシルプレイヤーの醍醐味だろ? ふふふふ」

「ええ、確かに。あはははは」

 

子鬼の王と不死者の王、二人の怪しい笑い声を聞くものは誰もいない。

 




というわけで聖王国編終了です。

次は王国、その後は竜王国を予定しております。……構想だけ。

相変わらず主人公の影が薄いですが今後もこのノリで行きます。
オリ主がメインである必要なんてないのだ!

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