俺ガイル やはり俺のゾンビエスケープは間違っている 作:( ;∀;)
戸塚「八幡!良かった!無事だったんだね...どうしたの?八幡...」
戸塚は俺がいつもより腐った目で、しかも泣いているのを不審に思ったのか心配の声をかけてきた...しかし俺は今誰にも会いたくない...
八幡「すまん...戸塚...今は一人にしてくれ...」
戸塚「え...でも...わかった...」
俺は体育館の隅っこで、一人体操座りしていた...今は心を落ち着かしたい...俺は罵倒や暴言には耐性があるが人の死...大切にしていた人の死には耐性がなかったらしい...しばらくこうしていると落ち着いてきた...今まで気づかなかったが、前で言い争いをしているようだ...葉山と...誰か知らないが男が言い争っていた...
男「俺はこんなところに居られない!あの化物が侵入してくるのも時間の問題だ!」
葉山「駄目だ!外に出るのは危険すぎる!もっと情報をあつめてからでもいいだろ!」
男「じゃあ食料とかはどうするんだ!?」
葉山「まだしばらくはもつだろ!?」
これは止めたほうがいいか...俺のやり方でだがな...
八幡「うるせぇよ...そんなに外にでたけりゃお前達だけで出ろよ!でも食料は持って行くなよ...」
男「あ?てめぇだれだ?誰だか知らんが首を突っ込んでくんなよ!ぶっ飛ばすぞ!?」
八幡「うるせぇよ!てめぇがうるさいせいでこっちが迷惑してんだよ!?キーキー騒ぐなよ!猿かお前は!」
男「なんだと!」
俺は1発殴られた...いてぇ...
葉山「落ち着け!!じゃあヒキタニ君の言うとうり出ていきたい人は出ていってくれても構わない...ただし食料は持って行くな」
男「チッ...」
男は舌打ちして下がっていった...謝りもなしかよ...俺は恥ずかしくなって去ろうとしたが、葉山に呼び止められた...
葉山「さっきは助かった!ありがとう!」
八幡「べつに...うるさかったから言っただけだから」
こんどこそ自分の定位置に戻った...すると戸塚がこちらに走ってきた...
戸塚「八幡!大丈夫!?殴られてたよね!?」
川崎「あんた...無茶するなよ...」
雪ノ下「はぁ...また自分を犠牲にして...」
八幡「おぉ...川崎と雪ノ下...生きてたんだな...」
川崎「こんなところで死んだりしないよ」
雪ノ下「あら?あなたみたいな人が生きれているのに私が生きれないと思ったの?」
八幡「はは...雪ノ下はいつも通りだな...雪ノ下...由比ヶ浜は...」
雪ノ下「わかっているわ...目の前で見たもの...私は由比ヶ浜も救えない非力な人だと改めて思ったわ...」
雪ノ下の目頭に涙が貯まっていく...
川崎「...」
戸塚「そん...な...」
川崎と戸塚は察したのか、川崎は唇を噛みしめ、戸塚は地べたに手をついた...
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