RAILWARS! 東京公安室公安特捜班   作:新庄雄太郎

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「ボカーン」と爆発音がした
新宿の繁華街のゴミ置き場で爆発がした
町の人は、現場に見に来ていた

先日前から、疑惑のXと名乗る爆破予告が相次いでいた。
2週間前には、浅草の浅草寺でリモコン自動車が来て、2台の車に追突し、日産・スタンザが爆発した、幸いなことに負傷者が出なかった。
2日前には、新宿のデパートで、ゴミ箱が爆発がした、13人の負傷者が出た。
そしてついに、渋谷のビルで爆破が起きた、3人の命を奪った
警視庁は犯人のモンタージュと似顔絵に公開し、指名手配された。
犯人の疑惑のXとは何者なのか。

登場列車  100N系新幹線 「ひかり」


第2話 新幹線ひかり・爆破予告5秒

「えー、連続爆破事件の犯人の顔写真だ、各捜査員はホーム内を捜索せよ。」

了解、達仁達は東京駅内のホームを捜索した。

京浜東北線ホーム

「すみません、この男を見ませんでした。」

「さぁ、見たことはないわね。」

「そうですか、ありがとうございました。」

「どうですか、南先輩。」

「それが、見てないだって。」

「さぁ、知らないな。」と30台のサラリーマン

山手線ホーム

「おっ、そんな人は知らないな。」と会社員

「こんな人は知らないな。」と高校生

「そうかな、知ってる人に似てたんだけど、別人だな。」と高校生

「さぁ、しらないね。」と清掃員

東海道本線

「そうですね。その人知らんわ。」とおばあさん

「さぁ知らないな、」

「見たことない人だわ。」と伊豆へ行くカップル

東京駅内に聞き込みをした結果、全員知らないと判断した

「班長、駅内を聞き込みをしたのですが見てないと。」

「そうか、未だに見つからんか。」

「犯人は何者ですかね。」

山手線ホーム

「君達、この人知らないかな。」

「今日、俺達は夏休みで映画に行ってたんだ。」

「この人は、知らないかな?。」

「兄ちゃん、あの人お風呂屋さんで見たよ。」

「え、はっ!。」

「知ってる人かね。」

「この人、過激派の仲村哲也って言う人だよ。」

「仲村哲也。」

「今、千葉県警に指名手配されてる人だよ。」

東京公安室

「班長、犯人の身元が割れました、千葉県警で手配中の仲村哲也です。」

「何、犯人の身元が割れた。」

「ええ、小学生がこの人見たことあるって。」

「本当か、それは。」

プルルルルルルルっと電話がかかってきた

「はいっ、こちら東京公安室。」

「公安特捜班に告ぐ、今新幹線に爆弾を仕掛けた、見つけないと新幹線は粉々にするぜ。」

「名ニッ、新幹線に爆弾を仕掛けた。」

特捜班は呆然としていた

「おいっ、逆探知。」

「了解。」

「南、高山、桜井すぐ新幹線ひかりに警乗だ。」

「了解」

 

次の日、達仁と高山と桜井は、100N系新幹線ひかりに乗った

「ご苦労様です、公安官3名警乗します。」

「わかりました。」

南と高山と桜井は普通車に乗り込み、犯人を捜索した

「鉄道公安です、この男性を知りませんか。」

「知らないわ、この人。」と女子会のメンバー

「さぁ、しらへんな。」と大阪へ行くおばあさん

「この人、ああ見かけないね。」と出張へ行くサラリーマン

 

ひかり・禁煙車 桜井は禁煙車に

「すみません、鉄道公安のものですが。」

「今仕事してるんだ、邪魔しないでくれる。」

「今事件の捜査をしています、ご協力をお願いします。」

「あっちへ行けって言ってるのに、わからんのか。」

「その男は、食堂車へ言ったと思うけど。」

「あなたは、食堂車は言ってましたか。」

「こんな忙しいときに、そんなところに言ってられるか。」

「どうも、失礼しました。」

「南さん、高山犯人は食堂車にいたって。」

「わかった、食堂車で合流しよう。」

 

食堂車

「あっ、この男着てましたよ。」

「私、はっきり覚えています確かこの男。」

「ええ、なんか気味が悪くて。」

「この男でしょうか。」

達仁は、犯人の似顔絵を見せる

「ええ、よく似てます。」

「どうも、ありがとうございました。」

達仁と高山たちは禁煙車に戻ると、やくざ風の男に声をかけた

「すみません、鉄道公安のものです。」

「何、」

「爆破事件の捜査をしています、ご協力お願いします。」と達仁は言う

「すみませんが、このトランクを見せてください。」桜井が言った

トランクか落ちた、中身はいったい何が入ってるのか

「名にこれ、」

「白い結晶と注射器150本。」

「何、」

「この野朗、俺の仕事を知ったな。」

男は、高山を襲った

「うぎゃっ。」

桜井と達仁は男を制圧。

「公務執行妨害及び覚せい剤取締法違反の現行犯でお前を逮捕する。」

桜井は、男に手錠をかけた

「何なんだ、てめぇは。」

「鉄道公安だ、観念しろ。」

「くそーっ。」

 

ひかり・普通車

「爆弾魔は、どこへいるんだ。」

「犯人は、新幹線にいるはずよ。」

「あせるな、まだ20秒ある。」

「犯人は、車両内の。」

「そうか、車両内のデッキか。」

「わかったの。」

「ああ、犯人は車両内のデッキの中か。」

「しまった。遅かったか。」

「そのバックから離れてください、爆弾が仕掛けています。」

「高山、桜井、車掌に連絡。」

「了解、」

「ムリだよ、解体は。」

「おい、5秒だよ。」

「南さん、どうするんですか。」

「伏せろ。」

達仁は、トランクを窓から投げ込んだ

ボカーン

「大丈夫ですか、怪我はないですね。」

「ええ、何とか。」

「てめっ、俺の計画を。」

「観念しろ、仲村哲也。」

「なぜわかった、私の本名を。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




新幹線爆破を防いだ達仁たちは、新幹線を緊急停車させ、達仁と高山たちは犯人仲村哲也を逮捕した、彼は過激派組織の一員で爆破テロを企てたのだ、一方やくざ風の男は山口組系暴力団毒蛇組の上川啓太53歳である、大阪と神戸で覚せい剤の密輸をしていたのだ 俺達は公安本部長賞を授与された


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