RAILWARS! 東京公安室公安特捜班   作:新庄雄太郎

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釧路-知床 大捜査線

次の日、達仁公安官は大泥望助を追うため、北海道へ飛んだ

 

函館駅

達仁は、朝から函館駅で列車を待っていた 函館から函館本線・室蘭本線・千歳線周りの特急・北斗1号に乗った、班長の了解を得て乗った、私は1人の女性に会い旅に出た

北斗1号は函館を7時16分に発車し、五稜郭、森、八雲、長万部、洞爺、伊達紋別、東室蘭、登別、苫小牧、

千歳空港、終着札幌には11時01分に到着する。

「あなたも、北海道へ行くんですか。」

「はい、私は知床へ行くんです。」

「あなたは、自殺を考えですか。」

「どうして、わかるんです。」

「私は、鉄道公安官なんです。」

「ええ、私は強盗事件の被害者なの、彼氏がナイフで刺されて。」

「それって、この人かな。」と達仁は写真を見せる

「よく似てます、私、高峰風と言います、あなたの名前を教えてください。」

「私は、東京公安室の南と言います。」

「私、あなたのお陰で目が覚めました、自殺をやめます。」

「そうか、あなたはどちらへ。」

「私は、北海道へは釧路へ行こうと。」

日程は 1日目 釧路 

 

    2日目 知床

 

東京公安室

「道警からも何も連絡はありませんね。」

「ああ、大泥望助の写真と指紋は送ったんだが、高峰風はやまびこの最終便に乗って青森からはつかりに乗ったんじゃないですか。」

「多分、その可能性もあるな。」

「ええ、高峰は3日間で釧路と知床へ行くんだそうです。」

「彼女は殺人の目撃者だ、犯人の顔を覚えている、彼女は事件を目撃し、追われているのだ。」

「それで、南は函館へ向かったのか、函館からどこへ向かうんだ。」

「班長、大泥望助は北海道へ逃亡したと目撃情報が入りました。」

「よしっ、今南が北海道へ向かっている、大泥は4人を殺傷している、高山、桜井、小林、すぐ北海道へ向かえ、各自拳銃を携行しろ」

「了解。」

高山たちは、38口径リボルバーをホルスターにしまい、完全武装。

 

特急「北斗」の車内

「どうですか、3日間お付き合いますか。」

「ええ、もちろんです。」

「旅は道ずれるものさ。」

達仁が乗った特急北斗1号は室蘭本線に入った。

 

一方、岩泉と松本はひったくりの犯人を追っていた。

「くそっ、捕まってたまるか。」

「待てーッ。」

「ヘン、捕まえて見ろ。」

「逃がさんぞ。」

「何っ、囲まれた。」

「うわっ。」

ボカスカボカスカ

「何ん済んだよ、この野郎。」

「この大金は何だ。」

「えっ、大金何のこと。」

「お前が、そのバックは会社のお金なんだぞ。」

「えっ、俺がひったくり。」

カチャーン と手錠をかける

「お前を窃盗の現行犯で逮捕する。」

公安特捜班

「班長、ひったくり犯を逮捕しました。」

「そうか、岩泉、松本ご苦労さん。」

「犯人の名前は、沼部恵一 42歳です。」

「この男は、業務上横領で解雇されたの恨んでの犯行と自供しました。」

「そうか、恨みの犯行か。」

 

千歳空港駅

特急北斗1号は、10時31分千歳空港駅に着いた。

「石勝線に乗り換えて、帯広経由で釧路へ向かいましょう、釧路の町も中々ロマンチックですよ。」

「私、釧路初めてなんです。」

「そうですか、後は釧網本線で知床へ向かいましょう。」

「次の石勝線おおぞら5号は11時44分発ですね、始発は札幌だから11時14分ですね、時間があるな

私、ちょっと用事に行ってきますね、じゃあおおぞら5号の車内で合流しましょう。」

「わかりました。」

千歳空港警察

「あっ班長南です、今千歳空港駅にいます。」

「南、今高山たちがそっちへ向かっている。」

「えっ、高山たちが。」

「大泥望助は北海道へ向かった、大泥はナイフを持っている。拳銃を携帯するように。」

「了解、私は釧路へ向かいます。」

「そうか、くれぐれも気を付けるように。」

「はいっ。」

駅ホーム

「あっ、お待たせしました 仕事の業務連絡でしたのですぐ終わりました。」

「そうですか、もうすぐおおぞら5号が来ますよ。」

「そうですね、はやく乗りましょう。」

千歳空港駅から特急おおぞら5号は釧路へ向かった

「南さんはおおぞらは乗ったことはあるんですか。」

「高校の頃に、函館発のおおぞら3号に乗ったことがあるんですよ。」

「そうなんですか。」

「車内販売が来たから、何か食べましょうか。」

「そういえば、お昼ですよね。」

達仁と風は駅弁を買った 達仁は札幌豚めし 風はかにめしを食べた

特急おおぞらは根室本線に入った その頃北海道警察のパトカーと捜査一課の覆面パトカーがサイレンを鳴らし

帯広郊外で、殺人が起きた。

「警部、被害者は海山商事の安治川源太郎です。」

「うん、商談に来たのかね。」

「可能性があります。」

 

公安特捜班

「安治川源太郎、了解しました調べて見ます。」

「今、北海道警から身元照会の依頼だ、安治川源太郎を調べてくれ。」

「わかりました、調べて見ます。」と岩泉は特定に行った

 

釧路駅

特急おおぞら5号は、釧路駅に着いた

「やっと釧路か、今夜は夜景が楽しめるぞ。」

「そうですね。」

 

公安特捜班

「班長 わかりました安治川はレッカーとクレーンの提携を申し出たと判明しました。」

「そうか、クレーン業の新設か。南たちはどうしてるかな。」

 

釧路・幣舞橋

「大泥は、さぜ殺さなければならないのか、奴は知床に居るはずだ。」

「南さーん、来てたんですね。」

「おっ、高山、桜井、それに小林主任も。」

「班長の命令で、北海道へ来ました。」

「そうか、奴は北海道へ逃げたって訳だな。」

「多分、知床に潜伏してる可能性があります。」

「南公安官、拳銃は持ってますか。」

「もちろん、携帯しています。」

「よしっ、北海道警も協力要請が手でいますから、一刻も解決しましょう。」

「了解。」

 

次の日 達仁は釧路駅から釧網本線の快速しれとこに乗った

「大泥望助め、俺が逮捕してやるぜ。」

快速しれとこは、斜里駅に着いた

「知床か、高校以来だよ、何度も訪ねて見るものいいんじゃないか。」

 

知床国立公園

「南さーん、」

「高峰さん、あなたも来てたんですか。」

「はいっ、南さんは知床に居るって聞いてきたんです。」

「そうか、それで。」

「南さん、実はこの写真の男、知ってます。」

「えっ、知ってるのか。」

「先週、私のアパートで空き巣が来たの、多分この人じゃないかと。」

「えっ、本当か。」

「あなたは、至急高山公安官たちを呼んでこい。」

「わかった。」

その時

「キャッ。」

「俺たちを見られたな。」

「兄貴、始末しようぜ。」

「そこまでだ、大泥望助逃げられないぞ。」

「誰だお前は。」

「東京公安室の南 達仁だ、抵抗すると撃つぞ。」

「何、鉄道公安官だと、てめぃ殺すぞ。」

「動くな、東京公安室だ。」

高山たちは拳銃を構えた。

「やろーっ。」

桜井は大泥に手錠をかけた。

「くそーっ。」

「大丈夫ですか、高峰さん。」

「ええ、有難うございます。」

「よくやったよ、南、お手柄じゃないか。」

「うん、私は乗り鉄だからですよ。」

「それもあるな。」

こうして、大泥望助逮捕した

 

知床五胡

「ロマンチックな湖ね。」

「ホントにね、私は2回目何ですよ。」

「そうなんですか、いつ頃ですか。」

「高校の時にね。」

「へぇーっ。」

 


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