登場する列車 485系特急「白鳥」
グリーン車の男
大阪-青森を結ぶ特急「白鳥」は午前10時過ぎに大阪駅を発車した、特急「白鳥」は大阪を10時30分に発車し
新大阪、京都、敦賀、福井、芦原温泉、加賀温泉、金沢、高岡、富山、糸魚川、直江津、日本海沿岸沿いを走り
終着青森は23時51分に到着する約13時間21分の旅である。
「やっぱグリーンはいいな。」
この日、大阪から新潟へ行く事にした。
彼の名前は、桑島大樹、今では劇団の脚本家で今では人気の絵本作家である。
特急「白鳥」は上りと下りの共に1日1往復で13時間である、89年7月からはグレードアップ車に変わり、乗り心地が良くなった、グリーン車も1両連結している。色は青と水色の車両で通称「上沼垂色」と呼ばれている
新大阪と京都を通り過ぎると、白鳥は湖西線に入り、近江塩津から敦賀へと入るそこから、北陸本線に入る
湖西線に入ると、車窓に眺める琵琶湖の見える。
敦賀駅
男は、こそこそと何かを確認した、そこへ青森行の特急「白鳥」が入線してきた。
「さぁ、ゲームの時間だ。」
男は、青森行の特急「白鳥」に乗った、男は普通車の自由席に乗った、男はグリーン車のトイレに行っていた。
「久しぶりだな。」
「あっ、あなたは。」
プァーン、ピィーッ、ガタタタタン、ガダンガタン。
特急「白鳥」が加賀温泉を通過したその時、1人の客が洗面所で1人の女性が悲鳴を上げた。
「キャーッ。」
「どうかしましたか。」とそこへ車掌が駆けつけてきた。
「グリーン車の洗面所で男の人が血まみれになって倒れてるんです。」
特急「白鳥」の車内で慌ただしくなっていた。
まもなく特急「白鳥」は14時ごろに富山駅に着いた。
「どこだ、死体が見つかったのは。」
「5分前に着いた、特急「白鳥」青森行のグリーン車の洗面所に」
「死んでるのは、劇団の団員の脚本家です。」
澤井主任と駅員と一緒に高架橋を渡り、白鳥が止まってるホームに向かった
敦賀から乗った男は、途中、金沢駅に下車してしまったのだ、現場には富山公安も臨場して、捜査が開始された。
公安特捜班
「はいっ、わかりました、そちらで調べて見ます。」
「班長、事件ですか。」
「今、富山県警から身元照会の依頼が入った。」
「どういう事だ。」と中野が言った。
「大阪発の特急「白鳥」のグリーン車内で殺人事件が発生した、身元を調べてくれと。」
南と小海は、早速身元を特定に向かった。
「班長、白鳥ってボンネットですか?」と小泉が言った。
「いや、300番台か200番台だ、ボンネットは昭和60年からだよ」と高山が言う。
「班長、身元が割れました、白鳥に乗っていた男は貴仁ヴァンドレットの桑島大樹と判明しました。」
「そうか、何だい貴仁ヴァンドレットって。」
「人気漫画と童話えほんの出版社です、昨年から演劇も行っているんです」
「そうか、一体なぜこんな事に。」
南と高山と小泉は、特急「白鳥」に乗って犯人を追う事になった。