RAILWARS! 東京公安室公安特捜班   作:新庄雄太郎

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今回は、岐阜県の高山を舞台に小海が3日間の有休で岐阜県の高山市に旅行へ行っていた
ところが、警視庁から拳銃強盗犯が逃走してると特捜班に入電が入った 南と高山と小泉と赤城は拳銃強盗犯を追うため、高山へ向かった









登場する列車 100系新幹線「ひかり」キハ85系特急「ひだ」


第29話 特急ひだ・飛騨高山拳銃強盗を追え

公安特捜班・午後6時

「さとて、今日は事件もないし早めに上がるとするか。」

公安特捜班の公安官、小海はるかは友人の女子会で旅行する事になり3日間の休暇を取った。

「班長、私は明日から3日間休暇させて戴きます。」

「あっ小海、休暇するのか。」

「里帰りか家族旅行ですか?。」

「いいえ、高校時代の友人と女子会で旅行するんです。」

「そうなのか。」

「もしかして、女子会の旅行初めて。」

「いいえ、以前は北海道行ったの。」

「やっぱり、飛行機ですか?」

「もう松本さんたら、北斗星に乗って北海道へ行ったのよ、札幌と網走に行ったのよ後サロマ湖と摩周湖も行ったのよ、後札幌の時計台も行ったのよ、乗った列車はオホーツクのハイデッカーグリーン車に乗ったのよ。」

「へぇ、オホーツク海岸に行ったんだ。」

「そうなの。」

 

東京駅

次の日、小海は東京駅の東海道新幹線のホームへ行った。

「はるかこっちよ。」

「えみ、まゆみ。」

「待った。」

「待ってたわよ、はるか。」

「じゃあ、はやく乗ろうか」

小海は、友人と100系新幹線「ひかり」に乗った、たが小海にはその女子会で事件が起きるのは、予想もしなかった。

 一方、南と高山たちは東京駅内で覚せい剤の密売が行われると犯人を追っていた、取引を見ていた菅原と松本は

梶山と小林の合図で犯人の確保に当たった。

「よしっ、確保。」

「動くな、鉄道公安隊だ。」

「やべぇ、逃げろ。」

「待てぇーっ」

南と高山と小泉は、23歳の売人を逮捕した。

「覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕する。」と高山が23歳の男に手錠をかけた。

「くそーっ、」

 

公安特捜班

「班長、覚せい剤の密売を逮捕しました。」

「おおっ、ご苦労さん。」

「覚せい剤4000グラム、1個で4万円で売りさばいてたそうです。」

「そうか、いやーっ、よくやったよ。」

一方、桜井と岩泉と赤城は山手線の痴漢を逮捕した。

「女の敵めっ。」

「もう逃げられねぇぜ。」

「許してちょ。」

南は、その痴漢に見覚えがあった、なんと50代の男だった。

「まだ懲りないやつだな。」

そこへ、1本の電話が入った。

「はいこちら公安特捜班、えっ、拳銃強盗犯が逃走してる、田畑 潤一31歳、わかりました。」

「南、高山、小泉、拳銃強盗犯が逃走している、すぐに逮捕に向かえ。」

「了解。」

「田畑は拳銃を持っている、各自拳銃を携帯しろっ。」

「はいっ。」

南と高山と小泉は100系ひかりに乗り、名古屋へ向かった。

 

名古屋駅

「よしっ、高山まで行くなら特急ひだに乗って高山へ向かうぞ。」

南と高山と小泉と赤城は、キハ85系特急ひだに乗り、高山へ向かった。

名古屋と高山・富山を結ぶ高山本線経由の特急「ひだ」は平成元年2月からキハ85気動車が1往復運転されている

南たちが乗った特急「ひだ」は高山駅に着いた、

「どうも、高山署の青山です。」

「同じく鶴見です。」

「お世話になります、鉄道公安隊の南です。」

「高山です」

「小泉です。」

南たちは、岐阜県警の430セドリックパトカーに乗り、高山警察署に向かった。

 

高山警察署

「唐沢警部、公安隊の3人を連れてきました。」

「ご苦労様です、私は岐阜県警の唐沢と申します。」

「どうも。」

「犯人は、高山に逃げ込んだと、警視庁から連絡が入りました。」

「なるほど。」

南と高山と小泉と赤城は捜査会議した後、高山市内を田畑を追った。

 

高山市

小海は、高山市を散策していた。

「きゃっ。」と小海の友人・まゆみが男にぶつかった。

「大丈夫ですか?」と小海の友人は声を掛けた。

その時、まゆみはバックを見つけた、1万円札がいっぱい入っていた。

「見たな!」と田畑は言った。

「キャーッ。」

その時、南と高山と赤城と小泉は田畑を追っていた。

「南さん。」

「どうした、小海休暇してなかったのか。」

「それが、私の友人が男の人に。」

「何だって、もしかしたらこの男か。」

「間違いない、この人よ。」

田畑は、小海の友人をパルサーに乗せ逃走を図った。

「田畑、鉄道公安隊だ。」

「しまった。」

「待てッ。」

「もう逃げれないぞ」

田畑は、小泉と赤城に制圧されていた

「くそーっ、あと一歩って所で」

高山は、拳銃を構えていた。

「田畑潤一、強盗致傷の容疑で逮捕する。」と南は手錠をかけた。

まゆみは、小海に泣きついた

「はるか、怖かったよ。」

「よかった、まゆみ無事で。」

「小海、とんだ休暇だったな。」

「ええ。」

「小海さん、大変だったな。」

「もう、高山君ったら。」

 

 

 

 

 

 

 


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