RAILWARS! 東京公安室公安特捜班   作:新庄雄太郎

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公安特捜班の南は、有給旅行で友人と一緒に北海道へ旅行していた 1日目は札幌雪祭に行った 2日目は特急「おおぞら」に乗って釧路へ向かった ところが高杉班長から
女性の行方不明の捜索の連絡が入った そして黒ずくめの男は一体何者なのか









登場する列車 特急「おおぞら」快速「しれとこ」急行「まりも」


第27話 特急おおぞら・釧路湿原逃げ回る二重帳簿

札幌駅

彼女は、何者かに追われながら夜行急行に乗った。

「これでひと安心だわ。」

彼女は札幌から石勝線経由の夜行急行「まりも」に乗った 彼女はその事件に巻き込まれるのだ。

ピィーッ

急行まりもは、札幌を22時過ぎに発車した。

「くそーっ、逃げられたか。」

「よしっ、ボスに報告だ。」

あの男たちはいったい何者なのか、事件はこうして始まったのだ。

次の日、休暇で北海道へ旅行していた南は、友人の水野と一緒に札幌駅にやって来た。1日目は北斗星に乗って札幌へ札幌雪祭りへ見学していた。

「おーい、南早く。」

「わかってますよ。」

「俺達が乗る、石勝線・根室本線経由の「おおぞら3号」は9時57分か。」

「俺たちは、3号車だ。」

最近、おおぞらにはハイデッカーグリーン車が連結され人気になって話題になった。

「はぁ~、これか今話題のハイデッカー車って。」

「そうだよ、おおぞらの他、北斗やオホーツクにも連結されてるんだよ。」

まもなく、おおぞら3号がホームに入って来た。

「早く乗ろう。」

「そうだな。」

9時57分、「おおぞら3号」は札幌を発車した。

南と水野が乗ったおおぞら3号は札幌を7時57分に発車し、千歳空港、追分、新夕張、占冠、トマム、新得、十勝清水、芽室、帯広、池田、白糠停車し、終着釧路には14時54分である。

「ハイデッカーグリーン車の眺めは。」

「本当だ。」

14時54分、「おおぞら3号」は釧路に到着した。

「やっと釧路か、今夜は夜景が楽しめるぞ。」

「そうですね。」

「釧路ではオーロラの光が見れるらしいぞ。」

「本当か。」

南と水野は釧路市内のホテルで1泊することになった。

「釧路の夜景が綺麗だぞ。」

「本当だ。」

そこへ、1本の電話が入った

「はいっ、南です。」

「南か、実は今行方不明の捜索願が入った、釧路市内に捜索してくれ。」

「はいっ、瀬戸千明、26歳、了解。」

南は休暇中に、事件の知らせを電話が入った。

「誰から。」

「高杉班長からだよ。」

「そうか。」

次の日、南と水野は釧路駅から快速「しれとこ」に乗った。

「ひゃーっ、冷たい風だな。」

「あっ、丹頂鶴だ。」

「本当だ。」

南と水野は、釧路湿原駅に下車 その時1人の女性が逃げ回っていた。

「助けて下さい、黒ずくめの男に追われているの。」

「何だって、あれっ、あなたは瀬戸千明さんですね。」

「はいっ。」

「私は、鉄道公安隊の南です。」

「実は今、私無実の罪をかけられ、逃げ回ってました。」

「なるほど。」

南は、釧路公安に連絡し、応援に高山と岩泉と桜井と小海が駆けつけた。

「何だって、瀬戸さんは犯人に追われてた。」

「そうだ、恐らく何かの組織に追われていたんだ。」

 

その後、瀬戸が持っていた書類を調べた結果、ある会社の二重帳簿だった。

「やっぱり、瀬戸はその帳簿を狙ってたって事か。」

「恐らく。」

南と高山たちは、釧路港へ向かった。

「くそーっ、どこへ逃げやがった。」

「くまなく探せよ。」

「わかった。」

瀬戸は、3人の黒ずくめの男に接触した。

「例の帳簿は持ってきたのか。」

「ここにあるわ。」

「そうか、よくやったよ。」

「さぁ、渡してもらおうか。」

と瀬戸が帳簿を渡そうとした、その時。

「動くな、鉄道公安隊だ。」

「やべぇ、」

南と岩泉と高山と桜井は、黒ずくめの男を制圧した。

「もう大丈夫ですよ。」

と、小海は瀬戸を保護をした。

こうして、南の休暇が二重帳簿と言う事件を巻き込んだのだ

 

 


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