RAILWARS! 東京公安室公安特捜班   作:新庄雄太郎

24 / 38
今回は「花陽のお兄ちゃん」のコラボ企画でお楽しみください







登場する列車 185系・新特急「谷川」


第20話 新特急谷川スキー旅行 雪女と銀行ギャング

「さてと、今日は事件もないし、今日は早めに上がるとするか。」

「あっ班長、僕は今日から4日間休暇します。」

「そうか、家族旅行か。」

「いいえ、友人とスキー旅行に行こうと思いまして。」

「小泉、しばらく休むのか。」

「うん、花陽と友人と一緒に新潟県の湯沢中里スキー場へ行くんです。」

「スキーか、いいな小泉は。」

「たまにはのんびりしてこい。」

「ありがとうございます。」

 

上野駅

「お兄ちゃんと一緒に行くのは静岡県の内浦以来だね。」

「うん、そうだ花陽、友達も来るのか。」

「そうだよ、お兄ちゃんは初めて会うから。」

「おーい、小泉ここだよ。」

「おっ、上尾。」

「陽一、花陽も一緒か。」

「おう。」

「お兄ちゃん、今日は友達もつれてきたよ。」

「本当か。」

「この子は、西木野真姫ちゃん。」

「私、西木野真姫、よろしくね。」

陽一は、愛、にこ、今野、凜、穂乃果、ことりらと4日間スキー旅行する事になった。

上野駅14番ホーム

「お兄ちゃん、早く。」

「これに乗るんだろ。」

「違うよ、私達が乗るのは新特急・谷川1号石打行、前は新特急・草津」

「そっか。」

プァーン

新特急・谷川車内

陽一は、今野と上尾と愛とにことトランプしていた。

「よっしゃー!俺の勝ちだ。」

「さすが、陽一ババ抜きは強いよ。」

「そうか。」

「ガハハハハ。」と笑っていた。

花陽とことりと穂乃果と真姫はお菓子を食べていた。

上野と水上を上越線経由で走る、JR東日本の新特急・谷川のヘッドマークのイラストは水上駅の頭上にそびえる谷川岳が描かれている、新特急・谷川は昭和57年11月ダイヤ改正でL特急「とき」の廃止によって新しく登場しました、昭和60年に特急・谷川は新特急・谷川に名称に変わりました、又季節によっては新潟県の石打まで延長されスキー旅行する人も多くなりました。

 

バキューン、バキューンと拳銃が2発打った、4人組の男が銀行にやって来た。

「静かにしろーっ。」

「おいっ、金をたぜっ!」

「へんな真似したら、ぶっ殺すぞ。」

銀行員は、バックにお金を詰め込んだ。

「まてっ。」

警備員が、1人の男を捕まえようとした、その時。

「死ねっ!。」

男が撃つ拳銃で、警備員に発砲。

「うぎゃっ。」

警備員は、拳銃に撃たれて死んだ、4人組の男達は現金を奪って逃げていった

 

公安特捜班

「みんな聞いてくれ、実は今銀行で強盗殺人事件が発生した、犯人は逃亡してる模様だ、なお犯人の写真をこの人だ、板東正雄46歳、坂口 明35歳、山下誠一26歳、神田尚樹30歳、この4人を追ってくれ。」

「わかりました、周辺を捜します。」

南と高山は、上野駅ホームで犯人を追っていた。

「班長、犯人らしき人は石打行の新特急・谷川に乗ったと駅の客が目撃しました。」

「よしっ、南、高山、桜井、岩泉、小海、すぐ新潟へ向かえ。」

「了解。」

南たちは、新潟県の越後中里へ向かった

 

中里スキー場

「ヤッホー。」

「うわわわっ。」

花陽と凜と真姫はスノボー滑っていた。

「結構楽しいね。」

「かよにいは、スキー滑って楽しいかな。」

「ヤッホー、最高だ。」

「おう。」

陽一と愛と今野とにこはスキーで楽しく滑っていた。

「ねぇ、知ってるこのゲレンデに雪女が出るって知ってる。」

「えっ、本当か。」

「雪女で出るって本当か。」

「本当だよ。」

その夜、真姫とにこは夜のゲレンデに行き、雪女を見に行っていた 一方、陽一達はホテルで音楽番組を見ていた

最近、A-RISE が人気である、陽一は統堂 英玲奈のファンである。

「うわっ、A-RISE だ。」

「俺、英玲奈のファンなんだ。」

「本当、お兄ちゃん。」

「この前、サイン貰ったんだ。」

「いいな。」

とその時、臨時ニュースが流れた

「番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします、昨日午前10時15分頃、富山市の明和銀行総曲輪支店に4人組の男が押し入り現金10億5千万円を奪って逃走しました、犯人はいずれか逃走している可能性があり

警察では容疑者の写真を公表して行方を追っています。」

とその時、凛と穂乃果はびっくり。

「あーっ、あの男、銀行強盗だったんだ。」

「かよにい、私、昨日この人に会ったよ。」

「えっ、どこで。」

「私が、帰りにラーメンを食べに行っていたら、その人に会ったにゃ。」

「何だって。」

「そう言えば、にこちゃんと真姫ちゃんと上尾君は。」

「なんか、雪女を見に行ってくるって。」

「雪女、本当かよ。」

にこと真姫と上尾は、雪女を見ていた。

「うわわわっ。」

「ゲレンデに雪女がいたのは本当だったんだ。」

「怖かったよ。」

「真姫ちゃん、あれ何にこ。」

「やだっ、ナニコレ。」

それは、男性の他殺死体だった。

「死んでる。」

にこと真姫は叫んだ。

「キャーッ!」

「どうした。」

上尾は、駆けつけた

 

次の日、新潟県警捜査一課と六日町警察署のパトカーが到着した。

「どうも、私は新潟県警の渡辺です。」

「六日町署の安西です。」

「君たちが発見したんだね。」

「はいっ。」

「警部、被害者の身元が割れました、秋山信二さん24歳です。」

「えっ、秋山だって。」

「どうしたの、お兄ちゃん。」

「俺が今捜索している人だ。」

「知ってるんですかその人。」

「ええ、今鉄道公安で捜索願の人なんです。」

「本当ですか。」

「はい。」

にこと真姫と上尾が雪女騒動から事件に発展した。

 

陽一は、特捜班に電話し報告した

「何ですって、秋山が死体で発見された。」

「ええ、しかも湯沢中里で。」

「そうか、実は今、銀行強盗の一味が越後湯沢に向かっている。」

「わかった。」

 

ことりと花陽はそのコースを滑っていたら、花陽は大きなバックを見つけた。

「ことりちゃん、このバックにお金がいっぱいだよ。」

「本当だわ、凄いわね」

「凄い大金ね。」

「有難う、君たちが見つけてくれたのか。」

「そうです。」

「はい、どうぞ。」

「有難う、君たちにもお礼しなくちゃ。」

「お礼はいらないは。」

「遠慮するな、君たちのおかげで大金を無くさずに済んだんだから。」

「大金って。」

「あなた達は、富山の銀行強盗ね」

「そうさ、苦労して銀行から奪った金だ」

「俺に任せろ。」

板東は、ことりと花陽に拳銃を突き付けた。

 

そこへ、南と高山と桜井と小海と岩泉も合流

「実は、花陽の友人が強盗の一味の1人を目撃したって。」

「本当か。」

「おそらく、このロッジの中に」

南と高山と桜井と岩泉はコルトとS&W38口径を取り出し、ロッジに突入した

「誰たてめぇは」

「鉄道公安隊だ」

南と高山と桜井と岩泉は拳銃を構え、制圧した 強盗団を逮捕した

板東は、秋山を殺害したもの自供した そして小海と小泉はことりと花陽を救出した

 

その夜、陽一と花陽達は穂乃果とことりのダンスを披露した。

「いいぞ、穂乃果」

「ことりちゃん、凄いダンスね」

「俺も踊っちゃおうかな。」

「もう、お兄ちゃんったら」

こうして、新特急谷川のスキー旅行は強盗事件から始まり雪女を見たのとで楽しんだ

 

 

 

 

 

 

 

 




ゲスト

高坂 穂乃果 星空 愛

南 ことり  矢澤 にこ

小泉 花陽  今野 良太

星空 凛   上尾

西木野 真姫 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。