登場する列車 200系「やまびこ」485系L特急「有明」寝台特急「富士」
この日、特捜班に重要事件の捜査の要請が入った。
「えーと、実は今、警視庁綾瀬警察署と捜査二課で結婚詐欺の女性が列車で乗り逃亡すると情報が入った、この女だ、すぐ確保してくれ。」と高杉か言う。
「はいっ、」
この捜査を、南、高山、赤城、桜井らがこの事件の捜査をすることになった、事件起きたのは、先週の水曜日、ある女がその男に30万円をだまし取られた、男はその女は詐欺師を気付いた、男は警察に通報し、詐欺事件が発生した、そして、そのもう1人の女と組む50代から60代の男、なんと暴力団組員である。小泉と桜井と小海はその男を尾行していた、果たしてこの男は結婚詐欺の女と接触するのか。
一方、南と高山と赤城と岩泉は、東海道・山陽新幹線ホームを警戒をしていた、しかし女の姿は見当たらない
「えーと、20台か30代の女か。」
「東海道にはいませんね。」
「東海道本線のホームでしょうか。」
「よしっ、赤城と岩泉は東海道本線のホーム又は東北・上越新幹線のホームを当たって聞き込みだ。」
「了解。」赤城と岩泉は東北・上越新幹線新幹線のホームに当たった。
東北新幹線・やまびこ 車内
「えーと、お飲み物やサンドイッチやコーヒーはいかがですか。」
「あのー、すいません。」
「あっ、はーい。」
彼女の名前は、札沼まり、日本食堂東京営業所の車内販売の店員で高山の同級生でもある
「あれっ、今の女性のものかな?。」
札沼は、女性が付けてたイヤリングを拾った。
公安特捜班
「あっ高山君、丁度良かった今公安室に行くところなの、ちょっといいかな。」
「えっ、どうしたの。」
「班長、ただいま戻りました。」
「おっ、高山、ご苦労様。」
「あの、すみませんこのイヤリングを拾ったんですが。」
「えっ、あなたは。」
「俺の同級生の、札沼まりです。」
「同級生だと。」
札沼は、詐欺師の女がやまびこに乗っていたことが判明、女は東海道新幹線か寝台特急で逃げる可能性が高いと睨んだ、犯人はどこへ逃げるのか。その後の鑑識の調べで、イヤリングには結婚詐欺の女の物と判明した。
一方、やまびこに乗っていた詐欺師の女の身元が判明した、名前は麻宮里奈、31歳、そして、その里奈に接触する男は上原桂栄62歳、暴力団組員である。
「班長、もう1人の男の身元が割れました、上原桂栄、53歳です。」と中野が言う
「そうか、やはり接触する可能性があるな。」
麻宮と上原は、寝台特急「富士」に乗り、小倉へ逃げた。
「南さん、2人は18時発の寝台特急「富士」に乗って逃亡しました。」
「よしっ、奴を追うぞ。」
「了解。」
南は、小林主任と南と高山と桜井と赤城は、門司港駅でL特急「有明7号」西鹿児島行に乗り、小倉で下車した
「奴は、必ず小倉駅に接触するはずだ。」
とその時、寝台特急「富士」の写真を撮っていた小学生が、その2人を見たと証言した。
「さっき、2人の人は車に乗って逃走したよ。」
「僕、その車のナンバーは。」と高山が言う。
「北九州ナンバーだよ、北九州の55ちの2658だよ、車は日産・パルサーサルーンで色はライトブルーだよ。」
「どうも、ありがとう。」
小林主任と南は、福岡県警のパトカーで結婚詐欺の女を追った。
「もう終わりにしようか。」
「そうはいかんよ、俺たちは金儲けしたんだからな。」
「そこまでだ。」
「何なんだ、てめぇは。」
「鉄道公安だ、もう逃げられないぞ。」
上原は、赤城と桜井と格闘。
「くそーっ。」
赤城は上原に手錠をかけた。
「麻宮里奈、詐欺容疑で逮捕する。」
南は、麻宮に手錠をかけた。
こうして、結婚詐欺事件は解決した。
ゲスト
札沼 まり