RAILWARS! 東京公安室公安特捜班   作:新庄雄太郎

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今日はね南と高山は当直である
「先輩、もう一頑張りましょう。」
「そうだな、俺達には休息はないからな。」
「痴漢も列車スリもないし、何事もなくていいな。」
「そうですね。」






登場する列車 100系「ひかり」


第12話 最終ひかり号の女 小さな目撃者

午後2時15分小学生たちが下校中、5人の小学生たちは窓から何かが落ちてきたのを見つけました

「何だこれ。」

「指輪みたいだな。」

「指輪だ。」

「どこから落ちてきたんでしょう。」

「このマンションかな。」

「ねぇ、何かのメモが落ちているよ。」

「本当だ。」

「何々。」            「助けて!誰かに殺される。」

「これ、助けを求める手紙よ。」

「行ってみよう。」

小学生達は、マンションへ行ってみると、何度に監禁されていた女性を救助した。

「大丈夫ですか。」

「ええ、あなた達は。」

「近くに住む、小学生だよ。」

とその時。

「おい、人が死んでるぞ。」

「何だって。」

とその女性は悲鳴を上げた。

キャーッ

「俺、警察と救急車呼んでくる。」

「わかった。」

 

特捜班

「殺された上原雅彦さんは、緑色の服の女に刺されたと千里さんが行ってました。」

「緑の服の女か。」

「班長、被害者の上原さんには、大阪へ出張へ行く予定だと言うことだそうです。」

「何、大阪へ出張か。」

「9階建てのマンションに緑の服の女か、南、小泉、高山、桜井は捜査をしてくれ。」

「了解。」

 

東京駅

「へぇーっ、グリーン個室ね。」

緑の服の女は、21時0分発、新大阪行「ひかり323号」最終便に乗った。

ひかりは、新大阪へ向かって走って行った

そして、ひかり323号は新大阪に着いた。

グリーン個室に見回りに行く車掌は、個室で声を掛けた

「お客さん、終点ですよ。」

と車掌は、1人の女が死体で発見された。

「うわっ、し、死んでる。」

 

特捜班

「了解、直ちに身元を割り出します。」

「班長、どうしたんですか。」

「今、大阪府警から被害者の身元を紹介してくれと依頼があった、岩泉と小海と赤城ははすぐ割り出してくれ。」

「わかりました。」

岩泉と小海と赤城は、ひかりの個室で死体が発見したとの大阪府警から要請が出た。

「班長、身元が割れました、害者は秋山久美子24歳です。」

「そうか、ご苦労様。」

「班長。」

「おっ、南か何か分かったか。」

「ええ、小学生の話だと茶色の髪と緑の服とスカートとオレンジ色の手提げバックを持ってたと。」

「茶色の手提げバックか。」

 

東京駅駅

「ふん、誰も気づかないわ。」

南と高山と赤城は、1人の緑の服の女に声を掛けた、

「あのー、すみません。」

「実は今、世田谷のアパートで殺人事件がありまして捜査に協力していただきませんか。」

「なんなの、あなた。」

「鉄道公安です。」

「事件の女と似てたので声を掛けました。」

「お手間は取らせません。」

高山は、手提げバックの中身を調べた。

「何だこれ、茶色い瓶は?、それにこのクレジットカードは。」

「あっ、それは。」

「どういうことですか。」

「公安室まで、ご同行願いますか。」

 

特捜班

小林主任は、所轄の刑事と目撃者の小学生を連れて取調室に立ち会った

「君が言ってたのって、この女かな。」

「そう、そう女の人です。」

「間違いありません。」

犯人の名前は、長谷川郁代、上原さんの夫正彦さんの同僚で会社の金を使い込んだのを雅彦さんに見つかり

解雇されたの恨んでの犯行だった 長谷川は上原正彦殺害及び住居侵入と逮捕監禁の容疑で逮捕された

「会社のトラブルの犯行か。」

「ええ、仕事のために使ったと言って、何で解雇されんなんがとカッとなって、復讐してやろうと。」

「それだけで。」

「今回の事件は、小学生たちのお手柄でしたね。」

「そうだな。」

報告の後、南と高山は警乗任務にあたった。

鉄道安全を守るのは、私たちの仕事だ今日も南は、列車の安全に目を光らせている

 


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