せっかく転生したので最強の悪役を目指します。   作:Z-ONE

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今日は二本投下だァ!

読者達よ、神の恵みを受け取れぇ!

はい、感想でも返答しましたがここでも一応……

政宗くんはバグスターウィルスへの完全な抗体とバグスターウィルスを持っています。

神の施しというパワーワードの力だ!

それでは、行って見よう!


process4 はやてとの休日!わくわくのショッピングタイム!

 クロノスとなのはの初邂逅から早五日が経ち、俺はあれから二つのジュエルシードを回収し所持数は三つとなった。

 

 今日は日曜日、原作どおりならまたジュエルシードが出現するはずだ。

 

「さて、この五日で十分にクロノスのデータは取れた。あとは……」

 

 俺はアタッシュケースを開く。

 

 その中には無数のガシャットが入っている。

 

 その一つを手に取る。

 

「武装との適合を確認しなければな……」

 

 俺は薄く笑みを浮かべた。

 

 今日も引導を渡してくれる……高町なのは。

 

「政宗ー! ご飯やよー!」

 

「解かったー! 今行くー!」

 

 俺は嬉々として一階のはやての元に向かった。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

「ねえ、政宗は今日予定ある?」

 

 はやては最近になって俺のことを『政宗』と呼び捨てにするようになった。

 

「特にないぞ、はやての頼み事なら他の予定は全てキャンセルするけどね」

 

「そんな悪いよ……」

 

「気にするな、俺のはやての優先順位は何者よりも高いよ」

 

 俺が笑顔でそういうとはやては少し顔を赤くして俯いてしまった。

 

「それで、俺に何か言おうとしてなかった?」

 

「うっうんっ! えっとな」

 

 はやては慌てて顔を上げて、話を再開した。

 

「今日、一緒に買い物でもどうかなって……」

 

「構わないよ」

 

 困ったな……今日の戦闘をどうするか……

 

 何とか抜け出そう。

 

「それじゃあ、これ食べたら行こうな!」

 

「うんうん」

 

 それだけ言って朝ごはんを済ませた。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

「はやて、まだかな」

 

 俺は今一人で玄関先に立っていた。

 

 朝ごはんを済ませた後にはやてが「ちょっと待ってて」といって部屋に篭ってしまったからだ。

 

 その後に俺も懐にゲーマドライバーとガシャットホルダーにガシャットを二本挿し、バグヴァイザードライも持っていた。

 

 はやてが部屋に篭ってから既に十五分が経過している。

 

 大丈夫だろうか……

 

「お待たせや」

 

 はやての声が聞こえる。

 

「ああ、どうし……た……」

 

 俺は驚きで声を失った。

 

 なぜかと言うと朝ごはんの時は気の抜けたパーカー姿だったはやてが今は……

 

 白のタンクトップタイプのワンピースを着ていた。

 

 いつものお茶目な雰囲気ではなく清楚な雰囲気を漂わせる目の前の少女(幼馴染)に俺は見惚れてしまった。

 

「どうやろか……?」

 

「ああ……」

 

「やっぱり似合ってないんやろか……?」

 

 はやては少し落ち込んでしまう。

 

 それで俺は意識を取り戻した。

 

「いやっ! 見惚れて声が出なかっただけだから! 似合いすぎてて……」

 

「ほんまに?」

 

「うん! 本当に!」

 

「それなら良かった♪」

 

 はやては満面の笑顔になった。

 

 これがまた可愛いかった。

 

「それじゃあ、行こうか。いつも通り車椅子を押すよ」

 

「お願いな♪」

 

「おう」

 

 そういって俺とはやては近場のショッピングモールに向かった。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

「ショッピング♪ ショッピングぅ♪」

 

 はやては家をでてからずっと嬉しそうにしている。

 

「そんなにショッピングがしたいなら一人でも行けばいいのに」

 

「政宗と一緒がええの!」

 

「そう……」

 

 語気の強いはやての一言に少し怯んでしまった。

 

「今日は一緒に楽しもうな♪」

 

「うん」

 

 はやてはとても笑顔でそういった。

 

 俺は途中でジュエルシードが出現することを危惧していた。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

「政宗と一緒にショッピングは楽しいなぁ……♪」

 

 午前中のショッピングを満喫した俺とはやてはショッピングモール内のカフェで休息を取っていた。

 

 はやてはドリンクを嬉しそうにストローで吸っている。

 

「はやてが楽しそうで嬉しいよ」

 

「うん♪ ほんとに楽しいよ♪」

 

 はやては声を弾ませながら、大きく頷いた。

 

「午後はどうするの?」

 

「午後は一緒に本屋巡りはどうや?」

 

「いいかもね」

 

 はやては笑顔を持って応答した。

 

 カフェで食事を済ませ、午後の本屋巡りを開始した。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 本屋巡りを開始して、三件目に差し掛かった所でバグヴァイザードライに反応がある。

 

「どうしたん?」

 

「ああ、済まない。はやて先に行っててくれ、少し急用ができた」

 

「?……うん、わかった」

 

 はやてと別れ、俺は人気の少ない路地裏に入る。

 

 バグヴァイザードライを取り出すと画面に反応があった。

 

 強力な反応が二つ。

 

 一つは停止しており、一つはそれに向かっていく。

 

 高町なのはとジュエルシードだろう。

 

 俺は隠し持っていたゲーマドライバーを取りだして装着する。

 

 さらに仮面ライダークロニクルガシャットをホルダーから取り出す。

 

 そして、そのまま起動ボタンを押す。

 

《Kamen Rider Chronicle》

 

 俺の手を離れ、ガシャットは浮遊し、スロットの上に移動する。

 

「変身」

 

 俺がレバーを握るとガシャットが挿入され、レバーを展開する。

 

《ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ! 天を掴めライダー! 刻めクロニクル! 今こそ時は極まれり!》

 

 仮面ライダークロノスに変身を完了をした俺は反応の元に向かった。




はやてのデレさ加減がすごいな……

自分でやってるんですけどね。

はやての好感度がマッハで上がっていくぅ。

これからも日常との節度を持ってシリアスします。

それでは、ひとまずさようなら。

次回予告

現場に着いた俺の前には樹木型のジュエルシードがあった。

高町なのはからの妨害もあるがジュエルシードとの戦闘だ。

バグヴァイザーのチェーンソーでは明らかに不利だろう。

だが、こんな時こそ俺の特典を使用するとき……

俺は二本目のガシャットを起動する。

次回 武装解禁!仮面ライダークロノス レベル+Ⅲ

この作品の結末について自分の中ではいくつか候補があるのですが、どれが見たいですか? ぜひご協力ください。

  • 政宗消滅END(一応正史)
  • 政宗完全勝利END(現在構想とは真逆)
  • 政宗改心END(自分的にはなし)
  • 作者にお任せ(高確率で消滅END)
  • 消滅と完全勝利
  • 消滅と改心
  • 完全勝利と改心
  • 全部見たい

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