せっかく転生したので最強の悪役を目指します。 作:Z-ONE
ラスボス系主人公とは……?
戦闘になればラスボスらしくなるから……
関係ないですがなのはの新作映画をなんとか舞台挨拶ライブビュー付きで見れました!
舞台挨拶弾けまくってましたねwww
柚木涼香さんと一条和矢さんの漫才(?)が好きですwww
(舞台挨拶見た人ならわかるよね?)
エルトリア姉妹とマテリアル達だいぶ変わってましたね。
そして、戦闘シーンは本当に力入ってました!
まとめになる来年の次回作も期待して待つことにします。
さて、長々と話してすみません。
日常回を終え、次回ついに初変身!
皆さんこれからもよろしくお願いします!
それでは本編です。
二人で楽しい昔話をしながらの帰路を歩いていくと八神家に到着する。
「はい、到着やで」
「おう、それじゃあ。失礼します」
「ただいまー」
俺が扉を開いてはやての車椅子を押して中に入る。
八神家ははやて一人にしては広すぎる家だった。
「それじゃあ、政宗くんの部屋を決めよか」
「おう、何処なら開いてるの?」
八神家にははやてのためにエレベーターが取り付けられていた。
俺はそれを利用してはやての車椅子を押してエレベーターにおり、二階に上がっていく。
「この部屋は私の部屋やから、この向かいの部屋はどうや?」
はやては自分の部屋の向かい側の扉を指差す。
「いいかもね、そうしようかな」
「はい、是非そうしてな♪」
「そうしますよ」
俺は自分に割り当てられた部屋のドアを開ける。
部屋にはクローゼットやカーペットが敷かれていた。
「元々、この部屋は私のお父さんの部屋なんよ」
「別に気にしないさ、この部屋にする」
「はーい、それじゃあ準備してや私は下で昼ごはんの準備をするな」
「おう」
はやては自分で車椅子を動かして一階に行ってしまった。
「さてと……」
俺は部屋に入ってドアを閉める。
スーツケースの中身をクローゼットやタンスに物を仕舞っていく。
そして、二つのアタッシュケースはひとまずベッド下に潜り込ませた。
「性能チェックは明後日の夜か」
ぶっつけ本番という形になるが仕方ないな……
俺もはやてに続き、一階に降りた。
その後ははやてと一緒にはやての作った昼ごはんを食べた。
はやての手料理は俺の予想よりずっとおいしくて驚いた。
「おいしいよ」といったら「ありがと」といって笑みを浮かべた。
午後は一緒に図書館に行き、本を選んだ。
俺はほぼ、はやての付き添いになっていたが特に気にしなかった。
その日は特になにが起こるでもなく二人とも眠りに着いた。
次の日も特に珍しいことが起きる事なく過ぎていった。
転生から三日目、今日は原作開始日であり、はやてが夜まで定期健診に行くので送っていく事になった。
二日前と同じように俺が車椅子を押して病院に向かっていた。
その道中のこと。
「なあ、政宗くんのお父さんは有名なゲーム会社の社長さんやったんやろ?」
「まあね」
「それなら、社長は政宗くんじゃないんか?」
「ああ、それね」
俺の父の話題だった。
俺の父である檀黒也は大手ゲームメーカー『幻夢コーポレーション』の社長だった。
ならば、その座は息子である俺に継がれるべきなのだろうがそれは叶わなかった。
「父の遺書でさ、社長は社内から優れた人間を選定することって書かれてたんだよ」
「そうなんやな……」
はやては少し俯いてしまった。
悲しい俺の過去に共感してくれているのだろう。
それは嬉しかった、でもはやての悲しい顔は見たくなかった。
「大丈夫だよ、そのおかげではやてと再開できたんだからさ」
「え……」
はやては笑顔でそういった俺に少し困ったような表情を浮かべた。
「俺は会社を引き継ぐよりこうしてはやてと居るほうがずっと楽しいよ」
「そうなんや……私も政宗くんが居た方がずっと楽しいで」
「ありがとう、はやて。心配してくれて」
「そんなことないよ」
俺とはやては微笑みあった。
そんな話をしていると病院に到着した。
「それじゃあ、行ってらっしゃい」
「うん! 帰りは送ってもらうから心配せんでな」
「おう」
はやては自分で車椅子を動かして病院に向かっていった。
俺ははやてが見えなくなるまで手を振り続けてから家に戻った。
家に戻った俺は今日から始まる原作への介入を考えていた。
はやては午後の八時に帰ってくる。
午後八時ならクロノスの能力を駆使すればおそらく余裕で間に合う。
問題は場所だ、原作開始の場所を完全に忘れた。
それを特定するには魔力反応を探知する為の装置を作成する必要がある。
市販品ではまず、無理だろうな……
どうしたものかと考えていると。
《やあ、久しぶりだね。正宗くん》
「この声は神(俺の友)か?」
《うん、こないだぶりだね♪》
「おう、それでどうした」
《困ってるようだからさ、少しだけ手助けしようかなって》
「助かる」
《そんなこと言うなよ友達だろ》
「当然だろう」
オレはカミとトモダチになった。▼
《これあげる》
そういって机に赤黒い色がメインカラーのバグヴァイザーが召喚される。
《それには魔力探知機能を搭載してあるし、チェーンソーモードとガンモードも使えてドライバーとしても機能する。名づけて……》
「名づけて?」
《バグヴァイザードライ!》
《なんとバグヴァイザードライはバグヴァイザーの能力がすべて引き継がれてまーす♪》
「そいつはすごい……」
バグヴァイザーの能力、バグスターウィルスの散布と培養。
死のデータの収集にバグスターの収納・捕獲。
うまく使えば目的である最強の悪役も夢ではない。
《兵士達を集めるのは大変だよ? 適合でもしたら》
「問題ない。数をこなせばいいだけのことだし、適合したら殺すかこちら側に引き込む」
神の心配など俺にはどうでもいいことだった。
《バグスターウィルスの生成には対応するプロトガシャットが必要だから渡しとくね》
親友(神)がそういうと俺の机にアタッシュケースが一つ召喚される。
《これは予備ね。ないと困るときもあるだろうからね》
また新しいアタッシュケースが召喚される。
二つのアタッシュケースを開けると一つは全種類のプロトガシャット。
もう一つは予備のバグヴァイザードライ二機だった。
《味方なり適合者なりにでもあげなよ♪》
「そうする」
《そんじゃーねー♪》
神との通信が切れた。
俺はバグヴァイザードライを手に取る。
「予想以上にうまく行きそうだな……」
そうして俺はバグヴァイバードライを机に置き、今夜の対決に備えて作戦を立て始めた。
オリジナルアイテム、バグヴァイザードライ登場。
これからの重要アイテムです。
主な機能を紹介します。
《バグヴァイザードライ》
パッドモード
通常モード。ツヴァイと同じくこの状態でも光弾の発射が可能。
魔力を探知した場合、赤い丸としてマップに表示される。(現在位置は緑の矢印)
バグヴァイザーと同じくバグスターウィルスの散布が可能で中央のモニターで感染者のモニタリングを行える。
ドライの場合、対応するプロトガシャットを入れることで、そのガシャットのバグスターウィルスを散布できる。
バグスターを強制的に怪人体にする機能もある。
死のデータの収集、敵にやられたバグスターの回収も可能。
内包データとして『とあるバグスター』のバグスターウィルスも入っている。
ビームガンモード
《ガッチャーン・・・》
射撃戦用モード。Aボタン側を相手側に向けてグリップに装着して使用する。
二門の黒の銃口から強力な光弾を発射することができる。
チェーンソーモード
《ガッチャーン・・・》
接近戦用モード。Bボタン側を相手側に向けてグリップに装着して使用する。
モード切替によって伸ばしたチェーンソーで相手を両断する。
チェーンソーの特性上、剣といった相手の武装を鍔迫り合いにならずに一方的に切断してしまう事も可能となる。
ドライバーモード
《ガシャット・・・! バグルアップ!》
バグヴァイザードライを腰に当てることでベルト部分が出現。
仮面ライダーに変身できる。
使用者:不明
バグヴァイザードライ所持者
十六夜政宗 三機
以上です。
だいぶ詰め込みました。
それではまた次回!
次回予告
ついに開始される原作。
次回、初変身!
衝突するクロノスとなのは。
はたしてクロノスの戦闘力とは……
「今こそ時は極まれり!」
次回 process3 初変身!今こそ審判の時……
この作品の結末について自分の中ではいくつか候補があるのですが、どれが見たいですか? ぜひご協力ください。
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政宗消滅END(一応正史)
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政宗完全勝利END(現在構想とは真逆)
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政宗改心END(自分的にはなし)
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作者にお任せ(高確率で消滅END)
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消滅と完全勝利
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消滅と改心
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完全勝利と改心
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全部見たい