せっかく転生したので最強の悪役を目指します。   作:Z-ONE

2 / 51
皆さん、こんにちわ。

エグゼイドもそろそろ終わってしまいますね……

ビルドの設定を見ましたが、ウサギと戦車てwww

いや、以外に面白いかもしれないですしね。

ゲムデウスクロノスは初見で「は?w」ってなりました。

ゲムデウスクロノスは感想でも言われましたが出します。

つまり、ゲムデウスが出るって事ですよ。(なお、構成は全て練り直しの模様)

それでは今回もどうぞ。


ジュエルシード編
process1 再開そして同居までの自然な流れ。


 海鳴市、オフィス街のとあるホテルの一室、その部屋のベッドで俺は目を覚ました。

 

「……転生成功ってわけか」

 

 枕元には携帯(ガラケー)が置かれていた。

 

 原作の時代的にスマホはなかったのだろう。

 

 携帯を開き、マップを開くと現在地が『海鳴市』となっていた。

 

 部屋を見渡すとスーツケースが一つとアタッシュケースが二つ置かれていた。

 

「中はどうなってるのかなっと」

 

 スーツケースを開くとそこには着替えはもちろん歯ブラシやシャンプーまで日常品がたっぷり詰まっていた。

 

「ということはこのアタッシュケースは例のものかな?」

 

 二つのアタッシュケースを開くと中身は予想通りだった。

 

 一つはゲーマドライバーと仮面ライダークロニクルガシャット。

 

 もう一つは大量のガシャットが入っていた。

 

「すげえな、作中登場はもちろんだがナムコ系とかも入ってる。レジェンド系にガンバライジングもあるあいつ(神)エグゼイドも完走済みかよ」

 

 その圧倒的なラインナップに少し感動していた。あいつ(神)まじ最高だな。

 

 性能チェックをしたかったがこんなホテルの一室でするわけにもいかんしな。

 

 俺は手早くチェックアウトの準備を済ませて、チェックアウトした。

 

「さてと、まずははやてに会わないとな……」

 

 あの後(精神空間にて)、俺の友人(神)との入念な確認で現在は原作開始は明後日となっている。

 

 今日の内に八神家に滑り込まねば。

 

 俺の記憶が確かならはやては良く図書館に行っているはず。

 

「この海鳴市の図書館は一つ、そしてここからはそう遠くない。さっさと行くか」

 

 現在は平日の朝11時、十分図書館は開いてるはず。

 

 俺は足早に図書館に向かった。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 海鳴図書館、海鳴市で唯一の図書館。

 

 ちなみに転生以前は俺も良く図書館にはお世話になった。

 

 やることなかったからね……自分で言ってて寂しくなってきた。

 

 俺は本を探しているように装いつつはやてを探した。

 

 すると小説コーナーで頑張って本を取ろうとしているはやてを発見した。

 

 車椅子から少し浮いていたが全然高さが足りてなかった。

 

 俺はそっちに向かって行き、はやての取ろうとしていた本を取った。

 

「あっ……」

 

 取ろうとしていた本が取られてはやては少し情けない声を上げた。

 

「はい、どうぞ」

 

 俺はその本をはやてに手渡す。

 

 はやてはそれを受け取った。

 

「あの、ありがとうございます……って、政宗くん?」

 

「うん、久しぶり。はやて」

 

「政宗くん、久しぶりやね。もう三、四年振りや」

 

「もうそんなになるかな?」

 

「なるよ……政宗くんがいなくなってほんとに寂しかったんよ」

 

「ごめん」

 

 はやては悲しそうな顔をしてしまった。

 

 それもそうだ、友達が突然いなくなって本当に一人ぼっちになったら寂しいに決まってる。

 

 俺もそうだったように……

 

「政宗くんはなんでこっちに戻ってきたん?」

 

 はやてはまだ少しさびしそうだったが少しうれしそうに聞いてきた。

 

「ああ、はやてと同じになっちゃった」

 

「同じ?」

 

「俺を育ててくれてたお婆ちゃんが死んじゃってさ………」

 

「!?……ごめんな。そんなこと聞いて」

 

「いいよ、当然の質問だしさ」

 

 はやてはまた悲しい表情になって俯いてしまった。

 

 そろそろ本題を振るか。

 

「ねえ、はやて」

 

「……なあに?」

 

「はやての家の近くに空き家ってないかな?」

 

「え……」

 

 はやては顔を少し上げて不思議そうにこっちを見てきた。

 

「近くに住めれば一緒にいられるからさ」

 

「一緒にいてくれるん?」

 

「当たり前だろ? 友達なんだからさ」

 

 はやては少し考える仕草を取った、おそらく空き家の心当たりを探しているのだろう。

 

「うちの近くに空き家はないなあ」

 

「そうか……」

 

「政宗くん、あのな……」

 

 はやては少しためらいがちに俺の顔を見て言った。

 

「政宗くんがいいなら、一緒にうちに住まへんか?」

 

「え?……」

 

 よし来た。

 

「いいのか?」

 

「ええよ、政宗くんなら別に」

 

「そうか……」

 

 現在はやては車椅子に座っており、俺より目線が低いのだ。

 

 それで俺の顔を見ているということは当然上目遣いとなる。

 

 正直に言おう、破壊力抜群だった……萌え死にそう……

 

「それじゃあ、お言葉に甘えて」

 

「はい♪ これからよろしくお願いします♪」

 

 はやては満面の笑顔になった。

 

 そんなに喜んでくれるとは思っていなかったので嬉しかった。

 

「それじゃあ、一度家に戻ろう。政宗くんの部屋や準備もせなあかんしな♪」

 

「そうだね、案内してくれる?」

 

「ええよー♪」

 

 俺が車椅子の取っ手を持って車椅子を押す。

 

 はやての案内ではやての自宅に向かった。

 

 はやては家に帰るまでずっとご機嫌だった。

 

 俺が居なかった頃の話もしてくれて、その間に俺以外の友達もできたらしい。

 

 当然、アタッシュケースのことも聞かれたがうまく誤魔化して事なきを得た。

 

 こうして俺は当初の目的通り、八神家の居候となることができた。




はやての政宗への好感度は高めになってます。

前回まとめてなかった正宗もこの世界での設定をまとめます。

一部は省きます。

十六夜政宗

年齢:11歳 既に大学を飛び級で卒業済み。

身長は平均よりやや高めで黒髪の黒目。

色白だが不健康は感じさせない程度の色合いで日本人って感じの顔立ちの男。

経歴

五歳の頃に両親が他界し母方の祖母に預けられる。

はやてとは6歳の頃に出会って友達になる。

7歳の頃に父方の家の決定で海外に留学し海鳴を離れる。

10歳の頃に大学までのカリキュラムを終了させて卒業。

同じく十歳の頃に祖母が他界し孤独の身に。

11歳現在で海鳴に戻り、はやてに出会う。←今ここ

って感じです。

不明瞭な部分は今後明かされます。

それでは、また。

次回予告

原作開始が近づく中、俺はとあることに気づく。

「あれ、このままじゃ原作の始まる道がわからなくね?」

明かされる衝撃の真実。

再び出現する神。

渡される新装備。

次回 process2 新装備!『バグヴァイザードライ』

この作品の結末について自分の中ではいくつか候補があるのですが、どれが見たいですか? ぜひご協力ください。

  • 政宗消滅END(一応正史)
  • 政宗完全勝利END(現在構想とは真逆)
  • 政宗改心END(自分的にはなし)
  • 作者にお任せ(高確率で消滅END)
  • 消滅と完全勝利
  • 消滅と改心
  • 完全勝利と改心
  • 全部見たい

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。