艦隊これくしょん ‐NextArea‐   作:セルラ

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今日で3本投稿!

第七話デス!

前回のあらすじ!

深海棲艦VS化物


第七話  (仲間)

何処だ・・・ここは・・・

 

暗い・・・何も見えない・・・

 

憎いなぁ・・・吹雪を傷つけた深海棲艦達が

 

憎いなぁ・・・皆を殺した深海棲艦が

 

 

 

 

アハハ!一人しかいないのにこんな事言って悲しくなってきたよ

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば・・・出撃してからもう数時間が経過したんだよな・・・

 

『オナカ・・・スイタナ』

 

そう、お腹がすいた。カレーライスは食べたけども

 

 

 

 

 

何か・・・食べるもの・・・ないかな?

 

 

 

 

 

 

 

ここに来てどれくらいたったんだろうか・・・時計もないし確認しようがないね

 

そういえば吹雪は・・・大丈夫かな?

 

大破してたし・・・ちゃんと撤退できたかな・・・?

 

??「オマエハ・・・カンムスガキライデハナイノカ・・・?」

 

俺は艦娘が嫌いだ・・・でもな・・・

 

アイツは『艦娘』じゃない・・・一緒に戦ってくれる『仲間だ』

 

だからあいつは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の大事な仲間だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

??「・・・・・・・・・・ソウカ」

 

 

なぁ・・・ところでお前は一体・・・?

 

          そう聞こうとした時だった・・・突如光が差し込んだ

 

何だ・・・この光は・・・?

 

          そのまま・・・提督はその光に呑まれた

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

提督「・・・ここは・・・?」

 

見慣れない天井だった

 

自身の体を確認すると・・・包帯が巻かれていた

 

提督(何かの夢を見ていたような気がするんだが…気のせいか?)

 

提督が疑問に思っていると・・・何かの視線を感じ取った

 

提督「誰だ?そこにいるのは」

 

??「ヒッ!?て、提督が目を覚ましました!」

 

誰かの声の直後に

 

吹雪「司令官!目が、覚めたんですね!」

 

と言って吹雪が抱き着いてきた

 

提督「ふ、吹雪!?無事だったんだな!」

 

吹雪「もちろんです!

  司令官こそ・・・無茶して・・・心配したんですからね!」

 

そう言って吹雪はより抱き着いてきた

 

提督「ふ、吹雪・・・ちょっと苦しい・・・」

 

吹雪「あっ!すみません!」

 

提督「いいんだ、心配してくれたのは嬉しいから

  それよりも、俺は何時間寝ていたんだ?」

 

吹雪「えっと・・・およそ一週間くらいですね」

 

提督「何だそれくらいかー」ハッハッハ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

提督「はい!?え?一週間!?」

 

吹雪「はい、そうですよ?だから心配で心配で・・・」

 

提督「ちょっと待って、書類とかはどうした!?

  あと妖精さんは?それから・・・」

 

??「心配ないっぽい!提督さん!」

 

提督は突如現れた声に驚いた

 

提督「・・・えっと・・・この子は?」

 

夕立「私は夕立!よろしくね!」

 

提督「あ、ああ・・・よろしくな」

 

提督「何で夕立?がここに?ウチの鎮守府にいたっけ・・・?」

 

吹雪「一週間前の出撃で仲間になってくれました!」

 

提督「そ、そうか・・・

  いや、船を撃たれてそのまま意識を失ってしまったからな・・・

  覚えてないんだ・・・すまないね、夕立」

 

夕立「そんな事はないっぽい!むしろありがとう!」

 

提督「??何で俺感謝されるんだ?」

 

夕立「それより書類とかなんだけど・・・全部吹雪が処理してたっぽい!」

 

提督「そうなのか?吹雪?」

 

吹雪「えっ!?いや、その・・・」

 

提督「ありがとうな、吹雪」ナデナデ

 

吹雪「!?///」

 

夕立「あっ!吹雪だけずるいっぽい!夕立も~」

 

そうして提督は二人の頭を撫でた

 

ーーーーーーーー2時間後ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

15:00

 

 

 

 

吹雪「そういえば司令官、大本営から手紙が届いてますよ?」

 

提督「ええ・・・マジか

  どれどれ・・・」

 

『大本営へとお越しいただきたい。可能な限り素早く頼みたい』

 

提督は驚いた・・・大本営がこんな手紙を送ってきたからだ

 

提督「・・・吹雪!ちょっと来てもらえるか?」

 

吹雪「はい?何でしょうか?」

 

提督は吹雪に説明した

 

今から自分が大本営に行くこと

 

その間吹雪に提督代理を任せること

 

吹雪は不安そうな顔をして

 

吹雪「私に出来るでしょうか?」

 

と尋ねた

 

提督「何、お前ならできるさ

  困ったときは夕立にも手伝ってもらえばいい」

  お前は・・・俺にとっての大切な仲間だからな!」

 

吹雪「!!分かりました!私、頑張らせていただきます!」

 

提督「ハハッ、その意気だよ」

 

提督は笑顔になった

 

吹雪は安心した

 

だが、同時に嫌な予感もしていた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

提督「じゃ、行ってくるよ。お留守番頼んだよ」

 

夕立「行ってらっしゃい!」

 

吹雪「気を付けてくださいね~!」

 

提督「おう!もちろんだ!

  俺が帰ってきたら他の艦娘の紹介も頼むぞー!」

 

吹雪&夕立「「了解です(っぽい)!」」

 

そう言って手を振りながら提督を見送った

 

夕立「・・・吹雪、あの事は提督さんに言ったの?」

 

吹雪「・・・言えるわけないよ・・・あんなこと言ったらきっと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   司令官が壊れてしまうよ・・・」

 

                           ~続く~




さて、どうでしたか?

無事に目覚めた提督

しかし、新人にもかかわらずいきなり大本営へと呼び出されてしまいました!

どうなってしまうのでしょうか!?

※提督視点は多分書きません(殴)


次回もお楽しみに!

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