艦隊これくしょん ‐NextArea‐   作:セルラ

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四話目です!

今回はどのようになってしまうのでしょうか!?

タイトルでネタバレ?先言いましょう!

タイトルは適当だと!(殴)

前回のあらすじ!

カレーライスは正義!


第四話  (不幸)

ここは鎮守府近海

 

作戦開始から既に1時間は過ぎていた

 

提督の乗っている船には少しだが資源が乗っていた

 

この資源は何処からか湧いてきたものだ

 

正直、あって困らないが驚いている

 

そんな中でも提督は冷静に状況の確認を始めた

 

提督「吹雪、周囲の状況はどうだい?」

 

吹雪「特に問題はありません。強いて言うならば何故か資源が落ちています」

 

提督「資源・・・?こんなところには落ちていないはずだ・・・

  しかもまるで誘導するように落ちているな」

 

吹雪「どうしますか?司令官」

 

提督は悩んだ・・・もしかしたら罠かも知れない

 

 

提督(正直危険な気もするが・・・奴ら・・・特にこの辺りの深海棲艦に

  このようなことをする知識があるとは思えない・・・)

 

提督「よし、それを追いかけてみようか」

 

吹雪「了解ですが・・・本当に大丈夫でしょうか?」

 

提督「何、こんな事は深海棲艦にはできないさ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

提督「あれは・・・島か?」

 

吹雪「そうですね、あれは島です

  さらに誰か手を振ってますね」

 

資源の後を追った提督たちは無人島に着いた

 

二人は驚いた・・・こんな近くに大きな島があることに

 

そんな中誰かが手を振っていると聞いた提督は

 

持ってきた双眼鏡で誰なのかを確認した

 

提督「どれ・・・!?

  あれは、妖精さん!?」

 

吹雪「え!?どうしてこんなところに?」

 

タスケテクダサイ!

 

提督「吹雪!行くぞ!」

 

 

提督と吹雪は船を進め、妖精のいる島へと無事に着いた

 

提督「妖精さん、どうしてこんなところに?」

 

シンカイセイカンニサラワレテシマッタノデス

 

提督&吹雪「「なっ!?」」

 

二人はそのことを妖精から聞いて驚愕した

 

妖精が攫われる事態異常なのだ

 

吹雪は完全に慌てていた・・・が提督は

 

提督「その攫った深海棲艦は何処に行ったんだい?」

 

と尋ねた。しかし

 

提督は落ち着いた表情だったが声が震えていた

 

まるで何かに怯えるように

 

イマハシンカイニイルトオモイマス

 

提督「・・・分かった。今のうちに逃げよう!」

 

ワカリマシター!ミンナ!イクヨー!

ハーイ リョウカイデース オイテカナイデ―!

 

 

提督「・・・よし!皆いるね?」

 

総勢約10人の妖精たちは声を揃えて

 

ダイジョウブデース!

 

と言った

 

吹雪「準備できましたか?」

 

提督「・・・吹雪、この船の護衛、頼んだよ」

 

吹雪「はい!任せてください!」

 

吹雪は無傷だ

 

深海棲艦に一隻も会ってないからだ

 

吹雪(フフン、私はまだ無傷だから何が来ても問題ないわ!)

 

一方その頃、提督は

 

フネノソウジュウハマカセテクダサイ!

 

提督「いや、でも君達は疲れてるんじゃ・・・」

 

ダイジョウダ!モンダイナイ!

 

提督「それってフラグっていうんだよ?分かるよね!?」

 

マカセテ・・・モラエマセンカ?(ウルウル)

 

提督「うっ・・・分かった。任せるよ

  ただし吹雪に付いていくこと、分かった?」

 

ハイ!

 

アッソウダ!ハイコレ!

 

提督「・・・何だこれは?

  えっと・・・日本刀・・・かな?」

 

ハイ!ソウデス!カタナヅクリノスキナコガイルンデスヨ!

 

コレハソノコカラノオクリモノデス!

 

ゼヒゴシンヨウニト!

 

そう言って渡されたのは日本刀のようなものだった

 

形状は日本刀だが・・・いざ鞘から抜いてみると瞬間的に形が崩れた

 

提督「・・・何で形が崩れたんだい?」

 

エッ!?ナ、ナンデデショウ?

 

提督「開発した方も分からないのか・・・うーん」

 

デモキットダイジョウブデスヨ!

 

提督「そ、そうか・・・ありがとうね、大切にするよ」

 

ウレシイデス!

 

と、その時

 

吹雪「司令官!敵艦を確認しました!

  でも・・・そんな・・・嘘・・・でしょ?」

 

その声は焦りと震えが混ざっていた

 

提督「何!?数はどれだけいる!?」

 

吹雪「駆逐が3隻と軽巡3隻・・・いずれもflagshipです!」

 

提督「馬鹿な!?何故flagshipがこんな海域に!?」

 

吹雪「分かりません・・・ですが明らかに敵対しています!」

 

提督「下がれ!撤退しろ!」

 

吹雪「で、出来ません!不可能です!

  後ろにも敵が・・・キャァ!」

 

提督「どうした!?吹雪!」

 

吹雪「被弾・・・しました・・・

  ですがきっと中破です!まだやれます!」

 

提督「妖精さん!今すぐ吹雪のもとへ!」

 

エ?デスガキケン・・・

 

提督「いいから急いで!早く!」

 

ワ、ワカリマシタ!

 

そう言うと妖精たちは急いで航路の変更をした

 

提督(間に合ってくれよ・・・絶対に死ぬなよ・・・吹雪!)

 

何か嫌な予感を感じつつ船を進めた

 

                               ~続く~




次回、いよいよ鎮守府近海戦です

こちらの状況を書いておきますね

提督(人間)、妖精(10人程度)、吹雪(艦娘)Lv1

一方敵は

駆逐ロ級×2(flagship)、駆逐イ級×1(flagship)

軽巡ホ級×2(flagship)、軽巡へ級×1(flagship)

・・・はい、撤退すら困難ですね。てか勝ち目あるんでしょうか?

この絶望的な状況からどうしていくのでしょうか!?

次回も読んでいただけると嬉しいです!

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