艦隊これくしょん ‐NextArea‐   作:セルラ

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いよいよ十話目です!

今回はいよいよ2度目の出撃です

前回のあらすじ!はないです。ハイ。


第十話 (鎮守府近海攻略作戦)

金剛「行ってくるネー!」

 

赤城「帰ってきたらボーキサイトよろしくね♪」

 

電(またボーキサイトが減るのです・・・)

 

吹雪「それでは皆さん、気を付けて下さいね!」

 

天龍「よっしゃあ!出撃だ!」

 

龍田「天龍ちゃん?無理に攻撃を仕掛けたらいけないからね~?」

 

天龍「わ、分かってるよ!」

 

龍田「雷ちゃん?無茶し始めたら止めてあげてね~?」

 

雷「もちろんよ!この雷様に任せなさい!」

 

吹雪「緊張感がないですね・・・(困惑)」

 

金剛「緊張するのはBadネー!」

 

夕立「そうそう!緊張し過ぎるのはよくないっぽい!」

 

吹雪「・・・そうね、確かにその通りだわ」

 

吹雪は笑って言った

 

吹雪『第一艦隊出撃してください!』

 

第一艦隊「「「「「「了解(なのです)!」」」」」」

 

そう言って第一艦隊は出撃した

 

吹雪「・・・行ったね、無事に帰ってきてほしいな」

 

フブキサン、オテガミデス!

 

一人の妖精が手紙を持ってきた

 

吹雪「ありがとう、妖精さん

  どれどれ・・・えっ!?」

 

吹雪はその手紙を見て驚いた

 

吹雪「・・・そうだったのね・・・なら彼女達も危険ね

  どうしよう・・・」

 

吹雪はそう呟いたのであった

 

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金剛たちは鎮守府正面海域

 

通称1-1のA地点に到着していた

 

 

天龍「・・・敵艦の姿は見えるか?」

 

電「見えないのです!」

 

金剛「ウーン・・・赤城!何か見えましたカ?」

 

赤城「いえ全く・・・むしろ平和過ぎて怪しいくらいです」

 

金剛「ソウデスカ・・・」

 

と、金剛が言った時だった

 

何かが射出された音を雷は見逃さなかった

 

雷「!?攻撃されたわ!きっと潜水艦よ!気を付けて!」

 

金剛「了解ネー!皆、単横型に陣形をChangeしてネー!」

 

一同「「「「「了解(なのです)!」」」」」

 

素早く金剛たちは単横型に陣形を変え

 

そのまま攻撃を回避するために横へと移動した

 

距離があったため余裕で回避できた

 

金剛「雷!狙えマスか?」

 

雷「もちろんよ!電、夕立、手伝って!」

 

夕立&電「「分かったのです(っぽい)!」」

 

天龍「おい!俺も潜水艦なら狙えるぞ!?」

 

夕立「天龍は追撃を警戒してほしいっぽい!」

 

なぜこんなに彼女らが素早い指揮をとれるのか

 

それは出撃こそなかったものの遠征、そして演習をコツコツ行ったからである

 

雷「見つけたわ!攻撃するわよ!二人ともついてきて!」

 

雷は潜水艦の位置を把握することに成功した

 

夕立「でもどうしたらいいの?私達は魚雷しか持ってきてないし・・・」

 

電「対潜装備の爆雷は置いてきているのです」

 

雷「私に任せなさい!この時の為に爆雷だけは装備しているのよ!」

 

二人「「おおー!」」

 

電「・・・でもそれって装備を変えてないだけなのでは・・・?」

 

雷「細かい事はいいの!それっ!」

 

そう言って雷は爆雷を投下した

 

潜水艦が次弾を装填していたので発見が遅れてしまった

 

結果、潜水艦は攻撃を受け大破

 

雷「これで問題はないみたいね、無力化も出来たみたいだし」

 

電「凄いのです!」

 

雷「これくらい当たり前よ!

 金剛さん!無力化に成功しましたよー!」

 

金剛「了解ネー!このまま進撃スルネ!」

 

赤城「・・・どうしてこんなところまで潜水艦が・・・?

  普通はこんなところにはいないはずなんですが・・・」

 

金剛「今は深く考えない方がいいネ。作戦達成が先デス!」

 

そして彼女達は進んでいった

 

しかし進んでいくにつれて方向感覚が鈍くなっていった

 

電「次はどう進めばいいのです?」

 

雷「困ったときは羅針盤よ!」

 

と言って羅針盤を取り出した

 

羅針盤を妖精さんに回してもらった結果・・・示しだされた方向は『北東』だった

 

赤城「この方向は・・・『鉄底海峡』ですね・・・」

 

金剛「oh…結構遠くまで来てしまったネ・・・」

 

赤城「ええ、そうですね・・・

  ですが鉄底海峡は数年前の奪還作戦で取り戻したはずなので安心ですね」

 

そう、この海域は数年前の作戦により奪還することに成功していた

 

被害こそ甚大だったがそれでも人類にとっては大きな一歩だった

 

天龍「ここがあの鉄底海峡か・・・以外に近いんだな!」

 

電「ちょっと見ていきたいのです!」

 

雷「私も見ていきたいかも!」

 

赤城「そうですね・・・ちょっと寄っていきましょうか

  あればボーキサイトも・・・」

 

そう言って彼女達は鉄底海峡海域へと踏み込んだ

 

・・・それが誤った選択だったとは知らずに・・・

 

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大本営『対深海棲艦研究室』

 

 

研究員A「彩電大将殿、少しお話が」

 

彩電大将(以下、彩電)「何か用かね?」

 

研究員A「例の個体ですが・・・試験段階まで完成しました」

 

彩電「そうか・・・分かった。『鉄底海峡』で試験を行え。可能であれば深海棲艦を殲滅せよ。

  それと『アレ』はどうなった?」

 

研究員A「極度の精神崩壊、両腕の破損、さらには嘔吐などあまり健康的ではないみたいです

    ですが肉体には特に異常はありませんでした」

 

彩電「そうか・・・『アレ』は問題ないみたいだな」

 

研究員A「どうしましょうか?処分しますか?」

 

彩電「いや、いつものを使え。暴走し始めた場合は」

 

研究員A「洗脳、または睡眠ガスですね。分かっています」

 

彩電「そうか、それは何よりだ」

 

その時だった

 

アガアアアアアアアアアァァァ!?

 

何かの悲鳴が聞こえた。その声は人間ではなかった

 

だがその声は悲しみ、怒り、憎悪などの感情が混ざったものだった

 

 

 

彩電「・・・五月蝿いな、睡眠ガスで鎮静化しろ」

 

研究員A「分かりました。」

 

数分後、その声がピタリとやんだ

 

彩電「フッフッフ・・・これが国に承認されればより深海棲艦を殲滅できる」

 

彩電は何を考えているのか・・・それは誰にもわからない・・・

 

                                     ~続く~




誰か戦闘の描写のコツを教えてください()

やっぱりもう少しナレーションを増やすべきですね・・・

次回もお楽しみに!

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