比企谷八幡「ここがしあわせ島か…」   作:凡人?

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─初めてのもっふもふ─

試合後

 

八幡はこれまでの疲れを癒しにリフレッシュ小屋なるものに向かっていた。

 

「ここがリフレッシュ小屋か。さてどうしようかな」

 

さおりちゃん人形と過ごす。

ヤギと過ごす。←

 

もちろんヤギと過ごすにに決まっているだろうに。

 

………。

 

 

11日目

 

倉刈さんが俺の体調を心配してくれた。そりゃ体調が悪くなってしまえばお払い箱だしな。心配するわな

 

途中、倉刈さんがなぜこの島に来たのか尋ねた

 

「いやぁ、お恥ずかしい話でね。」

 

「娘ね……大学に受かったんですよ。」

 

「良かったじゃないですか」

 

「でもね、大学に行かせるのにはお金がかかるんですよ。」

 

「大学ってそんなにお金がかかるもんなんですか?」

 

俺が行く予定の大学は私立とはいえ、そこまで馬鹿みたいに金がかかるとは思えなかった。

 

「いや、医学部なんですよ。医者になりたいらしいんですよ。最低でも1千万かかるんです。お金のせいで娘の将来をダメにしたくはないでしょ?出来るんです。出来る子だから余計に…。」

 

「娘さんにはなんて言ってここに?」

 

「いえ、別に…。」

 

「何も言ってないんですか!?」

 

「えぇ、でも良くしてくれる人が周りにいますから。」

 

「そんな……いいんですか?そんなので。」

 

「仕方がないじゃないですか。でもやっぱりしっかり話しとくべきでしたかねぇ。」

 

……過ぎた問題は難しいものだ。

 

 

13日目

 

ほかの収容者がランニングをしていた。戸塚が言うには、あのチームは短距離走の選手らしい。他にもマラソン、重量挙げなど色々なスポーツをやっているらしい。

 

「なんだか、運動の基礎能力を見る種目ばかりだな」

 

そんなことを言っていると少し細めの男が話しかけてきた。

 

「オイオイ、おかしなこと言うなよ。俺は重量挙げだが。力だけじゃなく、技術やタイミングなんかも必要なんだぞ。」

 

「あ、すいません。そういうつもりでは無くて…。」

 

「ま、お前ら野球班は良いよな。一軍に入れば対外試合ばかりで、島の作業なんかしなくていいもんな。ほかの班には試合なんかないんだぜ?」

 

「でも、成績が良ければペラが貰えるんでしょ。」

 

「まぁな、お陰で150キロなんてまで挙げられるようになっちまったぜ。」

 

「ええ!あなたが!?」

 

「あの…以前は重量挙げの選手かなんかだったんですか?」

 

「いんや、この島に来てから始めたんだけどな。おっと、作業に戻らないとな。」

 

そう言い。元の作業に戻っていってしまった

 

(いくらなんでも、あの体格でその成績はおかしいぞ?)

 

次回に続く…。




どうやらこの島には秘密がありそうですね(棒)

ちなみにこの小説はある動画を参考にしています。それだけです

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